今日は芝2400mの日!サファイア賞
5月29日盛岡競馬のメインレースは、兼平製麺所杯、第10回サファイア賞(M3)。東京優駿競走と同じく、芝2400mで行われます。
3歳馬の条件としては年に一度しか行われない特殊な競走で、1着馬には7月31日に行われる古馬の芝重賞せきれい賞の優先出走権が与えられる珍しい条件設定です(他には、ひまわり賞1着→ビューチフルドリーマーカップ)。しかし、このステップで昨年はレジェンドロックが両レースを制し、最優秀ターフホースとなっています。
先週23日のOROターフ特別で転入初戦のブレイズアトレイルが圧勝し、次走かきつばた賞以降も芝路線を歩むとのこと(村上実調教師とはJRAの***オープン出走の話も出ました)。あすなろ賞回避のダイワマッジョーレも同様の路線を歩みそうで、今年の岩手競馬芝路線は大いに盛り上がりそうです。ただ、週をずらしたとはいえ、今年も岩手ダービー・ダイヤモンドカップと同開催。どうしてもこうなるというのであれば、岩手ダービー・ダイヤモンドカップの開催は水沢で行ったらどうでしょう。
ちなみに、今年はみちのく大賞典が盛岡開催となっていますが、この開催時期(6月11、12日)に水沢競馬場を舞台に「希望郷いわて国体馬術競技リハーサル大会」が行われる関係で、水沢開催が盛岡に振り替えられたと思われます。また、いわて国体本大会の馬術競技は10月2から6日とのことです。

5月25日、調教が終わった後の水沢競馬場

中心となるのはやはりはまなす賞勝ちのサンエイゴールド(富澤厩務員、実戦は山本聡哉騎手)。僅差とはいえ1番人気にキッチリ応えて、今季の3歳芝路線の中心となることを示しました。今回の2400mは全馬初距離で、JRAデビュー馬で2000mの経験馬がいますが、サンエイゴールドもJRA中山挑戦で2000mを経験しました。その時に瀬戸調教師は「ここだけのために2000mを使うのではない」と言っていましたが、それはここからの距離延長を克服するためと解釈して良いでしょう。経験を生かす時が今まさに到来したと言えます。

はまなす賞3着で大きく存在感を増したのはレイズアスマイル(村上騎手)。大井からの転入初戦から、陣営の意向で「芝を使いたかった」と重賞に挑戦してきましたが、道中最後方からの追い込みで十分その適性を示しました。ただ、それまでは1200m中心のローテーションで、1600mすら初めて。そこへ加えて2400mに距離が伸びます。

次週に岩手ダービー・ダイヤモンドカップを控えるエンパイアペガサス(佐藤厩務員)は順調に乗り込みを積んでいます。

5月30日月曜日12レース、「十和田市 駒っこランド賞」(B2三組)には転入後8戦8勝のモズフウジン(山本聡哉騎手)が出走予定です。
2010年、カネヒキリの勝ったマーキュリーカップ
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3歳馬の条件としては年に一度しか行われない特殊な競走で、1着馬には7月31日に行われる古馬の芝重賞せきれい賞の優先出走権が与えられる珍しい条件設定です(他には、ひまわり賞1着→ビューチフルドリーマーカップ)。しかし、このステップで昨年はレジェンドロックが両レースを制し、最優秀ターフホースとなっています。
先週23日のOROターフ特別で転入初戦のブレイズアトレイルが圧勝し、次走かきつばた賞以降も芝路線を歩むとのこと(村上実調教師とはJRAの***オープン出走の話も出ました)。あすなろ賞回避のダイワマッジョーレも同様の路線を歩みそうで、今年の岩手競馬芝路線は大いに盛り上がりそうです。ただ、週をずらしたとはいえ、今年も岩手ダービー・ダイヤモンドカップと同開催。どうしてもこうなるというのであれば、岩手ダービー・ダイヤモンドカップの開催は水沢で行ったらどうでしょう。
ちなみに、今年はみちのく大賞典が盛岡開催となっていますが、この開催時期(6月11、12日)に水沢競馬場を舞台に「希望郷いわて国体馬術競技リハーサル大会」が行われる関係で、水沢開催が盛岡に振り替えられたと思われます。また、いわて国体本大会の馬術競技は10月2から6日とのことです。

5月25日、調教が終わった後の水沢競馬場

中心となるのはやはりはまなす賞勝ちのサンエイゴールド(富澤厩務員、実戦は山本聡哉騎手)。僅差とはいえ1番人気にキッチリ応えて、今季の3歳芝路線の中心となることを示しました。今回の2400mは全馬初距離で、JRAデビュー馬で2000mの経験馬がいますが、サンエイゴールドもJRA中山挑戦で2000mを経験しました。その時に瀬戸調教師は「ここだけのために2000mを使うのではない」と言っていましたが、それはここからの距離延長を克服するためと解釈して良いでしょう。経験を生かす時が今まさに到来したと言えます。

はまなす賞3着で大きく存在感を増したのはレイズアスマイル(村上騎手)。大井からの転入初戦から、陣営の意向で「芝を使いたかった」と重賞に挑戦してきましたが、道中最後方からの追い込みで十分その適性を示しました。ただ、それまでは1200m中心のローテーションで、1600mすら初めて。そこへ加えて2400mに距離が伸びます。

次週に岩手ダービー・ダイヤモンドカップを控えるエンパイアペガサス(佐藤厩務員)は順調に乗り込みを積んでいます。

5月30日月曜日12レース、「十和田市 駒っこランド賞」(B2三組)には転入後8戦8勝のモズフウジン(山本聡哉騎手)が出走予定です。
2010年、カネヒキリの勝ったマーキュリーカップ

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