イーハトーブマイルは波乱含み
5月29日水沢競馬のメインレースは、みちのく爽やか杯、第10回イーハトーブマイル(M3)です。3歳のマイル重賞として2013年に創設。2018年までは不来方賞前の9月に行われていましたが、2019、2020年は11月、2021年は8月と迷走を始めました。今年は一気に5月に前倒し、東北優駿のトライアルというわけでもなく、中途半端な位置付けになってしまいました。東北優駿が6月中旬に2000mで行われるのであれば、この時期のステップには1800か1900mのレース(近年ではやまびこ賞など)が置かれるべきでしょう。
ダイヤモンドカップを勝ったグットクレンジングは当初より登録がなく、東北優駿(6月14日、水沢2000m)が目標。ダイヤモンドカップ2、3着のフォルエルドラド、フェルゼンハント、留守杯日高賞2着ビッグタマテルーフも回避。出走すれば有力候補だった、留守杯日高賞3着ボサノヴァも登録しながら回避となり、結果9頭立てになりました。またスプリングカップ優勝のクロールキックは今日(5月28日)に休養先から水沢へ帰厩、東北優駿出走へ向けての調整を開始します。

近走の上位が抜けて、ダイヤモンドカップ4着のサンエイブレーヴ(村上忍騎手)に有利な力関係と思えます。デビュー以来着外なしで、重賞でも3、3、2、4、4着と安定して走っています。先着を許してきたクロールキックやグットクレンジングが不在であり、乗り込みも変わらず順調であることから、重賞タイトル獲得の大きなチャンスが来たといえます。

マルルットゥ(高松亮騎手)は、あやめ賞の勝ち馬。例年北海道デビュー馬が幅を利かせる2、3歳馬路線において、岩手デビュー馬の勝利は価値の高いものになりました。留守杯日高賞は道中不利が重なりながらも4着。今季コンスタントに実戦を走って6戦目になりますが、調子落ちは感じられません。

アテナ(高橋悠里騎手)はあやめ賞3着、留守杯日高賞5着。上記マルルットゥとの差は僅かです。転入前4回の馬券対象はすべて逃げであり、ボサノヴァ不在なら展開が楽になってくることも考えられます。

コイビトサンタ(菅原勲調教師、実戦は山本聡哉騎手)は重賞初挑戦のダイヤモンドカップが6着止まりでしたが、今季はレース内容に安定感が出ています。力勝負タイプだけに、馬場状態が気になります。

フジクラウン(菅原辰徳騎手)は前々走で2勝目をあげたばかりですが、前走2着時のタイムが留守杯日高賞上位組と遜色ありません。上がり馬というよりは、素質馬がようやく順調に力を出しはじめたという印象を受けます。
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ダイヤモンドカップを勝ったグットクレンジングは当初より登録がなく、東北優駿(6月14日、水沢2000m)が目標。ダイヤモンドカップ2、3着のフォルエルドラド、フェルゼンハント、留守杯日高賞2着ビッグタマテルーフも回避。出走すれば有力候補だった、留守杯日高賞3着ボサノヴァも登録しながら回避となり、結果9頭立てになりました。またスプリングカップ優勝のクロールキックは今日(5月28日)に休養先から水沢へ帰厩、東北優駿出走へ向けての調整を開始します。

近走の上位が抜けて、ダイヤモンドカップ4着のサンエイブレーヴ(村上忍騎手)に有利な力関係と思えます。デビュー以来着外なしで、重賞でも3、3、2、4、4着と安定して走っています。先着を許してきたクロールキックやグットクレンジングが不在であり、乗り込みも変わらず順調であることから、重賞タイトル獲得の大きなチャンスが来たといえます。

マルルットゥ(高松亮騎手)は、あやめ賞の勝ち馬。例年北海道デビュー馬が幅を利かせる2、3歳馬路線において、岩手デビュー馬の勝利は価値の高いものになりました。留守杯日高賞は道中不利が重なりながらも4着。今季コンスタントに実戦を走って6戦目になりますが、調子落ちは感じられません。

アテナ(高橋悠里騎手)はあやめ賞3着、留守杯日高賞5着。上記マルルットゥとの差は僅かです。転入前4回の馬券対象はすべて逃げであり、ボサノヴァ不在なら展開が楽になってくることも考えられます。

コイビトサンタ(菅原勲調教師、実戦は山本聡哉騎手)は重賞初挑戦のダイヤモンドカップが6着止まりでしたが、今季はレース内容に安定感が出ています。力勝負タイプだけに、馬場状態が気になります。

フジクラウン(菅原辰徳騎手)は前々走で2勝目をあげたばかりですが、前走2着時のタイムが留守杯日高賞上位組と遜色ありません。上がり馬というよりは、素質馬がようやく順調に力を出しはじめたという印象を受けます。
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