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シーズン最終戦はトウケイニセイ記念!

 岩手競馬はシーズン最終日。1月9日水沢競馬のメインレースは、東京スポーツ新聞杯、第17回トウケイニセイ記念(M2)が行われます。


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 北上川大賞典、桐花賞と連続2着のアントニオピサ(阿部騎手)。JRA4勝、南関東でもオープン勝ちの実績馬らしい走りを見せています。戦いやすいメンバーで重賞タイトル奪取の好機になりました。1600mでも2勝しており、距離の心配はないように思えますが、エントリーしていた12月17日の白嶺賞が雪で競走取りやめ。同距離のステップレースだっただけに距離適性を計れたところですが、それが判らぬままとなり予想を難しくしています。


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 桐花賞が案外の結果(6着)に終わったナリタスーパーワン(関本騎手)。レース前の返し馬で落鉄があり、一旦打ち直しに戻るアクシデント。それが直接レース内容に影響したかどうかはわかりませんが、あまり良いところがなかったのも事実。これも白嶺賞へ出走予定でしたから、やはり評価が難しくなっています。元々JRAでの5勝がすべて1400mだけに、距離短縮は好都合。1走だけで評価は下げられません。


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 史上初めてみちのく大賞典を勝った牝馬ミラクルフラワー(村上騎手)。11月21日の初冬特別以来ですが、これも白嶺賞が取りやめとなってレース間隔が開きました。岩手では芝1000mのOROターフスプリントと、スタートで致命的な出遅れを喫したビューチフルドリーマーカップの2戦崩れただけで(8−4−0−3)の好成績。最優秀牝馬のタイトルはほぼ確実とみられますが、ここでもう一つタイトルが欲しいところです。


 ほかに注目は、ここが転入初戦となるJRA準オープン馬、ゴットフリート(菅原辰徳騎手)。JRA戦績がすべて芝の(3−3−4−13)ですが、「一本追い切ってから、ぐっと気合いが乗ってきた」と瀬戸調教師。最終追い切りを見てもダートがだめとは思えません。本領発揮は春以降かもしれませんが、狙いとしてはここに妙味がありそうです。

 昨年の栗駒賞で見事に追い込みを決めたスフィンクス(山本聡哉騎手)は今季未勝利でしたが、11月19日の小雪特別を勝つなど、水沢戦になって本来の末脚が戻っています。展開に注文がつくようなところはありますが、絶好調のリーディングを鞍上に再現を狙っています。

 明け4歳馬で唯一挑戦はデルマオカル(高松騎手)。JRA新馬勝ちが芝1200m。2000mの不来方賞やダービーグランプリは良いところがありませんでしたが、その他では1、2、1、1着。いかにも短距離向きという気性ですが、好位差し戦法も巧みに使っています。B1からの挑戦で53キロで戦えるという有利さもあります。

 桐花賞を勝ったナムラタイタンは当初より登録なし。シークロムは白嶺賞取りやめの後ここを目標にしていましたが、結局回避。ラブバレットは登録こそありましたが、すでに福島の牧場へ移動。1月29日のJRA東京、根岸S(GIII)を目標としています。レース10日前からは美浦トレセンへ入るとのことです。




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 最終10Rオッズパーク杯睦月特別(A級一組)に、注目の転入馬、オープンベルト(牝6)(村上騎手)が登場。兵庫県デビューで、園田、南関東、金沢で豊富な重賞出走歴。直前は金沢で北國王冠5着、A級2着とあらば、岩手A級で十分通用しそうです。



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  1. 2017/01/08(日) 19:53:36|
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