ラブバレット、クラスターCへの道は栗駒賞から

 7月1日、水沢競馬のメインレースは、AKT秋田テレビ杯、第30回栗駒賞(M3)です。このレースは岩鷲賞(7月15日、盛岡1200m)のトライアルレース。そして岩鷲賞はクラスターカップJpnIII(8月15日、盛岡1200m)のステップレースになります。

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 6月30日の水沢競馬は突然の大雨で第7レース以降が取り止めとなり、馬場状態が気になるところですが、第1レースから馬場「重」でスタートしています。(画像は6月30日の開催取り止めが決まる直前頃)


 波乱含みの一日になりそうですが、栗駒賞の中心はとにかくラブバレット(山本聡哉騎手)。
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 北海道スプリントカップは、一旦抜け出しそうなシーンもありましたが、テーオーヘリオスの強襲がありクビ差の2着。グレードレース3回目の2着で、タイトル獲得まであと一歩という状態が続いています。それでもレース後まもなく調教は再開されており、遠征を全く苦にしなくなっています。ここから岩鷲賞、クラスターカップのローテーションは例年通りであり、岩鷲賞、栗駒賞のダブル重賞3連覇の可能性はかなり高いといえるでしょう。



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 問題は相手探しであり、先の早池峰スーパースプリント出走馬が並びますが、そのレースで最後方からイン強襲を決めたのがナムラバイオレット(田嶋厩務員、実戦は関本騎手)。元々短距離適性はあるようでしたが、道中最後方からの追い込みを想像した人はまずいなかったでしょう。小回りコースの1400mでどういう戦法にでるのか。しかもそれで馬券対象になるのかどうか全く見当がつきません。



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 早池峰スーパースプリント2着で復権ムードなのがメイショウオセアン(坂口騎手)。前々走で盛岡コースに不安を感じていたのですが、あわや抜け出しという好内容でした。これまでのレースを見る限り水沢コースの方が内容が良く、しかも4勝している1400mは最も力の出せる条件といえます。



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 タイセイファントム(高松騎手、実戦は山本政聡騎手)は前走が岩手転入後初の崩れになりましたが、それでも0.6秒差。早池峰スーパースプリントが乱戦の結果だったと決めつけてしまえば、参考外としてそれ以前の評価に立ち戻ることも作戦としてあるでしょう。



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 オースミチャド(板垣調教師、実戦は高松騎手)は、相変わらず攻め馬快走。高いスピード能力を持っていると思えます。これまでベストの条件は芝1200m辺りと推察しますが、雨によりいつもより軽くなった馬場がプラスになる可能性があります。



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 昨年の3歳二冠馬キングジャガー(小林騎手、実戦は斎藤騎手)は今季短距離路線に転じていますが、こちらは極端に速い時計勝負よりも、小回りの1400mの方が合うように思えます。



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  1. 2018/07/01(日) 13:07:46|
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JRA巴賞にサンエイゴールドが挑戦!

 7月1日のJRA函館競馬メインレース、巴賞(芝1800m)に水沢からサンエイゴールドが挑戦します。


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 6月27日の追い切り日(冨澤厩務員、実戦はJRA松岡騎手)


 今季のサンエイゴールドは芝だけに目標を絞り、5月21日のOROターフ特別からスタート。転入馬エイシンエルヴィンの大駆けに4馬身差の完敗を喫しましたが、距離が延びた準重賞かきつばた賞では逆に5馬身差の圧勝。芝中長距離ナンバーワンの位置が揺るぎないことを示しました。昨年はここからせきれい賞へ直行でしたが、巴賞がちょうど良い時期にあることから遠征となりました。

 サンエイゴールドのJRA挑戦は5回目。JRA認定馬の枠で2、3歳時は出走レースがありましたが、古馬になってから地方所属馬が出走できる芝レースはJRAのGI、GIステップレースか「指定」レースのみ。筆者の調べたところでは巴賞のほか、福島テレビオープン(7月22日、福島1800m)、札幌日経オープン(8月4日、札幌2600m)、朱鷺S(8月26日、新潟1400m)、小倉日経オープン(8月26日、小倉1800m)がGIに関係のないオープンレースです。ただ、このあとはせきれい賞(M2)が7月29日、桂樹杯が8月15日にあるだけにローテーションが難しくなります。岩手競馬の芝トップクラスにはぜひ挑戦してもらいたいレースだけに、こういう時期には水沢開催を当てるなどしてスケジュールの調整をしてもらいたいものです。

 一番出走しやすいのが朱鷺ステークスですが、岩手からはトーセンザオーが2009年の8月に朱鷺ステークスに挑戦しています。山本聡哉騎手のJRA初挑戦でした。

 実はサンエイゴールドは全9勝が全て盛岡の芝。右回りの経験が少なく、久々に出走した北上川大賞典は大敗もいいところの4.7秒差9着でしたが、中山の寒竹賞に出走した際騎乗した松岡正海騎手がそれ以来の騎乗となりました。3歳秋の挑戦時は1000万クラスでカベにはね返されましたが、5歳となって今度はオープン挑戦でどこまで善戦できるか。おそらく地方ファンの注目はホッカイドウのハッピーグリンなのでしょうが、岩手からもサンエイゴールドが出走しますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。



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  1. 2018/06/29(金) 16:58:45|
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6月30日水沢競馬、新馬戦の出走馬紹介

 6月30日の水沢競馬は、第3レースでファーストステップ競走(2歳新馬戦)が行われます。ここへの出走馬を紹介します.今回は出走5頭が全て水沢所属馬です。



リュウノボレロ
 リュウノボレロ(坂口騎手)は父ワイルドラッシュ、母パーフェクトレディ(母父タニノギムレット)。姉に南関東3勝現役マズルクリエイター、兄に南関東2勝バイヨネット、姉に南関東4戦2勝の3歳馬ログハウスといずれも現役で活躍中。叔父にオパールカップ、はまなす賞やまびこ賞と芝、ダート双方の重賞を勝ち、最優秀3歳馬と最優秀ターフホースのダブル受賞となったハカタドンタク、叔母に大井所属で留守杯日高賞を勝ったコパノバウンシ、若鮎賞を勝ったキモンイーグルと岩手での活躍馬が並びます。門別で能力検査を受けてから水沢へ転入しました。



サンエイロイヤル
 サンエイロイヤル(高松騎手、実戦は村上騎手)は父カネヒキリ、母トスカーナ(母父メディシアン)でサマーセールの取引馬。母はJRA1勝。姉キャンティは佐賀3勝、大井3勝、姉ティーズロワールは門別で新馬勝ち、大井で1勝し、いずれも現役で活躍中。叔父にJRA3勝のマイネルパラディがいます。



ピンクモスク
 ピンクモスク(高松騎手)は父ヴァーミリアン、母ワイルドシンガー(母父ワイルドラッシュ)でサマーセールの取引馬。1つ上の兄に大井で新馬を勝ったソングバトラー、叔母に東日本大震災復興支援競走を勝ち、荒尾レディース特別5着のカシノミッキーがいます。



サンエイムサシ
 サンエイムサシ(菅原俊吏騎手)は父シニスターミニスター、母ガイーヌ(母父デュランダル)でサマーセールの取引馬。兄に新馬戦でサンエイリシャールを下したサンエイミラクル、名古屋3勝、先の東海ダービー6着のクラリテディーオがいます。叔母にヴァレンティーア、カレンスフィーダ、ワタシノロザリオとJRAでの勝ち馬が並びます。



マリーグレイス
 マリーグレイス(小林騎手)は父ゼンノロブロイ、母サクセスマリ(母父キングカメハメハ)でサマーセールの取引馬。兄弟にこれといった活躍馬はいませんが、母の兄にJRAデビューから大井へ移籍して東京ダービーを勝ち、JRAに戻って春の天皇賞4着など、芝ダート両面で活躍したマカニビスティー。母の弟にすずらん賞や笠松のくろゆり賞を勝ったヴェリイブライト、JRA3勝、船橋へ移籍して先の短夜賞など4勝のディアブルーダーがいます。



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  1. 2018/06/28(木) 16:52:37|
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エンパイアペガサスがみちのく大賞典連覇!

 6月17日に水沢競馬場で行われた、東北農政局長賞典、社台スタリオンステーション協賛、一條記念、第46回みちのく大賞典(M1)(ハービンジャー賞)は1番人気のエンパイアペガサスが優勝。昨年に続き連覇を達成しました。



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 この日の水沢は逃げ馬が11レース中9レースまで2連対と傾向が一変、2000mにしては出入りの激しい展開に。3コーナーで先頭に立ったグランウブロ(黄帽、高松騎手)に、絶妙のタイミングで仕掛けたチェリーピッカー(桃帽、山本聡哉騎手)が並びかける。2番枠で終始窮屈な展開を強いられたエンパイアペガサス(黒帽、菅原俊吏騎手)が4コーナーで外に出して追撃。大外がコミュニティ(赤帽、山本政聡騎手)。



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 馬群を捌いてからエンパイアペガサスの脚が違う



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 あっという間に後続を突き放して3馬身差でゴール、5つめの「M1」タイトルです。



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  1. 2018/06/19(火) 20:27:52|
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みちのく大賞典連覇へエンパイアペガサス万全!

 6月17日、水沢競馬のメインレースは、東北農政局長賞典、社台スタリオンステーション協賛、一條記念、第46回みちのく大賞典(M1)(ハービンジャー賞)です。岩手競馬、シーズン前半の古馬最高のタイトルを、2000mで争います。シアンモア記念快勝のベンテンコゾウは当時みちのく大賞典を次走にという話でしたが、結局早めに夏休みに入り、青藍賞を目標に調整される模様です。


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 昨年の覇者エンパイアペガサス(佐藤厩務員、実戦は菅原俊吏騎手)が連覇を狙って登場します。浦和と所属地を何度も変えながらですが、1年ごとに大きなタイトルを積み上げ、今年は笠松のオグリキャップ記念を大差で勝って水沢に凱旋しました。みちのく大賞典へ転入馬の出走資格が「転入後1出走以上」ということから、前開催の初夏特別を走って中1週になった点は気になりますが、相手関係よりも自身の態勢を整えられればという気持ちで実戦へ挑みます。このあとはいよいよグレードレース出走プランも考えられるだけに、強い勝ち方で突破したいところでしょう。



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 チェリーピッカー(山本聡哉騎手)は一昨年、昨年と快進撃を続けましたが、さすがに南部杯JpnI出走あたりから疲れを感じさせ、数字を落としました。しかし前走のあすなろ賞ではグランウブロから2馬身半差の2着と復調。初の2000m戦という点は課題になりそうですが、前走後さらに状態面が上がっているように思えるだけに十分期待できるでしょう。



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  1. 2018/06/16(土) 21:47:20|
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