血統に魅力あり、2歳牝馬特別プリンセスカップ

 11月30日、水沢競馬のメインレースはプリンセスカップ。シーズン唯一の2歳牝馬特別であり、事実上の部門チャンピオン決定戦です。

 今年の岩手2歳牡馬はロックハンドスターの活躍を筆頭に近年より高レベル。例年、一頭や二頭は活躍する牝馬がいるものですが、ほとんど割り込む余地がありませんでした。そのせいもあってかプリンセスカップはフルゲート12頭、除外馬が出るほどの出馬ラッシュになりました。だからといって牝馬のレベルが低いとは思えず、魅力的なメンバーが揃っています。

 メンバー中最多の3勝馬はヒバリエクスプレス、芝1000mの新馬戦こそ凡走しましたが、3戦目からはスピードを生かして3連勝。今回も2番という好枠が当たりましたから、この馬を中心に展開することになりそうです。


ダイメイジュエリー
 水沢勢では北海道からの転入初戦を快勝したダイメイジュエリー。転入初戦は出遅れながらも直線鋭く差し切り、あの週は3日間とも逃げ、先行有利。差しがほとんど決まらない馬場状態でしたから、その強さがより印象づけられました。菅原勲騎手も「思ったより走るね。前走も出遅れたことが(結果的に)却って良かった。やはり北海道の強いところで戦ってきたということだな」と。
 同じレースで2、3着だったトリプルアクセル、パラダイスバスクが日曜のレースで1、2着。同4着のドクトルカールも1着と、前走のレベルの高さが証明されています。今回の11頭すべてと初対決でも互角以上に戦えると見てよいでしょう。


リュウノオパール
 リュウノオパールは父アグネスフライト、母シュンサクヨシコ(母父シェイディハイツ)。兄にヒシミラクルという岩手競馬とは思えぬ血統馬。その血統から「芝で距離が延びれば」と思いたくなりますが、これも過去に騎乗した菅原勲騎手が「この馬はこれからもっと強くなる、それにダートも走る」と。2歳戦の開幕日からずっと強いメンバーと走り続けており、8戦目でようやく初勝利ですが、そのタイム59秒2は今年の盛岡芝1000m認定競走の最高タイムでした。


ミスギンレイ
 父ユートカイザー、母アア・ミスハクギン(母父アア・トライバルセンプー)。リュウノオパールと対極の血統馬がミスギンレイです。能力検査、水沢850m52秒9という今年の2歳一番時計でデビュー。勝ち上がりは3戦目のホープフル競走でした。瀬戸調教師は「テンに速い馬がそろってるので展開的にうるさそうですね。ダンディキング(逃げ馬)の下でもあるけれど、オウシュウカイザー(追い込み馬)とは全兄妹だからね」と、どんなレースになるのか想像もつきません。母ミスハクギン同様、きょうだいも揃ってハデなレースを見せる脚質の持ち主です。


 千葉四美厩舎からはトーホウエンペラー産駒でトーホウバルカンの全妹になるトーホウデート。やはりダート適性が高く、前走の勝ちタイムが軽い馬場だったとはいえ水沢1400m1分28秒3と一番の持ち時計。ビギナーズカップ四角先頭で4着は牡馬のトップクラスに最も接近した実績です。これら12頭はすべてJRA認定競走勝ち馬であり、好レースになること間違いありません。


(おしらせ)地方競馬情報サイトkeiba.go.jpがリニューアルされ、一部のURLが変更されています。そのため、前回以前の記事でリンク切れになっているものがありますのでご了承下さい。




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  1. 2009/11/29(日) 21:18:19|
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