南部駒賞、フジラプンツェルの力試し
10月15日、盛岡競馬のメインレースは、2歳チャンピオンシリーズ、未来優駿2022、優駿協賛、河北新報杯、第49回南部駒賞(M1)です。地方全国交流競走で、北海道、船橋、佐賀から遠征馬を迎え、水沢の3頭と合わせて6頭で争います。
岩手の期待は5戦5勝のフジラプンツェルです。


攻め馬は菅原辰徳騎手(実戦は山本政聡騎手)
フジラプンツェルは5月8日、この世代1つめの新馬戦に出走。コーナーでもたつき3コーナーでは最後方まで下がるシーンもありましたが、直線はしっかり伸びて差し切り。以降は走るごとに差を拡げる5連勝で岩手2歳路線の先頭を走り続けてきました。途中、若鮎賞へのエントリーもありましたが、雨でダート変更となり結果は楽勝も芝適性を試すという目的は果たせませんでした。
今回はエーデルワイス賞という声も聞こえましたが、それは見送り南部駒賞へ。各地でJRA認定競走を勝っている遠征馬3頭が参戦するので、そう簡単にはいかないと見ます。先の知床賞は8頭出走で1から5着を北海道所属馬が独占、ハナから北海道の重賞ファンファーレが流れるという屈辱的なレースになりました。今年の岩手の2歳レベルが不安視されるところですが、南部駒賞は地元馬の頑張りを期待したいところです。
ここで岩手競馬の2歳路線を整理します
8月14日、若鮎賞M3(盛岡芝1600m)フジラプンツェル(ダート変更)
9月 6日、ビギナーズカップM3(盛岡1400m)フジラプンツェル
9月20日、若駒賞M2(盛岡芝1600m)ケープライト(ダート変更)
10月 2日、知床賞M3(盛岡1400m)ラビュリントス(北海道)
10月16日、南部駒賞M1(盛岡1600m)
11月 3日、ジュニアグランプリM1(盛岡芝1600m)
11月13日、プリンセスカップM1(牝馬、盛岡1400m)
12月13日、寒菊賞M3(水沢1600m)
1月 3日、金杯M2(水沢1600m)
今年は11月3日にJBCが盛岡で開催。同日にジュニアグランプリを移動して、1着賞金2000万円の地方全国交流競走とした関係で、そのステップに若駒賞を芝に変更。他のローテーションも変更になっています。ただ皮肉なもので若鮎賞、若駒賞ともに大雨で芝からダートへ変更となって芝路線は機能せず。この2走は芝を希望したメンバーでダート1600mを争ったので、あまり先への参考にならないレースとなりました。また、若駒賞の条件変更で2歳三冠路線が崩れてしまい、もし南部駒賞で遠征馬が勝ち、金杯が冬の天候悪化で中止にでもなろうものなら、最優秀2歳馬はどうなるのだろうと筆者は気になります。杞憂に終われば良いですが…
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岩手の期待は5戦5勝のフジラプンツェルです。


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フジラプンツェルは5月8日、この世代1つめの新馬戦に出走。コーナーでもたつき3コーナーでは最後方まで下がるシーンもありましたが、直線はしっかり伸びて差し切り。以降は走るごとに差を拡げる5連勝で岩手2歳路線の先頭を走り続けてきました。途中、若鮎賞へのエントリーもありましたが、雨でダート変更となり結果は楽勝も芝適性を試すという目的は果たせませんでした。
今回はエーデルワイス賞という声も聞こえましたが、それは見送り南部駒賞へ。各地でJRA認定競走を勝っている遠征馬3頭が参戦するので、そう簡単にはいかないと見ます。先の知床賞は8頭出走で1から5着を北海道所属馬が独占、ハナから北海道の重賞ファンファーレが流れるという屈辱的なレースになりました。今年の岩手の2歳レベルが不安視されるところですが、南部駒賞は地元馬の頑張りを期待したいところです。
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8月14日、若鮎賞M3(盛岡芝1600m)フジラプンツェル(ダート変更)
9月 6日、ビギナーズカップM3(盛岡1400m)フジラプンツェル
9月20日、若駒賞M2(盛岡芝1600m)ケープライト(ダート変更)
10月 2日、知床賞M3(盛岡1400m)ラビュリントス(北海道)
10月16日、南部駒賞M1(盛岡1600m)
11月 3日、ジュニアグランプリM1(盛岡芝1600m)
11月13日、プリンセスカップM1(牝馬、盛岡1400m)
12月13日、寒菊賞M3(水沢1600m)
1月 3日、金杯M2(水沢1600m)
今年は11月3日にJBCが盛岡で開催。同日にジュニアグランプリを移動して、1着賞金2000万円の地方全国交流競走とした関係で、そのステップに若駒賞を芝に変更。他のローテーションも変更になっています。ただ皮肉なもので若鮎賞、若駒賞ともに大雨で芝からダートへ変更となって芝路線は機能せず。この2走は芝を希望したメンバーでダート1600mを争ったので、あまり先への参考にならないレースとなりました。また、若駒賞の条件変更で2歳三冠路線が崩れてしまい、もし南部駒賞で遠征馬が勝ち、金杯が冬の天候悪化で中止にでもなろうものなら、最優秀2歳馬はどうなるのだろうと筆者は気になります。杞憂に終われば良いですが…
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