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重要度が変わるトウケイニセイ記念

 12月5日、水沢競馬のメインレースは、東京スポーツ新聞社杯、第21回トウケイニセイ記念(M2)。長く盛岡開催が続いたため、水沢での重賞競走は6月19日のみちのく大賞典以来、約半年ぶりとなります。昨年の勝ち馬ヒガシウィルウィンは引退して種牡馬入り。その他もメンバー構成はガラリと入れ替わっています。

 今季の古馬重賞路線は一年間メンバーの入れ替わりが激しく、桐花賞のメンバーも予想のつかない状況。トウケイニセイ記念の上位馬は桐花賞でも有力馬となる可能性が高く、例年以上に重要なレースになりそうです。



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 セイヴァリアント(佐々木厩務員、実戦は山本政聡騎手)はJRA2勝、大井でも1勝を重ねて水沢移籍。岩手では7戦3勝、2着3回。唯一崩れたのは青藍賞の4着。終いが確かで少々の展開のもつれは苦にしません。開催日程の問題から水沢での実戦は初めてになりますが、右回り実績は悪くありません。



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 注目の転入馬はノーブルサターン(小野寺厩務員、実戦は高松騎手)、JRAでは4勝していますが、その間2019年のマーキュリーカップでグリムの2着。その後地方も先の盛岡を含み6競馬場の経験があります。昨年2月の梅見月杯(旧名古屋1900m)以降勝ち星はありませんが、直前のサンタアニタトロフィーが16頭立て6着なら、そのレベルでアッサリ通用して驚けません。



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 リリーモントルー(後方#523、村上騎手)はJRA2勝、岩手移籍後(9−5−2−3)で崩れは昨年のOROカップ7着と南部杯8着のみ。A級特別の鬼的存在ですが、昨年の青藍賞3着、今年のあすなろ賞2着と重賞でも堅実に走っています。水沢1600mも(3−1−0−0)と崩れなし。これまでの重賞と比べれば、戦い易いメンバーと思えます。



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 これも動向最注目の存在は3歳クロールキック(田嶋厩務員、実戦は山本聡哉騎手)。今季はスプリングカップを圧勝したあと、ダイヤモンドカップを前に戦線離脱。東北優駿前の復帰を目指しましたが、これも間に合わずジックリ長期休養となりました。8ヶ月間隔が開き、その相手が初の古馬オープンとなるとさすがに楽ではありませんが、今後も戦わなければならない相手です。今回の出走馬にお手馬がたくさんいる中、山本聡哉騎手が騎乗します。



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 北上川大賞典2着で大きく存在感を増したヴォウジラール(新田調教師、実戦は高橋騎手)。長距離適性を見せただけに桐花賞も楽しみですが、1600mも前々走でグランコージーの2着。まだ力関係がハッキリしておらずなんとも不気味です。



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 今季注目の転入馬となり、シアンモアを優勝、マーキュリーカップ3着、JBCクラシック10着のヴァケーション(川嶋調教師補佐)は当初よりトウケイニセイ記念の出走予定はなし。次走には桐花賞か報知オールスターカップ(1月3日、川崎2100m)を予定しています。



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  1. 2022/12/04(日) 22:28:46|
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