芝路線加熱、桂樹杯の展望

 8月19日、盛岡競馬のメインレースは桂樹杯。夏の盛岡にすっかり定着した芝のオープン特別で、3歳から8歳までズラリとフルゲート12頭揃っての激戦模様です。

 春先のかきつばた賞、せきれい賞と2400m路線でもJRAの実績馬が転入してメンバーが一新されましたが、今回は距離が1600mになって、また新たな転戦馬が加入。ただ、JRAでの獲得賞金からこれらが上位に入ってしまい、一昨年の最優秀ターフホースのシーグランディは賞金順位13位で、回避馬が出てなんとか繰り上がり出走。昨年の最優秀ターフホース、ラブミープラチナに至っては全く賞金不足で前日のA級平場回りという状況です。また、先のせきれい賞を最後に引退したボスアミーゴも、たとえここへ出走意思があったとしても賞金不足。他にも各クラスで「賞金不足で枠に入れなかった」という声を頻繁に聞きます。今季の盛岡芝レースは好レースの続出ですが、出走希望馬があふれる状況は検討の余地があるように思います。

 とはいえ新規参入の実績馬は、JRAでの重賞勝ち馬なども含み、やはり芝で上級条件にまで上がった馬がおり、今回の桂樹杯も相当高いレベルでの戦いになりそうです。


マイネルアトレ
 マイネルアトレ(佐々木厩務員、実戦は斎藤騎手)はせきれい賞で大井ピサノエミレーツの差し切りを許しましたが、コスモヴァシュランなどの追撃は振り切り強い2着でした。かかり気味に進むタイプであり、距離短縮は好都合のはず。まだ岩手所属馬には芝、ダート計5戦して全く先着を許しておらず、今回は早くも新勢力を迎え撃つ立場に変わります。


ロッソコルサ
 ロッソコルサ(村上騎手)は16日の3歳限定2400mのサファイア賞に出走せず、1600mのこちらに回ったのは距離適性の面が強いでしょう。これも前走オパールカップは川崎コスモワイルドにゴール前抜け出されての悔しい2着。同じ3歳のワタリドラゴンはサファイア賞を勝ちましたが、6月のかきつばた賞では古馬に混じって2400mを3着。今年の3歳両馬は既に古馬とも互角以上に戦えるようです。


ダイワマックワン
 ダイワマックワン(山本聡哉騎手)は転入後、岩鷲賞などのダート短距離路線を選択してきましたが、ここから芝に参戦、JRAでの5勝はすべて芝という巧者です。5勝すべて1200mではありますが、格という意味では前記マイネルアトレと互角以上です。前走が平場戦とはいえ、チークピーシズ効果か後続をぶっちぎる逃げ切り勝ち。直前の追い切りはさらに勢いを感じさせるもので、初めての盛岡芝レースでどんな走りを見せるか注目です。


シーグランディ
 シーグランディ(高松騎手)は補欠から繰り上がりの出走ですが、まさに待望の芝レースといえます。メンバー12頭中ほかの11頭はすべてJRAからの転入馬で、計32勝の実績馬揃い。シーグランディだけが「岩手生え抜き」の芝巧者です。こういった馬には予想や馬券を離れて心を惹かれるものがあり、好戦を期待したくなります。



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  1. 2012/08/18(土) 17:00:00|
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