ダービートライアル、やまびこ賞

 開催は盛岡へ移り、一週目は5月2日から5日までの4日間連続開催。京都で天皇賞が行われる3日には、全12レース立ての第10レースで、兼平製麺所杯第28回やまびこ賞が行われます。3歳馬による重賞競走で、距離は全馬初めての1800m。6月1日に控える岩手ダービー・ダイヤモンドカップのトライアル(3着まで優先出走権)になります。

 中心になるのはスペクトルで問題なし。スプリングカップ2着、前走3歳A級戦圧勝で、ここまで11戦して6勝2着4回とほとんどパーフェクト。「本年度収得賞金200万円毎に1kg加重」という、ほとんど意味をなさない別定重量(スプリングカップ優勝が150万)で負担重量は他馬と同じ56kg(牝馬54kg)。前走で59kgを背負って7馬身ぶっちぎり、そこからさほど相手強化感がないのでは、ケチをつける材料が見当たりません。何かあるとすれば初めての1800mですが、山本政聡騎手もこれからの距離延長を意識したレースをするでしょうし、大目標のダイヤモンドカップ(2000m)を前に無様なレースはできません。従ってレースの焦点は「相手捜し」。もしスペクトルがまたもぶっちぎってしまったりすれば、2番手以降がもつれるかもしれません。


カミングオブエイジ
 カミングオブエイジ(菊地騎手、実戦は関本騎手)は門別、名古屋で各1勝して水沢へ移籍。昨年門別開幕日のスーパーフレッシュチャレンジで1番人気となり、フィーリンググーの2着。フィーリンググーがエーデルワイス賞JpnIII4着を筆頭に重賞路線で大活躍していることを考えれば、むしろ伸び悩みが不思議な程とも思えます。スプリングカップ5着がトーホクライデン(4着)から0.4秒なら、割り込みの資格ありと考えます。


マックスキュア
 マックスキュア(阿部騎手)は前走道中最後方、バックからの捲り追い込みがズバリと決まり転入後初勝利。こちらは門別で2勝していますが、岩手5戦目で一変しました。どうにもスタートの悪さがネックになりますが、この戦法と割り切っても1800mなら再度届く可能性があるのではないでしょうか。ただし370kg前後の細身だけに、輸送競馬となる分の不安は考えなければならないでしょう。母クルセイズはOROカップでボスアミーゴやコスモヴァシュランを倒して優勝。フェアリーカップ(当時特別)でサイレントエクセルを下した一戦も印象的です。岩手競馬内での重賞親子制覇はメイセイオペラ=ジュリア、カネショウエリートやトーホウエンペラー=トーホウノゾミなど父子制覇で記憶がありますが、もし母子制覇となるとちょっと珍しいかもしれません(ジュリア=ステージアートが入着しています)。


シーキングザライト
 シーキングザライト(小林騎手、実戦は高橋騎手)はJRAから転入後連勝。特に2勝目は後続に9馬身差の圧勝となり、この結果を経て前開催を開けて重賞挑戦となりました。底を見せていないという点で大きな魅力が感じられます。


ラッシュボール
 ラッシュボール(菅原勲調教師、実戦は村上騎手)は転入後昨冬に連勝しましたが、4月の今季初戦は3着止まりでそこからの巻き返し。「距離の不安はない」という菅原勲調教師の言葉からも意気込みが感じられます。先のシーキングザライトとラッシュボールは現時点では3歳B2級、格上へ挑戦してきたという点に着目が必要です。ダービーの権利取りという意味もあるでしょう。


ユアーシャイン
 ユアーシャインは北海道−金沢−船橋−金沢を経ての転入ですが、前走JRAとの交流戦4着はJRA所属馬4頭に先着を果たしています。兵庫から期間限定騎乗の松本剛志騎手は、今週盛岡初騎乗ですが、早くも勝ち星をあげており重賞競走にも登場します。




ロールボヌール
 ロールボヌール(田嶋厩務員)はやまびこ賞に登録がありませんでしたが、軽く時計を出してきました。次開催を使って岩手ダービー・ダイヤモンドカップへ向かいそうです。


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  1. 2015/05/02(土) 17:45:00|
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