阿久利黒賞、軸はええけどそのあとが・・・
いよいよ明日からは水沢競馬のゴールデンウィーク開催。満開の桜が皆様をお迎えします。そして開催初日、5月2日のメインレースは奥州愛馬の会会長杯、第10回阿久利黒賞。全国の舞台を目指すロックハンドスターが登場しますが、少頭数になることなく牝馬4頭を含む計11頭立てでレースが行われます。
もちろん大本命はロックハンドスター

前走スプリングカップ後も順調に調整が進み、直前の追い切りは不良馬場で控えめでしたが、一週前に速い時計を出しています。瀬戸調教師も「すっかり走る気になっていますから十分でしょう。馬体重は(前走比)プラスマイナス3キロ以内に収まってくれればと思っています。極端な枠順や展開にならなければ大丈夫でしょう」と。枠順は水沢1600mには不利な外枠があたりましたが、それだけで着順を変えるほどにはなりません。まだ遠征馬もいない段階ですし、今回はそれ以上多くを話する必要もありませんでした。このあとはジャパンダートダービー(JpnI、大井7月14日)への重要なステップとなる、岩手ダービー・ダイヤモンドカップ(盛岡、5月31日)へ向かう予定。阿部厩務員とも、今回の話よりはその後のローテーションがどうなるだろうという話になっていました。
馬券の軸はロックハンドスターで間違いなし。これを外した馬券は考えづらい状況で、今回の興味は馬単、三連単ということになりそうです。
2番手争いの筆頭はダークライでこれも相当な人気を集めるでしょう。2歳時から安定して力を出す馬で、冬休み中に作成したフリーハンデでも、実は各馬の能力を量る基準馬となっていましたが、今季は大きく数値を上げそうです。3歳春はスプリングカップで逃げてロックハンドスターの2着、続く2歳A級戦はスプリングカップを上回る時計で勝ちました。カギは展開面で、ロックハンドスターがどう動くかによってちょっと厳しくなるシーンがあるかもしれません。
瀬戸調教師が唯一気にしていたのが、ロックハンドスターと未対戦のイシノウォーニング。「結果は出ていないけれど中央500万で走ってきているし、北海道の認定競走も立派な時計で走っている」と。転入初戦でダークライを追いつめてのきわどい2着なら、現時点で3番手の評価になります。ただ、中央出走時より12キロ馬体重を減らしての出走でしたので、当日の数字を注意する必要があるかもしれません。

「敗因が分からないね」と鈴木調教師が不機嫌だったのが、前走のセイントネイティブ。菊地光幸厩務員も「これまでにないくらい砂を被って帰ってきた」というレースでしたが、それにしても見せ場がありませんでした。それならば、勝つまではともかく2着争いなら逆転して不思議のない力を持っています。スプリングカップは4着どまりでしたが、ロックハンドスターをマークする位置で厳しい競馬をしていました。その時「王道の競馬をしていてはダメだ」と言っていた阿部騎手もこの馬の力は十分把握しているはず。通常なら不利な大外枠となりましたが、自分の競馬に徹するのならこれがプラスに転じる可能性があります。

このあととなると何が届いても・・・という状況ですが、ビギナーズカップを勝ったベルデンアイン(写真)やトーホクキング、あるいは北海道から移籍後4戦2勝2着1回のハイブリッジオールといった差し馬勢に魅力を感じます。水沢競馬場の馬場は水、木曜日あたりの不良馬場から徐々に乾きつつあり、先行馬に不利な状況となって且つ、ロックハンドスターが大きく引き離すといった展開になるなら、このあたりの伏兵陣が三連単の狙い目になるように思います。
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前走スプリングカップ後も順調に調整が進み、直前の追い切りは不良馬場で控えめでしたが、一週前に速い時計を出しています。瀬戸調教師も「すっかり走る気になっていますから十分でしょう。馬体重は(前走比)プラスマイナス3キロ以内に収まってくれればと思っています。極端な枠順や展開にならなければ大丈夫でしょう」と。枠順は水沢1600mには不利な外枠があたりましたが、それだけで着順を変えるほどにはなりません。まだ遠征馬もいない段階ですし、今回はそれ以上多くを話する必要もありませんでした。このあとはジャパンダートダービー(JpnI、大井7月14日)への重要なステップとなる、岩手ダービー・ダイヤモンドカップ(盛岡、5月31日)へ向かう予定。阿部厩務員とも、今回の話よりはその後のローテーションがどうなるだろうという話になっていました。
馬券の軸はロックハンドスターで間違いなし。これを外した馬券は考えづらい状況で、今回の興味は馬単、三連単ということになりそうです。
2番手争いの筆頭はダークライでこれも相当な人気を集めるでしょう。2歳時から安定して力を出す馬で、冬休み中に作成したフリーハンデでも、実は各馬の能力を量る基準馬となっていましたが、今季は大きく数値を上げそうです。3歳春はスプリングカップで逃げてロックハンドスターの2着、続く2歳A級戦はスプリングカップを上回る時計で勝ちました。カギは展開面で、ロックハンドスターがどう動くかによってちょっと厳しくなるシーンがあるかもしれません。
瀬戸調教師が唯一気にしていたのが、ロックハンドスターと未対戦のイシノウォーニング。「結果は出ていないけれど中央500万で走ってきているし、北海道の認定競走も立派な時計で走っている」と。転入初戦でダークライを追いつめてのきわどい2着なら、現時点で3番手の評価になります。ただ、中央出走時より12キロ馬体重を減らしての出走でしたので、当日の数字を注意する必要があるかもしれません。

「敗因が分からないね」と鈴木調教師が不機嫌だったのが、前走のセイントネイティブ。菊地光幸厩務員も「これまでにないくらい砂を被って帰ってきた」というレースでしたが、それにしても見せ場がありませんでした。それならば、勝つまではともかく2着争いなら逆転して不思議のない力を持っています。スプリングカップは4着どまりでしたが、ロックハンドスターをマークする位置で厳しい競馬をしていました。その時「王道の競馬をしていてはダメだ」と言っていた阿部騎手もこの馬の力は十分把握しているはず。通常なら不利な大外枠となりましたが、自分の競馬に徹するのならこれがプラスに転じる可能性があります。

このあととなると何が届いても・・・という状況ですが、ビギナーズカップを勝ったベルデンアイン(写真)やトーホクキング、あるいは北海道から移籍後4戦2勝2着1回のハイブリッジオールといった差し馬勢に魅力を感じます。水沢競馬場の馬場は水、木曜日あたりの不良馬場から徐々に乾きつつあり、先行馬に不利な状況となって且つ、ロックハンドスターが大きく引き離すといった展開になるなら、このあたりの伏兵陣が三連単の狙い目になるように思います。
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