３歳芝路線スタート、はまなす賞はマツリダスティール登場

　６月２９日盛岡競馬のメインレースは、盛岡タイムス杯、第２５回はまなす賞（準重賞）です。７月１１日に行われる、地方全国交流重賞、オパールカップのトライアルレースになります。




　昨年度、古馬や３歳勢を抑えて「最優秀ターフホース」となったマツリダスティール（村上騎手）が登場します。今季初戦は水沢のダートで２着、前走はＪＲＡ中京の白百合Ｓに挑戦して７着に敗れましたが、ここまでずっと水沢開催が続くことを考えれば、着順は想定の範囲内でしょう。ただしここは獲得賞金で負担重量が決まるだけに、基本の重量から３キロ上乗せの５９キロ。能力上位は疑いありませんが、一応考慮は必要でしょう。

　基本的には相手探しと見ますが、２歳時から盛岡の芝で実績のあるリップクリームなどに対し、今季になって転入しＪＲＡの芝で入着のある面々がどの程度動けるかは正直計算ができません。エントリーの時点からフルゲートの１２を上回る申し込みのあったレースですから、全馬について詳細な検討が必要になるでしょう。今週は初日、２日目でＢ２、Ｂ１級で芝のレースが行われていますが、いずれも予想は超難解でした。Ｂ２級戦の１、２、３着は１１、１、１２番人気。Ｂ１級戦は２、１、９番人気という結果が出ています。



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