トーホウノゾミ、全日本2歳優駿へ

 12月19日に川崎競馬場で行われる、全日本2歳優駿(Jpn1)へ、南部駒賞を勝ったトーホウノゾミが出走予定です。



 メンバー的に見て、楽な戦いにならないことは確かですが、なんといっても今回の注目点はトーホウエンペラー産駒であること。勝てば親子でのG1−Jpn1制覇となります。南部駒賞を勝った時の千葉四美調教師は相当にご機嫌でしたが、表彰式前の時点で筆者と「川崎は何メートルだ?」と話をしていましたから、すでにこのレース出走を意識していたようです。


 トーホウエンペラーが東京大賞典を勝った時の追い切りはよく覚えています。確かあのときは水沢競馬場自体は全休日であり、この追い切り一本を見るためだけに、水沢競馬場の記者席に座っていました。古い資料をひっくり返すと、この日はトーホウエンペラーとボーディングパスの2本の時計だけが記録として残っています。
 いつも辛口トーク炸裂の千葉四美調教師でしたが、この時のトーホウエンペラーはゴールまで素晴らしい走りを見せ「力強いな…」などと二言三言話をしたあと、満足げな表情で上がりを確かめに戻っていきました。筆者もこれを見てトーホウエンペラーの好走を確信。たまたま相手本線に選んだリージェントブラフもキッチリ2着を確保して馬券がバッチリ。目で見たものが結果に直結した数少ない例でした。今年もちょうど、あの時を思い出させるような寒さを迎えています。

 トーホウノゾミの参戦で、出馬表や競馬専門紙に父トーホウエンペラーの名もあがります。岩手競馬に触れることの少ない競馬ファンにも、その紙面を通して「そういえばそんな強い馬がいたね…」と、トーホウエンペラーの存在を思い出させることにもなるはずです。



  1. 2007/12/16(日) 20:42:50|
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