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笠松グランプリにラブバレットが挑戦!

 11月26日、笠松競馬第10レースで、第11回笠松グランプリ(1400m、地方全国交流)が行われます。ここへ水沢からラブバレット(山本聡哉騎手)が出走します。


ラブバレット


追い


切り
 追い切りは菅原勲調教師でビッシリと。クラスターカップJpnIII3着以来となった、絆カップ4着時には「(大敗も覚悟していたが)まずまず走ってくれたし、砂を被るレースができたのは良かった」と言っていた菅原勲調教師。その後は順調に来ているようで「今は気にするところがなくなった。あとは自分から以前のような(追い切り)時計を出せるようになれば・・・」と。追い切り時計は大幅に時計を詰めて良化を感じさせましたが、まだ上昇の余地はありそうです。

 当初ラブバレットは補欠で、筆者ともども「想定していなかった」と驚いていましたが、笠松グランプリの他地区選定は地域ごとに枠があるようで、「北海道・岩手」、「南関東」、「金沢・兵庫・高知・佐賀」で分けられていた模様。当初は選定馬5頭のほかに、北海道・岩手で5頭、南関東で14頭、金沢・兵庫・高知・佐賀で18頭の補欠がいました。北海道のポアゾンブラックが回避してようやくラブバレットが繰り上がり。南関東も昨年の優勝馬ジョーメテオが回避してサトノタイガー(昨年、盛岡のJBCスプリント2着)が繰り上がりました。ほかもすばらしい実績を持った馬が漏れており、補欠馬だけでもう1レース交流重賞を組んでも気がつかないでしょう。


 笠松グランプリは元をただせば2004年までJpnIIIで実施されていた全日本サラブレッドカップ。1986年スタートのダービーグランプリによく似た経緯をたどっており、

 1988年から1994年までは地方全国交流(2500m)→1997年から2004年は中央地方全国交流→2005年から2011年は地域交流→2012年からは地方全国交流が復活し、1着賞金が1000万円となっています。

 日本で最高級に面白い交流重賞の一つであることは間違いなく、今年も好メンバー。ラブバレットにも楽な戦いにはならないと思いますが、この先に「兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII、12月24日園田1400m)、そこから先もなにか・・・」と菅原勲調教師は短距離の交流重賞を考えているのであれば、そう悪いレースはできません。ラブバレットの走りにご注目ください。


サカモトデュラブ
 1998年、第9回全日本サラブレッドカップの一周目直線、中央桃帽が逃げるサカモトデュラブ(関本浩司騎手)、内からシンプウライデン(白帽、安藤勝己騎手)、ストーンステッパー(黒帽、小林徹弥騎手)、サカモトデュラブ、イズミホーガン(赤帽、金井正幸騎手)、カガヤキローマン(森下博騎手)、トーヨーレインボー(緑帽、松永昌博騎手)、大外が勝ち馬バトルライン(橙帽、藤田信二騎手)


マジックリボン
 1999年、第10回全日本サラブレッドカップ。中央が勝ち馬マジックリボン(赤帽、安藤勝己騎手)、外の桃帽が2着ゴールドプルーフ(丸野勝虎騎手)、間の橙帽がロングリリーフ(4着、浜口楠彦騎手)。


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  1. 2015/11/25(水) 12:00:00|
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