シーズンを締めくくるトウケイニセイ記念を分析する

 岩手競馬の冬シーズン最終日となる1月13日水沢競馬のメインレースは、東京スポーツ新聞社杯第14回トウケイニセイ記念。従来は最終週といえば新春杯白嶺賞でしたが、近年はこのレースが定着しています。

 距離は1600mですが、シーズン最後ということもあり、絆カップ−栗駒賞−白嶺賞というマイル以下の路線を走ってきた馬だけでなく、北上川大賞典や桐花賞組も参入。昨年は桐花賞出走馬は1頭だけ(それでも大波乱)でしたが、今年は6頭が出走しています。
 軸は水沢巧者のドリームクラフト(盛岡)、昨春岩手に転入してから15戦4勝2着3回ですが、うち水沢で(4−2−0−2)と好成績が集中。岩鷲賞、栗駒賞、白嶺賞と3重賞を勝っています。体調面や馬場状態の急変がない限り、大きな崩れが考えにくい状況です。



ヒカルジョディー
 同様の路線を歩んできたのは、ヒカルジョディー(畠山調教師、実戦は山本聡哉騎手)。冬の路線を控えて秋にひと息入れてきましたが、いきなり休み明け11月10日の絆カップで直線一気を決めて復活の勝利。その後は4、4着はいずれもドリームクラフトから1秒以内。一昨年のこのレース覇者であり、その再現を期待したくなります。



ランドオウジ
 ランドオウジ(田嶋厩務員、実戦は関本淳騎手)は栗駒賞、白嶺賞と連続2着ですが、ドリームクラフトとの差は5馬身から同タイムのクビ差まで詰まりました。桐花賞にも出走し、ハイペース先行のモズを追いかけて失速しましたが、その後も意欲的に乗り込んでの出走。長期休養を挟んで移籍してきた馬がこれだけ順調に使えるようになっただけでも大きな変身です。青藍賞の3着にはじまり、重賞の入着5回。最後の最後にタイトル獲得へ意欲の出走です。



スーブルソー
 スーブルソー(小野寺厩務員、実戦は高松騎手)は桐花賞を勝って、返す刀での参戦。近年は「桐花賞勝ち馬は2キロ加増」という条件になっており、桐花賞勝ち馬は2010年ゴールドマイン(マヨノエンゼルの2着)以来の出走。冬の水沢戦で明らかに動きが変わっていますし、勢いにも衰えなし。評価はやはり59キロが克服できるかという点につきます。



ローレルカンタータ
 ローレルカンタータ(阿部厩務員、実戦は村上騎手)は桐花賞の6着が納得いきません。転入当初にA級平場戦で1600mを2、1着しており距離適性は問題なし。ただ、ここ2走を見るとちょっと流れに注文がつくタイプなのかもしれません。



ボンバルディエーレ
 ボンバルディエーレ(関本調教師、実戦は小林騎手)は桐花賞7着が転入初戦。JRAでは障害でも1勝していますが、攻め馬でのかかりを見ていると、むしろ距離は短い方が良いのでは?という気がします。まだ未知の面が大きすぎて、適切な評価が下せません。



スーパーワシントン
 スーパーワシントン(高松騎手、実戦は斎藤騎手)は明けて11歳ながら、10歳の昨年は早池峰賞で重賞初勝利を飾るなど短距離路線で安定度抜群。着外はOROカップ(盛岡芝1700m)だけでした。昨年のこのレース、6番人気で2着し高配当の片棒を担ぎましたが、その時は1番枠。今年は不運にも大外12番枠を克服しなければなりません。



トップチェッカー
 トップチェッカー(南郷騎手、実戦は菅原辰徳騎手)はここにきて復調急。秋口不調に陥りましたが、本来の勢いが戻ってきたと思えます。北上川大賞典3着で「桐花賞へ」推薦の声も一時は上がった馬。JRA実績がダートの1700mあたり、上位争いへ割り込む可能性は十分考えられます。



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  1. 2014/01/12(日) 17:59:54|
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