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新設重賞、OROオータムティアラ!

 10月25日、盛岡競馬のメインレースは、日本レーシングサービス、JBC協会協賛、HITスタリオンシリーズ、第1回OROオータムティアラ(M1)(ネオユニヴァース賞)。今年新設された3歳牝馬重賞です。ある意味、南部杯やダービーグランプリを上回る、今年の岩手競馬番組のハイライトといえるでしょう。

 歴史を辿ると、季節もののレース名は以前から3歳(旧4歳)のレースとして実施されていました。

 現存しているのは新年度の開幕時に行われるスプリングカップ(1975年から)のみで、残る3レースは

サマーカップ:1975年から2006年まで
オータムカップ:1975年から2003年まで
ウインターカップ:1991年から2003年まで

それぞれ実施されていましたが、当時の情勢にともない休止されています。

 特にオータムカップは1999、2000年には東北3県交流重賞として、ダービーグランプリのトライアルとして行われており、1着賞金1000万円という超豪華レースでした。今回のOROオータムティアラは、このレース名が牝馬限定戦となって復活したものと考えて良いでしょう。いきなり留守杯日高賞、ひまわり賞を上回る1着賞金400万円、加えてM1格付けには、岩手競馬の気合いが感じられます。ここにフルゲート12頭が揃いました。



 転入馬が多く加わり、力比較は難しくなりましたが、頼りたいのは春からの実績馬。

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 ひまわり賞馬マルケイマーヴェル(石川調教師、実戦は岩本騎手)がまずは予想の軸になるでしょう。2歳時は6戦未勝利でしたが、すべて4着以内。4月に初勝利を上げたあと、留守杯日高賞は遠征馬の上位独占でしたが、ここで5着に入り地元勢最先着。このあとは月1走のローテーションを守って結果を出し、4勝目のひまわり賞で重賞タイトルに手が届きました。前走長月特別では、古馬A級相手に4着入着。近年の3歳牝馬と比べてもハイレベルと思えます。



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 アンズビジン(高松騎手)は転入初戦のあやめ賞を勝ってから、6戦すべて重賞レースに出走。留守杯日高賞は12着大敗でしたが、ひまわり賞はマルケイマーヴェルから0.7秒差の3着でした。不来方賞に出走したことで、メンバー中唯一ダート2000mの経験があります。





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  1. 2020/10/24(土) 21:29:22|
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