「未来優駿」若駒賞の展望

 10月18日、盛岡競馬のメインレースは盛岡市長杯、第30回若駒賞。全国地方競馬の2歳馬主要競走の短期集中施行シリーズ「未来優駿」の第1戦になり、全国幅広い地域で場外発売も展開されます。岩手競馬としては、ここから11月14日の地方全国交流、南部駒賞、1月2日の金杯(明け3歳)と続く、2歳ダート三冠路線の一冠目になります。

 7頭立てと少し寂しくなりましたが、トップクラスの好メンバーが揃い、やはり見逃せない一戦です。その中心になるのは、ベストマイヒーローです。

ベストマイヒーロー
 ベストマイヒーローは大きく期待を集めたジュニアグランプリが、北海道スクランブルエッグの差し切りを許して2着。追い切りまでは完璧な仕上がりかと思われましたが、レース当日はテンションが上がり気味(写真上、返し馬)。逃げの手には出たものの、「一周ずっと折り合いを欠いていた。手綱を放したのは最後の直線だけ」と瀬戸幸一調教師がいうように、菅原勲騎手は終始制御に苦しんでいた様子。それが最後の直線で伸びを欠いた理由と見て間違いないでしょう。

メンコ
 この中間からは攻め馬でもメンコをかけて登場。直前の追い切りは終い重点で「申し分ない動き、これでレース当日テンションが上がらなければ…」(瀬戸調教師)と、前走と比べても調子落ちはありません。今度は力を出し切って,何としてでもタイトルが欲しいでしょう。


カミノヌヴォー
 カミノヌヴォーは3戦3勝で臨んだ若鮎賞、ゲート内で暴れて高橋騎手が負傷し痛恨の競走除外。それで再度の能力検査を課せられました。その間短期リフレッシュ期間が挟まり、4戦目は10月2日の平場戦。ゲートは出遅れ気味のゆっくりとしたスタートでしたが、落ち着いてレースを進め直線抜け出し。初の1400m戦も無難に乗り切りました。鈴木七郎調教師は「それでも最後は一杯一杯だったぞ」とレースを振り返っていましたが、クラスが上の馬になればなるほどコメントが厳しくなっていくのが鈴木調教師の特徴です。ベストマイヒーローとの初対決は楽しみですが、「まずはゲートを無事出ることが先…」とやはり慎重、これは本音でしょう。


リュウノフラッシュ
 ビギナーズカップを勝ったリュウノフラッシュはジュニアグランプリ5着のあと、10月3日のホープフル競走で念願の認定ゲット。これで先々遠征にも行きやすくなりました。ロックハンドスターが遠征した黒潮盃の直後に「第2のリュウノボーイ(黒潮盃4着でロックハンドスターに先着)を作らないとな」と話しかけてきた佐藤正信厩務員でしたが、リュウノフラッシュがその後継者になるかもしれません。まだリュウノボーイの域には及びませんが、走るごとに強くなっているという点でリュウノボーイに通じるようなところがあります。


トーホクポラリス
 上位3頭の間隙を突くのがトーホクポラリス。勝ち星こそ新馬戦の1つだけですが、その後は特別・重賞でも善戦。崩れたのは「強気に勝ちにいった」(佐藤雅彦調教師)先行策が裏目にでたビギナーズカップ(筆者◎=10着)だけです。前走でカミノヌヴォーには完敗でしたが、コース、距離を問わず器用なレースができることは確かで、なにかもつれがあれば馬券圏内に加わる可能性大です。


シーグランディ
 ちなみに同厩舎のジュニアグランプリ3着シーグランディも若駒賞に登録がありましたが、以前からのプラン通り10月30日JRA福島のきんもくせい特別(芝1700m)を目標とすることになりました。(同レースには盛岡、小笠原厩舎のレディージャスミンも選定されています)




木村
 話題は変わりますが、今週の調教から、しばらく怪我で休んでいた木村暁騎手が出てきました。復帰が待たれますが、もう少しお待ちください。


ケイシュウNEWS オンラインショップ
「水沢深田のとってなんぼ」も読んでください


←ぜひクリックで一票をお願いします

                拍手も1クリックお願いします↓


  1. 2010/10/16(土) 21:21:02|
  2. 競馬ニュース|
  3. トラックバック:0|

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://saponet004.blog121.fc2.com/tb.php/437-cebfab52

Recent Entries

07月 « 2017年08月 » 09月
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

Recent Trackbacks

Archives

Links

Search