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史上最強の遠征馬を迎え撃つ、ダービーグランプリ

 いよいよ11月23日は岩手競馬の看板レース、サンケイスポーツ杯、社台スタリオンステーション協賛、第28回ダービーグランプリ(クロフネ賞)が行われます。地方全国交流で北海道、浦和、大井、船橋、金沢から計6頭が遠征。水沢5頭、盛岡1頭が迎え撃ちます。


 他地区選定馬の発表時から「凄いメンバー」と話題になっていましたが、当初申し込みが21頭。ちょっと聞いた名前の馬でも補欠にとどまっていました。浦和のパーティメーカーと兵庫のバズーカが回避して、ようやくヴェスヴィオとタイムビヨンドが繰り上がり。本来の趣旨からすれば全国各地からメンバーを集めたいところですが、南関東のクラシック馬とそれに準じる成績の馬がエントリーしては、そうもいかないということでしょう。これだけエントリーがあって、実際に出走してくれるのなら、遠征馬枠を8にして盛岡開催のうちに16頭立てで実施することを考えた方が良いかもしれません。

 ただ、出走12頭の馬柱を見ると、予想はなんとも困難。地区レベル比較は南関東上位で疑いがありませんが、その4頭が勝ったり負けたりを繰り返しており上下関係が全く不明。加えて5ヶ月振りであったり、埼玉栄冠賞で大凡走していたりでは自信を持って印が打てません。北海道のタイムビヨンドは北海優駿、王冠賞ともに2着ですが、続くJRA500万下への挑戦でも2着しています。金沢のライブザドリームは重賞1勝のみですが、この地区の代表馬は人気以上の好走を見せることが多く「遠征してくる以上は・・・」と評価します。


 地元代表は、先の不来方賞を圧勝したダイワエクシード(田嶋厩務員、実戦は村上騎手)
ダイワエクシード
 最終追い切りは古馬A級シルクキングリーとの併せ馬だったのですが・・・


霧
 その時間帯になって水沢競馬場は霧が濃くなり、実際に見ることができたのはゴール前の約3秒程度

 計時はできませんでしたが、千葉幸喜調教師は「前走よりも状態は良くなっていると思います。大外枠になったけど、内でためて良いタイプでもないし、自分のペースで動けるので却って良いでしょう」と。中間から「どの馬が人気になるの?」と話はしていたのですが、絶対的に抜けた存在がいない点に可能性を感じているようです。今年は6戦6勝ロールボヌールの戦線離脱がなんとも惜しまれますが、同オーナー、同スタッフのダイワエクシードが代役を務めます。


 その他の地元勢では不来方賞の着差から厳しいと思われますが、2着ラブブレイブは益々の変わり身を見せており、「化けた」ように映ります。唯一ダイワエクシードと未対決のレッドサヴァージ(菅原俊吏騎手)が転入後2戦2勝。勝ち星優先のローテーションだったようですが、もし不来方賞へ出走しておれば・・・という想像はでき、ちょっと動向が気になります。
レッドサヴァージ





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  1. 2015/11/22(日) 21:50:09|
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