春の水沢競馬総決算!みちのく大賞典
昨年度の3月12日からスタートした春の水沢競馬はあっという間に最終週を迎えました。6月20日は今年前半の大一番、農林水産大臣賞典、第49回一條記念みちのく大賞典(M1)です。シーズン当初の赤松杯から、過去の年度代表馬やM1ウイナーがズラリと揃う豪華メンバーの戦いが続いてきましたが、ここで今季前半の古馬チャンピオンが決まるという形になります。ここで紹介する6頭中5頭までが水沢2000mでのM1ウイナー、激戦となること間違いありません。

2017、2018年優勝のエンパイアペガサス(七夕騎手、実戦は山本政聡騎手)が3度目のみちのくタイトルを目指します。年齢を重ねるごとに、春先からどれもこれも勝つという成績ではなくなってきましたが、休み明けを落としても、2戦目でキッチリと変わり身を見せて来ます。この春は当初からこのレースを最大目標に設定。シアンモア記念は惜敗とはいえ内容は大幅に良化しており、今回は負けられないところです。みちのく大賞典を3勝したのは、過去メイセイオペラのみ。2勝のスリーパレード、スイフトセイダイ、グレートホープ、モリユウプリンス、トニージェントを超えることができるかに注目です。

赤松杯は、岩手転入後はじめての思わぬ大敗となったヒガシウィルウィン(坂口騎手)でしたが、シアンモア記念で見事に巻き返しM1タイトルを獲得。同じ水沢2000mの桐花賞はエンパイアペガサスに差し切りを許しましたが、当時は大雪を除雪したあとの馬場状態。展開も厳しいものでした。ジャパンダートダービーJpnIの勝ち馬が距離どうこうとは言っていられないでしょう。

チャイヤプーン(村上騎手)はシアンモア記念が思わぬ3着でしたが、あすなろ賞で巻き返し。水沢2000mでは岩手ダービーダイヤモンドカップとダービーグランプリの2戦2勝。気の悪さはレースを見ての通り相変わらずですが、一方で距離延長は全く苦にしないように見えます。

昨年の覇者はランガディア(板垣調教師、実戦は鈴木騎手)。今回は状態が上がってきたと板垣調教師。近走の数字が冴えませんが、桐花賞以降、不思議にパワーを要する馬場状態が続いていた点は覚えておく必要があるでしょう。いくぶん人気は落ちるでしょうが、軽視はできないと見ます。

今回もレースを作るのはパンプキンズ(岩本騎手)でしょう。あすなろ賞は意外に前半絡まれましたが2着粘り込み。今回は単騎先行が濃厚です。水沢2000mといえば、復活した東北優駿で見事逃げ切っています。

ヤマショウブラック(小林俊彦調教師、実戦は高橋騎手)は4月27日に桃花特別を勝ち、2019年桐花賞以来の勝利。早めに抜け出したエンパイアペガサスを捕らえたゴール前は見事でした。末を生かすタイプですが、軽い馬場でよりキレるタイプ。調整に苦しんだ昨年後半と違い、今季5戦目。逆襲を期待できる材料は揃っています。
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2017、2018年優勝のエンパイアペガサス(七夕騎手、実戦は山本政聡騎手)が3度目のみちのくタイトルを目指します。年齢を重ねるごとに、春先からどれもこれも勝つという成績ではなくなってきましたが、休み明けを落としても、2戦目でキッチリと変わり身を見せて来ます。この春は当初からこのレースを最大目標に設定。シアンモア記念は惜敗とはいえ内容は大幅に良化しており、今回は負けられないところです。みちのく大賞典を3勝したのは、過去メイセイオペラのみ。2勝のスリーパレード、スイフトセイダイ、グレートホープ、モリユウプリンス、トニージェントを超えることができるかに注目です。

赤松杯は、岩手転入後はじめての思わぬ大敗となったヒガシウィルウィン(坂口騎手)でしたが、シアンモア記念で見事に巻き返しM1タイトルを獲得。同じ水沢2000mの桐花賞はエンパイアペガサスに差し切りを許しましたが、当時は大雪を除雪したあとの馬場状態。展開も厳しいものでした。ジャパンダートダービーJpnIの勝ち馬が距離どうこうとは言っていられないでしょう。

チャイヤプーン(村上騎手)はシアンモア記念が思わぬ3着でしたが、あすなろ賞で巻き返し。水沢2000mでは岩手ダービーダイヤモンドカップとダービーグランプリの2戦2勝。気の悪さはレースを見ての通り相変わらずですが、一方で距離延長は全く苦にしないように見えます。

昨年の覇者はランガディア(板垣調教師、実戦は鈴木騎手)。今回は状態が上がってきたと板垣調教師。近走の数字が冴えませんが、桐花賞以降、不思議にパワーを要する馬場状態が続いていた点は覚えておく必要があるでしょう。いくぶん人気は落ちるでしょうが、軽視はできないと見ます。

今回もレースを作るのはパンプキンズ(岩本騎手)でしょう。あすなろ賞は意外に前半絡まれましたが2着粘り込み。今回は単騎先行が濃厚です。水沢2000mといえば、復活した東北優駿で見事逃げ切っています。

ヤマショウブラック(小林俊彦調教師、実戦は高橋騎手)は4月27日に桃花特別を勝ち、2019年桐花賞以来の勝利。早めに抜け出したエンパイアペガサスを捕らえたゴール前は見事でした。末を生かすタイプですが、軽い馬場でよりキレるタイプ。調整に苦しんだ昨年後半と違い、今季5戦目。逆襲を期待できる材料は揃っています。
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