みちのくへのステップ、あすなろ賞
5月26日、盛岡競馬のメインレースはAAB秋田朝日放送杯、第14回あすなろ賞。2000年にメイセイオペラが勝ってスタートしたレースで、今年から重賞格上げ。みちのく大賞典へのトライアルレースになっています。
今年の古馬A級は転入馬の活躍が顕著ですが、今回も同様。臨戦過程がバラバラで、しかも距離の1800mがちょっと微妙なところ。有力馬すら絞りきれません。

スーブルソー(小野寺厩務員、実戦は山本聡哉騎手)は同距離の転入初戦を快勝。前開催シアンモア記念は登録だけにとどめ、ここに備えています。前走が同距離だっただけでなく、JRAでは1800m3勝、1700m1勝とこの条件に一番ぴったりと思えます。

シルクドルフィン(千葉幸喜調教師、実戦は高橋騎手)は転入3戦目で2着初連対。転入初戦より走りそうな雰囲気でしたが、脚質的なものか水沢戦は末脚不発。広い盛岡コースで内容が変わってきました。過去2勝はともに芝2000m、今回も追い込み勝負となる可能性が高く、展開面の検討が必要です。

ザドライブ(熊谷厩務員、実戦は坂口騎手)は転入初戦を快勝。村上昌幸調教師の通算1100勝に花を添えました。それまでの実績は1600m以下に集中していただけに距離克服という意味でも価値が高く、相手強化でも、左回りでの安定度の高さが魅力です。

ヒカルジョディー(小林騎手)は1600m以下で切れ味勝負というイメージが強く、盛岡1800mは転入当初サッパリだった印象がありますが、転入当初と違い左回りの調教もスムーズになったように思えます。水沢での2、3着は「負けて強し」と感じるもので、決して軽く扱えません。

スズヨシーズン(石川調教師、実戦は斎藤騎手)は転入初戦をヒカルジョディー以下に6馬身差という衝撃的圧勝劇。赤松杯5着は上がり最速でかなり厳しい展開を強いられていました。1800mは戸崎騎手、菅原勲騎手が騎乗して(2−2−0−0)と崩れなしです。

コスモフィナンシェ(村上騎手)は唯一B1級からの挑戦。冬の名古屋戦を挟んで6勝2着1回、3着以下なしの快進撃。名古屋でも重賞の尾張名古屋杯に挑戦して4着しています。岩手では唯一1800mで取りこぼしており、距離が一つの課題になりそうです。
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今年の古馬A級は転入馬の活躍が顕著ですが、今回も同様。臨戦過程がバラバラで、しかも距離の1800mがちょっと微妙なところ。有力馬すら絞りきれません。

スーブルソー(小野寺厩務員、実戦は山本聡哉騎手)は同距離の転入初戦を快勝。前開催シアンモア記念は登録だけにとどめ、ここに備えています。前走が同距離だっただけでなく、JRAでは1800m3勝、1700m1勝とこの条件に一番ぴったりと思えます。

シルクドルフィン(千葉幸喜調教師、実戦は高橋騎手)は転入3戦目で2着初連対。転入初戦より走りそうな雰囲気でしたが、脚質的なものか水沢戦は末脚不発。広い盛岡コースで内容が変わってきました。過去2勝はともに芝2000m、今回も追い込み勝負となる可能性が高く、展開面の検討が必要です。

ザドライブ(熊谷厩務員、実戦は坂口騎手)は転入初戦を快勝。村上昌幸調教師の通算1100勝に花を添えました。それまでの実績は1600m以下に集中していただけに距離克服という意味でも価値が高く、相手強化でも、左回りでの安定度の高さが魅力です。

ヒカルジョディー(小林騎手)は1600m以下で切れ味勝負というイメージが強く、盛岡1800mは転入当初サッパリだった印象がありますが、転入当初と違い左回りの調教もスムーズになったように思えます。水沢での2、3着は「負けて強し」と感じるもので、決して軽く扱えません。

スズヨシーズン(石川調教師、実戦は斎藤騎手)は転入初戦をヒカルジョディー以下に6馬身差という衝撃的圧勝劇。赤松杯5着は上がり最速でかなり厳しい展開を強いられていました。1800mは戸崎騎手、菅原勲騎手が騎乗して(2−2−0−0)と崩れなしです。

コスモフィナンシェ(村上騎手)は唯一B1級からの挑戦。冬の名古屋戦を挟んで6勝2着1回、3着以下なしの快進撃。名古屋でも重賞の尾張名古屋杯に挑戦して4着しています。岩手では唯一1800mで取りこぼしており、距離が一つの課題になりそうです。
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