早池峰スーパースプリントは激戦か乱戦か?

 6月5日盛岡競馬のメインレースは、デイリースポーツ杯、第1回早池峰スーパースプリント(M2)です。昨年までの早池峰賞が距離短縮されて1000m戦。地方競馬スーパースプリントシリーズに参入して、7月20日に船橋競馬場で行われる決勝戦、習志野きらっとスプリント(1000m)へ向けてのトライアル(1着に優先出走権)になります。また、7月17日に行われる岩鷲賞の(盛岡1200m)のトライアル(2着までに優先出走権)になります。岩鷲賞はクラスターカップのトライアルであり、夏の短距離路線がスタートしました。

 昨年まではスーパースプリントシリーズに岩手所属馬が参入するには、北海道のグランシャリオ門別スプリントへ遠征しなければなりませんでした。昨年のコスモフィナンシェのように、習志野きらっとスプリントへ直接出走できる例もありますが出走枠には入りづらく、それまでの年に岩手から出走意思を示しても補欠止まりだった例がありました。門別まで海を渡っての遠征をして出走をするのは負担が大きく、地元にレースのないこのシリーズは敷居の高いものでした。今年からはシリーズへの参入がしやすくなるだけに、船橋での上位進出を目指せる馬の出現を期待します。


 全体のレベルがどうかという議論は別において、この春はいかにも「短距離路線を狙う」というような成績の転入馬が目につきました。春先から水沢850m、盛岡1000mのオープン特別がすでに行われており、新しい「スター候補」も出現しています。岩手競馬で初めての「ダート1000m重賞」は面白いメンバーになりました。ただ、分からないことだらけであり、取材をしていても期待のコメントは多く聞かれましたが、自信満々のコメントは皆無でした。ファンも関係者もその結果に興味津々といったところのようです。


 そもそも展開からしてどうなることか見当がつきません。
エゴイスト
 エゴイスト(石川調教師、実戦は菅原俊吏騎手)は昨年秋に転入して、芝1000mのハーベストカップとOROターフスプリントを逃げて連勝しました。この春は水沢850mでサカジロヴィグラスにハナを奪われ、直線後退。盛岡1000mでは好スタートで飛び出して後続を完封と、強弱両面を見せました。今回またもサカジロヴィグラスと隣り合わせの枠になりましたが、こちらが一つ外枠。「とにかく行くしかない」という石川調教師。


サカジロヴィグラス
 サカジロヴィグラス(坂口騎手)も村上昌幸調教師は「前へ行けなくても、追いかけていく」と石川調教師とほぼ同様のコメント。前2頭がやり合ってしまうと、差し馬勢にチャンスが出ます。


エイシンシャラク
 エーシンシャラク(小林騎手、実戦は村上騎手)は昨年から芝、ダート問わず短距離のスペシャリストとして健闘しており、ほとんど崩れがありません。ただ、「左回りはコーナーで反応がひと息」と板垣調教師。それが解消すればゴールでの差は詰まるはずです。


スフィンクス
 スフィンクス(高松騎手)は前走、いつもより前目のポジションでしたが、最後の伸びひと息。昨年栗駒賞勝ち、白嶺賞3着のように末脚勝負ができるだけに、動向注目です。佐藤雅彦厩舎は、タイセイメテオ(山本聡哉騎手)も有力馬の一頭になります。


アルベルティ
 このレースには転入初戦の馬が3頭。中でもアルベルティ(小林俊彦調教師、実戦は山本政聡騎手)はJRAダート短距離を3勝、1600万級。船橋移籍後は、ウインタースプリント(大井1200m)4着。差し脚質ですが「1000mへの対応がどうか」と小林俊彦調教師。


デュアルスウォード
 昨年、早池峰賞(1200m)を勝ったデュアルスウォード(菅原辰徳騎手)が、春4戦目で元気一杯。これだけ先行馬が揃ってくれば、同様の展開が巡ってくる可能性があります。



←ぜひクリックで一票をお願いします

        拍手もお願いします↓


  1. 2016/06/04(土) 22:18:09|
  2. 競馬ニュース|
  3. トラックバック:0|

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://saponet004.blog121.fc2.com/tb.php/1057-1327e64d

Recent Entries

09月 « 2017年10月 » 11月
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Recent Trackbacks

Archives

Links

Search