芝の上半期総決算、せきれい賞
8月3日盛岡競馬のメインレースは、報知新聞杯、社台スタリオンステーション協賛、第36回せきれい賞(ソングオブウインド賞)です。舞台は芝の2400mでJRA天皇賞(秋)ステップ競走へのブロック代表馬選定競走。岩手競馬の芝路線前半の大一番といえます。
南関東から3頭の遠征馬を迎えて行われますが、いずれも芝で高い実績を残しており、JRA5勝でオールカマーGII3着があるカリバーン、同じくJRA5勝で昨年のこのレースでヒビケジンダイコの2着があるウインペンタゴン、ハテンコウは北海道から南関東へ移った馬ですが、盛岡の芝ですでに4走。オパールカップでコスモワイルドの3着、OROカップでナターレの2着と結果を残しています。いうまでもなく、3頭ともが優勝候補です。
中でも目につくのはJRAオープンでバリバリ活躍したカリバーンの戦績であり、岩手の馬は地元とはいえ「挑戦者」の立場といえるでしょう。
水沢にも芝狙いの転入馬が増えて層が厚くなりましたが、今回の期待馬は地元生え抜きのオールマイウェイ

オールマイウェイ(下川厩務員、実戦は村上騎手)は2年前のトレーニングセール出身馬で、岩手としては高額取引で話題になった馬。2歳時は新馬戦や認定競走など3勝、昨年の3歳芝重賞はハカタドンタクの前に出番がありませんでしたが、特別サファイア賞と古馬B1戦を勝って2勝。そして今年はフレンドリーカップアンタレス賞でJRA500万級の馬を下し、続くかきつばた賞でついに重賞タイトルを手にしました。ここまで通算7勝がすべて盛岡の芝コース、今年も芝で連勝する前はダートの平場で10、9着と散々ですから、いかに芝適性が高いのかが窺い知れます。父サクラバクシンオーは誰もが認める最優秀スプリンターですが、その母サクラハゴロモはアンバーシャダイの全妹。オールマイウェイはむしろ2400mで本領を発揮し始めた感すらあります。6月7日のかきつばた賞以降は「十分に乗り込んでいるけど、追い切ったあとにグダッとならないように気をつけている」と下川厩務員。先週に速い時計を出して直前は控えめですが、これだけ乗れれば申し分ありません。

ミカエルビスティー(高橋騎手、実戦は山本聡哉騎手)はJRA4勝、1600万級からでこれも春先話題の転入馬でした。かきつばた賞は0.4秒差の3着でしたが、おそらくはここが転入してからの大目標だったはず。JRA4勝はすべて左回り東京の芝コースであり、盛岡芝2400mがピッタリと思えます。千葉幸喜調教師は「今度は馬体重を増やして出走できるし、(転入してから)ベストの状態」と状態面に自信。まだ真の力のほどが分からない面があり、変身の期待十分です。
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中でも目につくのはJRAオープンでバリバリ活躍したカリバーンの戦績であり、岩手の馬は地元とはいえ「挑戦者」の立場といえるでしょう。
水沢にも芝狙いの転入馬が増えて層が厚くなりましたが、今回の期待馬は地元生え抜きのオールマイウェイ

オールマイウェイ(下川厩務員、実戦は村上騎手)は2年前のトレーニングセール出身馬で、岩手としては高額取引で話題になった馬。2歳時は新馬戦や認定競走など3勝、昨年の3歳芝重賞はハカタドンタクの前に出番がありませんでしたが、特別サファイア賞と古馬B1戦を勝って2勝。そして今年はフレンドリーカップアンタレス賞でJRA500万級の馬を下し、続くかきつばた賞でついに重賞タイトルを手にしました。ここまで通算7勝がすべて盛岡の芝コース、今年も芝で連勝する前はダートの平場で10、9着と散々ですから、いかに芝適性が高いのかが窺い知れます。父サクラバクシンオーは誰もが認める最優秀スプリンターですが、その母サクラハゴロモはアンバーシャダイの全妹。オールマイウェイはむしろ2400mで本領を発揮し始めた感すらあります。6月7日のかきつばた賞以降は「十分に乗り込んでいるけど、追い切ったあとにグダッとならないように気をつけている」と下川厩務員。先週に速い時計を出して直前は控えめですが、これだけ乗れれば申し分ありません。

ミカエルビスティー(高橋騎手、実戦は山本聡哉騎手)はJRA4勝、1600万級からでこれも春先話題の転入馬でした。かきつばた賞は0.4秒差の3着でしたが、おそらくはここが転入してからの大目標だったはず。JRA4勝はすべて左回り東京の芝コースであり、盛岡芝2400mがピッタリと思えます。千葉幸喜調教師は「今度は馬体重を増やして出走できるし、(転入してから)ベストの状態」と状態面に自信。まだ真の力のほどが分からない面があり、変身の期待十分です。
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