クライマックスに向けて、絆カップはトップクラスが集結!
いよいよ本年の盛岡競馬も最終週。11月8日のメインレースはみちのく爽やか杯、第5回絆カップです。地方全国交流で2頭の遠征馬を迎えて行われます。
今回は遠征馬を迎えての力比較が難しいこともありますが、地元勢もトップクラスがほぼ集結。ただ、それぞれに少しずつ引っかかる要素もあり、いつもの重賞レースよりさらに難しくなっています。

ナムラタイタン(坂口騎手)は南部杯が13着。1600mながら通常より速いスプリント戦的な流れに、3コーナーあたりからズルズル後退、見どころのないレースになってしまいました。岩手に来てからは、ほとんどが逃げ切りか2番手抜け出し。交流グレードでもJRA勢を追走して行きましたから、これまでと違う展開になったことも確かです。ただ、厳しい流れになったことは認めながらも、村上昌幸調教師は「(負けるにしても)上がり3Fが40秒もかかって、1分40秒なんてことはない」と。今回も強い先行タイプが揃っていますから「(坂口騎手には)4、5番手でも良いとは言ってあるんだ」とのこと。どういう出方になるのか最大の注目になります。

ラブバレット(菅原勲調教師、実戦は山本聡哉騎手)はクラスターカップ3着以来の実戦。当初は9月の浦和、テレ玉杯オーバルスプリントJpnIIIを予定していましたが、ケガで回避。「さきたま杯の結果から、勝った馬(レーザーバレット)は強かったが、その後ろとはソコソコの勝負ができたとは思うのだが」と菅原勲調教師は悔しがっていました。そのあと、先のJBCスプリントも回避しましたが、その時点ではソコソコに乗り込みは進んでおり、全く乗り込みを休んでいた期間は長くありません。距離も少し長くひと叩きムードもあるのですが、地方全国交流の笠松グランプリ(11月26日、笠松1400m)に登録したとのことであり、そう悪いレースはしていられないはずです。

ライズライン(村上騎手)はOROカップ7着以来。芝1000mの重賞2レースは結局回避しましたが、乗り込みは継続。5月のシアンモア記念を勝ったベストの舞台に戻ります。先行タイプが揃うメンバー構成で、展開面の話を千葉幸喜調教師に向けても「行くしかないでしょう」とこればかりはどうしようもないという話しぶりでしたが、それは枠順が決まる前の話。またも大外枠12番が当たりましたが、どういう形になるでしょうか。

転入3戦目のブルースイショウ(及川調教師、実戦は高松騎手)はここまでA級戦を2、2着。兵庫で長くA級を走っていた馬であり、六甲盃(園田2400m)でハルイチバンの3着という実績があります。交流競走にも積極的で、名港盃(名古屋1900m)でピッチシフターの2着、オグリキャップ記念(笠松2500m)でリワードレブロンの3着(モズ6着)と見せ場あり。及川調教師は「使うごとに調子は良くなっているけれど、1600mではよほどやり合っても、強い馬ばかりだからそう簡単には止まらないでしょう」と慎重。距離も長い方が良いタイプのようですが、激しい展開が予想されるだけに、直線強襲の期待をかけたくなります。
←ぜひクリックで一票をお願いします
拍手もお願いします↓
今回は遠征馬を迎えての力比較が難しいこともありますが、地元勢もトップクラスがほぼ集結。ただ、それぞれに少しずつ引っかかる要素もあり、いつもの重賞レースよりさらに難しくなっています。

ナムラタイタン(坂口騎手)は南部杯が13着。1600mながら通常より速いスプリント戦的な流れに、3コーナーあたりからズルズル後退、見どころのないレースになってしまいました。岩手に来てからは、ほとんどが逃げ切りか2番手抜け出し。交流グレードでもJRA勢を追走して行きましたから、これまでと違う展開になったことも確かです。ただ、厳しい流れになったことは認めながらも、村上昌幸調教師は「(負けるにしても)上がり3Fが40秒もかかって、1分40秒なんてことはない」と。今回も強い先行タイプが揃っていますから「(坂口騎手には)4、5番手でも良いとは言ってあるんだ」とのこと。どういう出方になるのか最大の注目になります。

ラブバレット(菅原勲調教師、実戦は山本聡哉騎手)はクラスターカップ3着以来の実戦。当初は9月の浦和、テレ玉杯オーバルスプリントJpnIIIを予定していましたが、ケガで回避。「さきたま杯の結果から、勝った馬(レーザーバレット)は強かったが、その後ろとはソコソコの勝負ができたとは思うのだが」と菅原勲調教師は悔しがっていました。そのあと、先のJBCスプリントも回避しましたが、その時点ではソコソコに乗り込みは進んでおり、全く乗り込みを休んでいた期間は長くありません。距離も少し長くひと叩きムードもあるのですが、地方全国交流の笠松グランプリ(11月26日、笠松1400m)に登録したとのことであり、そう悪いレースはしていられないはずです。

ライズライン(村上騎手)はOROカップ7着以来。芝1000mの重賞2レースは結局回避しましたが、乗り込みは継続。5月のシアンモア記念を勝ったベストの舞台に戻ります。先行タイプが揃うメンバー構成で、展開面の話を千葉幸喜調教師に向けても「行くしかないでしょう」とこればかりはどうしようもないという話しぶりでしたが、それは枠順が決まる前の話。またも大外枠12番が当たりましたが、どういう形になるでしょうか。

転入3戦目のブルースイショウ(及川調教師、実戦は高松騎手)はここまでA級戦を2、2着。兵庫で長くA級を走っていた馬であり、六甲盃(園田2400m)でハルイチバンの3着という実績があります。交流競走にも積極的で、名港盃(名古屋1900m)でピッチシフターの2着、オグリキャップ記念(笠松2500m)でリワードレブロンの3着(モズ6着)と見せ場あり。及川調教師は「使うごとに調子は良くなっているけれど、1600mではよほどやり合っても、強い馬ばかりだからそう簡単には止まらないでしょう」と慎重。距離も長い方が良いタイプのようですが、激しい展開が予想されるだけに、直線強襲の期待をかけたくなります。

拍手もお願いします↓