古馬一線級が集結する、赤松杯
4月12日、水沢競馬のメインレースは、胆江日日新聞杯、第45回赤松杯(M3)です。5月10日に同コースで行われる、シアンモア記念(M1)へのトライアルレースになっています。昨季終盤、桐花賞まで年度代表馬を争った面々が揃う、豪華メンバーになりました。

桐花賞で古馬勢を撃破し、最終的に3歳最優秀馬だけでなく年度代表馬のタイトルも獲得したヤマショウブラック(小林俊彦調教師、実戦は高松騎手)が、まずは順調なシーズンイン。1600mでは白嶺賞でエンパイアペガサスに僅差敗れており、やや距離不足の印象もありますが、イーハトーブマイルでは同世代のパンプキンズ以下に完勝。ここからは岩手ナンバーワンとしてプレッシャーもかかる立場になります。

7歳の春を迎えるエンパイアペガサスは、シーズンオフ中に主戦の菅原俊吏騎手が引退。今回からは白嶺賞で勝った坂口騎手が再び騎乗します。オグリキャップ記念や北國王冠など長距離に挑戦してきましたが、1600mで8戦6勝。水沢に限定すればスプリングカップ、青藍賞、白嶺賞など4戦4勝のパーフェクトです。ヤマショウブラックに桐花賞の借りを返して、再度主役の座に戻ることができるか注目です。

ロジストーム(村上騎手)は転入後3年目のシーズンインですが、過去2年の赤松杯を2、1着。使い込むよりも、間隔を取ったレースで結果を出してきます。南部杯を大敗とはいえ2年連続9着に踏ん張り地元勢最先着。距離適性はメンバー中一番と思えるところで、昨年は赤松杯のあともシアンモア記念を完勝してM1タイトルホルダーになっています。

新戦力で注目するのはランガディア(板垣調教師、実戦は鈴木騎手)で、JRAでのキャリアは14戦5勝。3回のグレードレース出走歴もありますがすべて芝。ダート戦は前走の総武ステークス(16頭立て16着)しか経験がありません。まさにやってみないと…という局面です。

リュウノヴィグラス(小野寺純一厩務員、実戦は菅原辰徳騎手)は2016年に岩手競馬でデビューして2歳時に6戦1勝、その後南関東で9勝。6歳の春になって水沢に帰ってきました。10勝中8勝が1200m、1600mは船橋で大敗して以来2回目。距離克服は課題になりますが、長く南関東で厳しい戦いを続けてきた経験は生きるように思います。
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7歳の春を迎えるエンパイアペガサスは、シーズンオフ中に主戦の菅原俊吏騎手が引退。今回からは白嶺賞で勝った坂口騎手が再び騎乗します。オグリキャップ記念や北國王冠など長距離に挑戦してきましたが、1600mで8戦6勝。水沢に限定すればスプリングカップ、青藍賞、白嶺賞など4戦4勝のパーフェクトです。ヤマショウブラックに桐花賞の借りを返して、再度主役の座に戻ることができるか注目です。

ロジストーム(村上騎手)は転入後3年目のシーズンインですが、過去2年の赤松杯を2、1着。使い込むよりも、間隔を取ったレースで結果を出してきます。南部杯を大敗とはいえ2年連続9着に踏ん張り地元勢最先着。距離適性はメンバー中一番と思えるところで、昨年は赤松杯のあともシアンモア記念を完勝してM1タイトルホルダーになっています。

新戦力で注目するのはランガディア(板垣調教師、実戦は鈴木騎手)で、JRAでのキャリアは14戦5勝。3回のグレードレース出走歴もありますがすべて芝。ダート戦は前走の総武ステークス(16頭立て16着)しか経験がありません。まさにやってみないと…という局面です。

リュウノヴィグラス(小野寺純一厩務員、実戦は菅原辰徳騎手)は2016年に岩手競馬でデビューして2歳時に6戦1勝、その後南関東で9勝。6歳の春になって水沢に帰ってきました。10勝中8勝が1200m、1600mは船橋で大敗して以来2回目。距離克服は課題になりますが、長く南関東で厳しい戦いを続けてきた経験は生きるように思います。
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