豊富な距離経験を活かす、モエレフットライト
岩手ダービー・第30回ダイヤモンドカップの有力馬を追うシリーズ。今日はトライアル七時雨賞を勝ったモエレフットライトです。

モエレフットライト(熊谷厩務員)
モエレフットライトは北海道デビューで、シーズン終了後に行われた、ホッカイドウ競馬トレーディングセールの取引馬。このセールでは後に金杯を制するモエレデフィニットやモエレアローン、今回のダイヤモンドカップに登録のあるワイルドティピカルも取引されています。
北海道では新馬戦で後にジュニアグランプリを勝つボヘミアンの2着などがあり、しかも500キロを超える雄大な馬格で転入初戦は人気に応えて快勝。「北海道からの転入馬は強い」と改めて認識を強めますが、その後は気難しさばかりが目につくようになり、スプリングカップは7着、続く3歳A級戦は10着しんがり負けを喫してしまいます。「道中から競馬をやめようやめようとしていた」と佐藤祐司調教師。阿久利黒賞は大きなシャドーロールをつけて5着し、トライアル七時雨賞を迎えます。
「うちの馬だけに豊富な距離経験がある(2000mまで)し、今度は小林騎手を確保できた」と密かに期待していた佐藤祐司調教師の期待通り、モエレフットライトは見違えるような快走を見せます。1800mとしては異例のハイペースで縦長の展開の中、3コーナーから進撃を開始。直線半ばで全馬を抜き去り4馬身も抜け出してのゴール。

まだ走り足りないとばかりの口取り(七時雨賞)
「距離経験が生きたし、この中間の攻め馬も頭をグッと下げて走っている。左回りも良いんだろうね。一頭強いのがいるから気楽な立場で臨める」と佐藤祐司調教師。うるさそうなところは相変わらずですが、一つ特別を勝つことで、すっかり見る側のイメージは変わってしまいました。
たしかにロックハンドスター断然ムードの岩手ダービー・ダイヤモンドカップではありますが、七時雨賞時に小林騎手は「中団から抜け出したときにふわっとしたが、また前に3頭(ダークライら)を見つけて走り出した」とコメントを残しています。ダイヤモンドカップ当日、混戦の2番手争いから抜け出し、その視界にロックハンドスターの姿が捉えられた時に、モエレフットライトの本性が明らかになるはずです。
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「うちの馬だけに豊富な距離経験がある(2000mまで)し、今度は小林騎手を確保できた」と密かに期待していた佐藤祐司調教師の期待通り、モエレフットライトは見違えるような快走を見せます。1800mとしては異例のハイペースで縦長の展開の中、3コーナーから進撃を開始。直線半ばで全馬を抜き去り4馬身も抜け出してのゴール。

まだ走り足りないとばかりの口取り(七時雨賞)
「距離経験が生きたし、この中間の攻め馬も頭をグッと下げて走っている。左回りも良いんだろうね。一頭強いのがいるから気楽な立場で臨める」と佐藤祐司調教師。うるさそうなところは相変わらずですが、一つ特別を勝つことで、すっかり見る側のイメージは変わってしまいました。
たしかにロックハンドスター断然ムードの岩手ダービー・ダイヤモンドカップではありますが、七時雨賞時に小林騎手は「中団から抜け出したときにふわっとしたが、また前に3頭(ダークライら)を見つけて走り出した」とコメントを残しています。ダイヤモンドカップ当日、混戦の2番手争いから抜け出し、その視界にロックハンドスターの姿が捉えられた時に、モエレフットライトの本性が明らかになるはずです。
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