1400m決戦、ウイナーカップ

 6月30日、水沢競馬のメインレースは、歴史公園えさし藤原の郷杯、第37回ウイナーカップ。3歳の重賞競走ですが、これまでのいわゆる三冠路線とは違い、1400mの短距離決戦。ちょっと角度を変えた予想が必要です。

 ウイナーカップは7年振りの重賞再格上げですが、その当時は盛岡芝の競走。参考となるのは水沢1400mの特別となった2009年以降(2011年は休止)です。各年1、2、3着馬の人気を見ると、1、7、2番人気、1、6、7番人気、9、4、3番人気で荒れ模様。

 それぞれの世代のダービー馬、マヨノエンゼル、ロックハンドスター、アスペクトが出走していないことがその一因とも思えます。加えて昨年のライトマッスルなどは、今ならスプリントの才能の高さを生かしたと言えますが、この時点でそれは分かりようもありませんでした。

 今年はダービー馬ヴイゼロワンが出走しますが、別定重量は本年度の獲得賞金200万円ごとに1キロ加算となっており、牡騸56,牝54の基礎重量にヴイゼロワンだけが2キロ上乗せの58キロになっています。これも予想を難しいものにしています。


ヴイゼロワン
 ヴイゼロワン(田嶋厩務員、実戦は高松騎手)は大井のジャパンダートダービーへも登録していましたが、路線変更でこちらへ。「勝ちにきた」というのは簡単ですが、門別のデビュー戦で1200m(1分15秒7、2着)を走って以降は初勝利も含め3戦続けて1700m戦。岩手転入初戦は1600m、そして前走岩手ダービー・ダイヤモンドカップは2000mです。走りを見ると距離延長に対応するタイプであることは予測できましたが、逆に短距離戦への適応力はどうでしょう。「大きい馬の割には器用なところがある」とは田嶋厩務員。ただし58キロを背負うところは課題になるような気がします。


コウギョウデジタル
 コウギョウデジタル(阿部騎手)は重賞路線を走り7、3、2、6着。芝のはまなす賞でハカタドンタクを相手に惜敗しましたが、その他のレースも見せ場を作っています。前走岩手ダービーでは2番手から早めに先頭。直後にヴイゼロワンがつき最後は失速しましたが、存在感は十分にありました。留守杯日高賞(3着)でハードデイズナイトを追いかけた内容からも、本来の持ち味は芝ダート問わずスピード勝負。距離短縮がプラスになることは間違いありません。


ヴェルシュナイダー
 ヴェルシュナイダー(菅原勲調教師、実戦は村上騎手)は2番人気となった岩手ダービー・ダイヤモンドカップが5着どまり。道中から鞍上の手が激しく動くシーンが目につきましたが、最終的には一応掲示板内を確保しています。元々こういったレースが多くアテにしづらいですが、2歳デビュー時から重賞路線を走り続けています。過去ダンストンジールやダークライなどの重賞惜敗組がこのレースを勝っており、レースの性格としてはヴェルシュナイダーが勝つのがピッタリのようにも思えます。


 △勢では、復調ムードを感じさせたのがタフガイ(山本聡哉騎手)、故障を挟んで今季3走目ですが、攻め馬の気配は今季一番。2歳時エリートコースに乗りかけた馬だけに可能性は秘めています。リュウノタケシツウ(菅原俊吏騎手)は転入2走目の平場戦でハイペースの逃げ切り。最後は一杯一杯でしたが、その1ハロンを除いた1400mのラップは1分28秒5。馬場差はありますが、翌週のハクサンチドリレース(オープン1400m)のスーパーワシントン(1分29秒7)を大きく上回ります。展開的には当然目標になる立場ではありますが、これも兵庫デビュー時の活躍を考えればタフガイ同様一発の魅力を感じます。



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