みちのく大賞典を前に大激戦の前哨戦、あすなろ賞!

 5月27日、盛岡競馬のメインレースはAAB秋田朝日放送杯、あすなろ賞。古馬オープンによる特別競走で、6月24日に水沢競馬場で行われる、一條記念第40回みちのく大賞典のトライアルレースとなりますが、単なるトライアルというだけでなく、今季の古馬戦線を占う大きな一戦になりそうです。シアンモア記念を5着と敗れた昨年の年度代表馬カミノヌヴォーが中1週の折り返しで、さっそく巻き返しに登場します。(ちなみにシアンモア記念2着ヒカルジョディーは当初より登録なく、畠山調教師によると、次開催6月10日の早池峰賞(盛岡1200m)から、7月8日水沢の重賞、岩鷲賞(1400m)と短距離路線へ向かうとのことでした)



カミノ1

カミノ2
 カミノヌヴォー(阿部騎手、この中間は早朝3時台の攻め馬に変わりました)

 前走シアンモア記念は5着でしたが、昨年12月31日の桐花賞以来で冬季休催を挟んでの休み明け初戦。十分に乗り込んでいるといっても、やはり岩手競馬のセオリーでいうとひと叩きされた馬の方が有利であり、南関東で叩かれてきたリュウノボーイや赤松杯を勝ったヒカルジョディーと比べれば大きなハンデがあったといって間違いありません。
 5着という数字をどう見るかは人によって判断の分かれるところだと思いますが、元々千葉幸喜調教師は「水沢1600mは少し忙しく、距離ももう少し長い方が良い」と言っていましたし、ある程度「敗戦やむなし」と解釈するべきでしょう。レース後はすぐに攻め馬を再開しましたし、「完全ではないが、前走よりは良くなっている」というのが陣営の評価。盛岡1800mはいかにもカミノヌヴォーのレースがしやすそうですし、シアンモア記念も5着とはいえ0.7秒差。今度はキッチリ抜け出して、昨年の年度代表馬の力を見せてくれるでしょう。
 陣営には前走でもプレッシャーがあったことと思いますが、それでも休み明けと割り切る材料がありました。今度は真に負けられない戦いといえます。みちのく大賞典で遠征馬を相手に岩手代表として戦ってもらわなければなりません。


 相手となるのは、上昇度の高い3頭。昨年12月から水沢戦を5連勝中のオウシュウサンクス。今季はA級昇格でもあっさり連勝し、前走などは4コーナーでキタイセユニバースに外から並ばれながら、瞬発力の違いであっさり抜け出しました。同日シアンモア記念の前のレースであり、水沢1600m1分42秒8の勝ち時計はシアンモア記念と0.5秒違うだけ。5着カミノヌヴォーの1分43秒0を上回っています。盛岡1800mも3戦2勝で不安は全くありません。

 トーホクキングは近6戦で5勝。唯一の敗戦が12月の桐花賞で、カミノヌヴォーから1.7秒差の4着です。小回り水沢で後方からの追い込みをズバズバと決めており、この春3連勝も全く危なげのないものです。前走がA級への昇級初戦でしたが、赤松杯5着のスーパーワシントンをあっさり捉えました。こちらも盛岡1800m4戦2勝2着1回です。

 コアレスランナーも桐花賞2着を含み5戦連続連対中。桐花賞はそれまでオープン級の特別にも出走していなかった馬がいきなりの重賞挑戦でしたが、それが重荷とならない走りを見せました。昨年の今頃までは勝ち星のすべてが水沢コースでしたが、昨年は震災の影響で盛岡開催が連続し、その間に盛岡ダートで3勝、芝でも1勝を重ねており、コースに対する不安は払拭しています。カミノヌヴォーが前走シアンモア記念で敗れていることから「この3頭の勢いで逆転も」という考え方もあるでしょう。オープンのレースでこれだけの上昇馬が年度代表馬と対決するというのはちょっと記憶にありません。激戦必至のあすなろ賞となりました。



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  1. 2012/05/26(土) 21:44:21|
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