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桐花賞はカミノヌヴォーが完勝!

 12月31日に水沢競馬場で行われた、農林水産大臣賞典、社台スタリオンステーション協賛、第37回桐花賞(ハーツクライ賞)は1番人気のカミノヌヴォーが2着コアレスランナーに3馬身差をつける完勝。不来方賞、ダービーグランプリに続き重賞3連覇となりました。


口取り


直線
 2番手追走から、3コーナー手前で逃げるリュウノケンシロウを交わして先頭にたったカミノヌヴォーが直線も独走。これを追うのがコアレスランナー、ニシノエックス。大外に2頭併せの形でトーホクキングと2番人気のゴールドマイン。


ゴール
 余裕タップリに阿部英俊騎手は手をあげてゴールイン

 「ゲートは出たけれど前へ進まない。馬場を気にしていたかとも思う。スタートしてから最初のコーナーまでが勝負と思っていたから、ちょっと強引でも前へいった。出たら逃げる気もあったのだが」と阿部騎手。確かにスタートダッシュが今一つで、はじめは6、7番手にいましたが、前が塞がらないうちに押して2番手の位置を確保。「スローペースの内枠で包まれると…」と展開面を気にしていた千葉幸喜調教師の心配も問題なく、「もう少し引っ張っていたかったが、追って良いタイプではないので、俊吏くん(リュウノケンシロウ)には悪かったけど、早目に力で押し切る戦法に出た。外枠だったらもっと楽だっただろうね」と阿部騎手。

 2010年みちのく大賞典のマルヨフェニックスのタイム2分05秒3には及びませんが、それまで約11年間レコードであった、1999年4頭同タイムでゴールインしたマーキュリーカップのオースミジェットと同タイム。もちろん桐花賞のレースレコードです。大晦日は好天に恵まれた分馬場には水が浮く状態で、これも好時計につながったと思われます。「桐花賞で1番人気になるような馬なんか乗らないからね」とプレッシャーはそれなりに感じていたようでしたが、筆者が攻め馬取材中にも「岩手のオルフェーヴル、行くぞ…」といって攻め馬に乗っていた阿部騎手には自信があったことでしょう。ファン投票が2位だったことには納得いかないようでしたが、これもオルフェーブルと同じでした。


肩掛け
 どうだといわんばかりの肩掛けをかけたカミノヌヴォーと山下明政厩務員。今後は「馬の状態を見てからだが、トウケイニセイ記念へ」と千葉幸喜調教師。


コアレスランナー
 2着は4番人気のコアレスランナー、水沢2000m2戦2勝、道悪成績10戦6勝の数字もありましたが、カミノヌヴォーが先頭に立つ時、すばやくこれを追走していきました。


ニシノエックス
 3着は8番人気のニシノエックス、これも前の2頭を追って3コーナーではすでに3番手。それ以上差は詰められませんでしたが、上位3頭は共に上がり3F38秒5と突き放されることもありませんでした。不来方賞3着馬であり、3歳馬のレベルを示すことになりました。



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  1. 2011/12/31(土) 23:59:59|
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