南部杯競走が実施されます
10月9日、盛岡競馬のメインレースは、Road to JBC、農林水産大臣賞典、第30回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)です。ここへの出走馬を紹介します。

ユッコ(高松騎手)はJRA1勝から水沢へ転入。当初はB1格付けでしたが、昨年のビューチフルドリーマーカップでジュエルクイーンを半馬身差にまで追い詰め(2着)、そこから牝馬交流路線に参戦。今季は牡馬に混じってのシアンモア記念を優勝して堂々のM1ウイナーになりました。JpnIのメンバーは厳しいですが、1年少々で多くの経験を積んできたことも確か。再度牝馬交流路線に向かうためには、そう簡単に凡退できません。

メイショウオセアン(坂口騎手)はJRA5勝のオープン馬で、同厩だったナムラタイタンの引退と入れ替わるように転入。すずらん賞3着、青藍賞2着は実績を考えると物足りませんが、まだ岩手でのキャリアはその2戦のみ。今後の重賞路線を考えれば、やはり存在感を示さなければなりません。

チェリーピッカー(山本聡哉騎手)はJRA8戦0勝、賞金ゼロで水沢へ昨年9月に移籍。2ヶ月半で8戦8勝、今季は4月からB2スタートで8戦7勝。A級初戦でコスモジョイジョイに敗れましたが、岩手で敗れたのはその1戦のみで(15ー1ー0ー0)という驚異的上がり馬です。前走青藍賞で雪辱して重賞タイトルを獲得し、南部杯の岩手代表に選定されました。一気にハードルは上がりましたが、ここでどれだけのパフォーマンスを見せられるかは、岩手競馬のレベルも試されるだけに責任は重大です。生産頭数11頭、うち勝ち馬2頭だけというカフェオリンポス産駒としても貴重な存在になりました。

コスモジョイジョイ(小野厩務員、実戦は菅原俊吏騎手)も岩手競馬での上がり馬。こちらは菊花賞馬オウケンブルースリの全弟という血統馬で、JRA所属時は芝で走って10戦して3回の入着がありました。水沢移籍後は惜敗もあるものの、ほとんどノンストップでクラスを上げて、岩手で(13ー6ー5ー3)。岩手3シーズン目の今季は2戦目からA級に昇格しましたが特別2勝、すずらん賞2着、青藍賞3着とむしろ勢いを増している印象すらあります。

筆者は盛岡へ遠征中のため、その稼働状況を見ることができませんが、今週の競馬から水沢競馬場の大型ビジョンがレースを映し出しているはずです(画像は10月6日金曜日の様子)。水沢競馬場長によれば、盛岡競馬場のものよりも横比率が大きく、レース映像を圧縮することなく、同時に着順掲示もできるとのことです。
おそらく日本の平地競馬場では最後になるかと思いますが、昭和59年10月にカツラギエース=ミスターシービー=サンオーイ=トウショウペガサスと入った毎日王冠が行われた、東京競馬場で初めてターフビジョンが稼働してから33年。我がホーム水沢競馬場にもようやく大型ビジョンが設置されることになりました。カツラギエースの毎日王冠はテレビ越しに見ても大興奮のレースで、それこそベータマックスのビデオテープが擦り切れるほど見ましたから、なおさら感慨深いものがあります。
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ユッコ(高松騎手)はJRA1勝から水沢へ転入。当初はB1格付けでしたが、昨年のビューチフルドリーマーカップでジュエルクイーンを半馬身差にまで追い詰め(2着)、そこから牝馬交流路線に参戦。今季は牡馬に混じってのシアンモア記念を優勝して堂々のM1ウイナーになりました。JpnIのメンバーは厳しいですが、1年少々で多くの経験を積んできたことも確か。再度牝馬交流路線に向かうためには、そう簡単に凡退できません。

メイショウオセアン(坂口騎手)はJRA5勝のオープン馬で、同厩だったナムラタイタンの引退と入れ替わるように転入。すずらん賞3着、青藍賞2着は実績を考えると物足りませんが、まだ岩手でのキャリアはその2戦のみ。今後の重賞路線を考えれば、やはり存在感を示さなければなりません。

チェリーピッカー(山本聡哉騎手)はJRA8戦0勝、賞金ゼロで水沢へ昨年9月に移籍。2ヶ月半で8戦8勝、今季は4月からB2スタートで8戦7勝。A級初戦でコスモジョイジョイに敗れましたが、岩手で敗れたのはその1戦のみで(15ー1ー0ー0)という驚異的上がり馬です。前走青藍賞で雪辱して重賞タイトルを獲得し、南部杯の岩手代表に選定されました。一気にハードルは上がりましたが、ここでどれだけのパフォーマンスを見せられるかは、岩手競馬のレベルも試されるだけに責任は重大です。生産頭数11頭、うち勝ち馬2頭だけというカフェオリンポス産駒としても貴重な存在になりました。

コスモジョイジョイ(小野厩務員、実戦は菅原俊吏騎手)も岩手競馬での上がり馬。こちらは菊花賞馬オウケンブルースリの全弟という血統馬で、JRA所属時は芝で走って10戦して3回の入着がありました。水沢移籍後は惜敗もあるものの、ほとんどノンストップでクラスを上げて、岩手で(13ー6ー5ー3)。岩手3シーズン目の今季は2戦目からA級に昇格しましたが特別2勝、すずらん賞2着、青藍賞3着とむしろ勢いを増している印象すらあります。

筆者は盛岡へ遠征中のため、その稼働状況を見ることができませんが、今週の競馬から水沢競馬場の大型ビジョンがレースを映し出しているはずです(画像は10月6日金曜日の様子)。水沢競馬場長によれば、盛岡競馬場のものよりも横比率が大きく、レース映像を圧縮することなく、同時に着順掲示もできるとのことです。
おそらく日本の平地競馬場では最後になるかと思いますが、昭和59年10月にカツラギエース=ミスターシービー=サンオーイ=トウショウペガサスと入った毎日王冠が行われた、東京競馬場で初めてターフビジョンが稼働してから33年。我がホーム水沢競馬場にもようやく大型ビジョンが設置されることになりました。カツラギエースの毎日王冠はテレビ越しに見ても大興奮のレースで、それこそベータマックスのビデオテープが擦り切れるほど見ましたから、なおさら感慨深いものがあります。
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