北海道4連覇なるか、ジュニアグランプリの展望

 9月18日、盛岡競馬のメインレースはテシオ杯、社台スタリオンステーション協賛、第13回ジュニアグランプリ(ダンスインザダーク賞)。今年デビューの2歳馬による初めての重賞競走で、地方全国交流競走、北海道から一頭の遠征馬を迎えて行われます。

 エイブルインレース、ボヘミアンスクランブルエッグと過去3年続けて遠征馬が優勝しており、いずれもホッカイドウ競馬所属、社台ファーム生産、吉田照哉氏の所有馬です。4年前は馬インフルエンザの影響で遠征馬はなし。5年前の優勝馬が水沢のボスアミーゴで、やはりホッカイドウ競馬のエミーズスマイル(その仔エミーズパラダイスが15日の門別フローラルカップを優勝)をやっとクビ差下しています。ということで、はっきり言えば社台ファームに岩手競馬が挑戦するという図式になっています。

 今年のホッカイドウからの遠征馬はイブニングラッシュ、父ワイルドラッシュ、母メローフルーツ、母父ヘイローというめまいのしそうな良血馬で、先のビューチフル・ドリーマーカップでワン・ツーを決めた林和弘調教師の管理馬。すべて門別の1200m戦ながら4戦2勝2着2回、先行して良し差して良し。特に前々走2着ながら、一旦後方へ下がりながら大外を伸びた内容は優秀です。ホッカイドウ競馬の2歳馬は何百頭もデビューするそうですが、おそらくダートでもトップクラスを走る馬なのでしょう。長距離輸送や初めての芝というような課題はあるにはあるのですが、3年続きでこうも見事に結果を(それもロックハンドスターやベストマイヒーロー相手に)出されては、反論する方が愚かに映ります。唯一気になるのは天候で、ちょっと馬場悪化の心配があるので、その際の適性は気になります。


 地元岩手の期待は、先の若鮎賞を勝ったワタリドラゴン
ワタリドラゴン

 デビュー2戦を4、5着と勝ち切れなかったワタリドラゴンでしたが、ホープフル競走、若鮎賞と連勝。体質面の強化、とりわけ若鮎賞などはビッシリと併せ馬を消化し、好状態で実戦に臨めたことが最大の勝因でしょう。その時点で村上騎手は「次に北海道の馬が出てきてどこまで戦えるか」と、すでにジュニアグランプリを意識したコメント。若鮎賞は5頭立てでスローペースの逃げ切りとなり、ワタリドラゴンの力自体は証明されましたが、レースレベルなどは正直なところ判断しかねるところです。他の出遅れなどもあって逃げの手に出ていましたが、特にそう意識してのレースではなかった模様。最後の瞬発力勝負となって、どのくらいの脚が使えるかにが注目です。


 1戦1勝、デビュー前からHBAトレーニングセールでの高額取引馬として注目を集めたリアルサンボーイが7月17日以来の登場です。若鮎賞へ出走のプラン(ドリームスナイパーとの一週前追い切り)もあったのですが、順調さを欠き回避。「また体質的に弱いですからね。予定(ローテーション)は立てません」とはその時の佐藤晴記調教師との会話でしたが、逆に今度は順調にきたことでの出走。1勝はダートですので、距離延長以前に初芝が課題になりますが、とにかく攻めが動くのはさすがにトレーニングセールでの注目馬。今回はワタリドラゴンと同入ながら手応えは断然優勢(ちなみにワタリドラゴンは前回も同厩の2歳馬に遅れていました)でした。芝コースの経験馬が多数いる中、イブニングラッシュとリアルサンボーイだけは初めてになりますが、それを差し引いても狙ってみたい魅力を感じます。

リアルサンボーイ





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  1. 2011/09/17(土) 17:00:00|
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