スプリングカップで3歳路線スタート、リュウノシンゲン登場!
今年春の岩手競馬は、早くも3開催目の水沢競馬ですが、ここからは年度替わり。重賞、特別競走も実施されます。2021年度の初日となる4月4日のメインレースは、第46回スプリングカップ(M2)。3歳路線が始まります。
今年の3歳路線の軸となるのは、
ダイヤモンドカップ(5月2日、水沢1600m)
東北優駿(6月13日、水沢2000m)
不来方賞(9月5日、盛岡2000m)
ダービーグランプリ(10月3日、盛岡2000m、地方全国交流)
三冠プラス、ダービーグランプリという構成になっています。
ダービーグランプリは、1着賞金が2000万円になっただけでなく、フルゲートが16に拡張。最近は各地に交流レースが増加して、複数レースに登録する馬が増加。選定されながら、出走馬確定直前に回避する馬がいて、ギリギリで出走枠から漏れてしまう馬もいるだけに、1つでも出走枠が増えるのは大きいでしょう。盛岡競馬場の広さを生かした、良い改定です。
今年のスプリングカップは、牝馬限定のあやめ賞が次開催(4月18日、水沢1400m)に移動したことで、牝馬トップクラスが出走可能。4頭の牝馬が参戦しており、例年より多彩なメンバー構成となっていますが、なんといっても中心はリュウノシンゲンでしょう。

リュウノシンゲン(坂口騎手)は1月の金杯まで9戦7勝で、2歳最優秀馬に表彰。敗れた2戦中1戦は芝の若鮎賞3着。もう1戦は南部駒賞で、先着を許したのはギガキング(現船橋)とシンタロウでともに北海道所属馬でした。金杯を勝ったあとはトレセンで調整したとのことですが、水沢帰厩後は昨年以上に迫力満点の動きを見せています。冬の過ごし方が余程上手くいったのか、菅原勲調教師は「もっと、強いところへいける馬」、「(併せ馬の)併走相手は一杯一杯」とリュウノシンゲンを絶賛。「今年は遠征していきたい。東北優駿までは地元だが、その後は…」と期待を寄せています。ここからまずはダイヤモンドカップを目指しますが、スプリングカップも当然負けられない戦いです。
対抗視されるのはグランフォロミー(鈴木騎手)、北海道デビューで知床賞5着のあとに岩手へ転入し、寒菊賞、金杯ともに2着。しかしその差は1馬身差から頭差まで詰めてきました。こちらも一冬を越しての成長が注目されるところで、当然逆転を狙っているでしょう。

牝馬からは、エンパイアペガサスの妹、ファイントリック(佐藤厩務員、実戦は村上騎手)が参戦。ここまでは重賞で4回の入着がありますが、タイトルには手が届いていません。勝てば兄妹による重賞制覇というチャンスがずっと続いています。また、同厩のゴールデンヒーラーは、あやめ賞直行が予定されています。
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今年のスプリングカップは、牝馬限定のあやめ賞が次開催(4月18日、水沢1400m)に移動したことで、牝馬トップクラスが出走可能。4頭の牝馬が参戦しており、例年より多彩なメンバー構成となっていますが、なんといっても中心はリュウノシンゲンでしょう。

リュウノシンゲン(坂口騎手)は1月の金杯まで9戦7勝で、2歳最優秀馬に表彰。敗れた2戦中1戦は芝の若鮎賞3着。もう1戦は南部駒賞で、先着を許したのはギガキング(現船橋)とシンタロウでともに北海道所属馬でした。金杯を勝ったあとはトレセンで調整したとのことですが、水沢帰厩後は昨年以上に迫力満点の動きを見せています。冬の過ごし方が余程上手くいったのか、菅原勲調教師は「もっと、強いところへいける馬」、「(併せ馬の)併走相手は一杯一杯」とリュウノシンゲンを絶賛。「今年は遠征していきたい。東北優駿までは地元だが、その後は…」と期待を寄せています。ここからまずはダイヤモンドカップを目指しますが、スプリングカップも当然負けられない戦いです。
対抗視されるのはグランフォロミー(鈴木騎手)、北海道デビューで知床賞5着のあとに岩手へ転入し、寒菊賞、金杯ともに2着。しかしその差は1馬身差から頭差まで詰めてきました。こちらも一冬を越しての成長が注目されるところで、当然逆転を狙っているでしょう。

牝馬からは、エンパイアペガサスの妹、ファイントリック(佐藤厩務員、実戦は村上騎手)が参戦。ここまでは重賞で4回の入着がありますが、タイトルには手が届いていません。勝てば兄妹による重賞制覇というチャンスがずっと続いています。また、同厩のゴールデンヒーラーは、あやめ賞直行が予定されています。
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