ロックハンドパワー重賞4勝目へ!、やまびこ賞
5月4日盛岡競馬のメインは7年振りに復活、同時に重賞格上げとなった、兼平製麺所杯、第26回やまびこ賞。3歳オープンの一戦で、ちなみに7年前はテンショウボス=サイレントエクセルと入りました。
6月3日に行われる岩手ダービー・ダイヤモンドカップのトライアルとなり、距離は岩手の3歳世代では初めての1800m戦ですが、出走12頭中8頭までがスプリングカップ出走馬で、負担重量も変化なし。再戦といって差し支えありません。
そのスプリングカップを快勝したロックハンドパワーが当然のように中心となります。

ロックハンドパワー(菅原勲調教師、実戦は村上騎手)のスプリングカップ時は、当ブログで「波乱含み」と記したように、必ずしも満足な調整過程とはいえなかったのですが、結果は3コーナー先頭から1馬身半差の完勝。ただ、やはりレース後の動きが今一つで千葉厩務員とも「よく勝ったな」と顔を見合わせていました。

ところが数日開けて馬場入りを再開したロックハンドパワーは順調にメニューを消化。菅原勲調教師も「前回より動きが良くなった」と苦笑い。「2歳時にも不安な時はあったが、それでも今よりしっかりと追い切っていた」とまだ満足いかない状態であることは事実ですが、前走時と比べれば状態アップは明らかです。初距離の1800mも「むしろレースがしやすくなるんじゃないか」と問題にはしていないことからも、重賞連覇の可能性は高いと見ました。
スプリングカップとほぼ同様のメンバーだけに、他陣営からあまり強気なコメントは聞かれませんでしたが、やはり逆転候補筆頭はハカタドンタク

ハカタドンタク(小野寺厩務員、実戦は山本政聡騎手)のスプリングカップは11頭立て10番枠からの発走。ほぼ横一線のスタートで一周目の直線入り口まで4、5頭が併走、その大外となったため結局控えざるを得ず、前半は後ろから4頭目のポジション。向正面からスパートしましたが、ロックハンドパワーの村上騎手にそれを待つ余裕があり、最後の直線ではロックハンドパワーに突き放されました。レースビデオを見ていただければ明確ですが、スタートから一周目スタンド前まで400mでの位置取りの差が結果につながったといえ、水沢1600mでの「外枠不利」がはっきりと分かるレースになりました。それでも板垣調教師は「スタートは上手くなっているし、先行勢を見る位置につけられれば」と。ロックに近い位置でレースが進められれば、面白い競馬になる可能性があります。門別と中山で1800mを経験している強味もあります。
それ以下となると逆転候補とまではいえなくなりますが、2、3着候補としてスプリングカップ3着のブラックタイガー、スプリングカップは5着も、次走3歳A級戦をスプリングカップを上回る時計で圧勝したハワイアンリゾート、「とにかく集中して走ってくれれば」と畠山調教師がいうテンショウリバイヴが順当なところ。穴としては「調子だけならすごくいいよ」と佐藤厩務員が太鼓判のフジノチーター。留守杯日高賞時の追い切りで1番時計を出しながらもフルゲート除外、今週も一番時計を叩き出しました。元々時計の出るタイプで、いかにもスピードタイプ、昨年12月の寒菊賞ではロックハンドパワーから1.0秒差の4着。一票を投じる価値はあるかなと思っています。
ケイシュウNEWSオンライン版 重賞レースの紙面を無料提供
ケイシュウNEWS オンラインショップ
「水沢深田のとってなんぼ」も読んでください
←ぜひクリックで一票をお願いします
拍手も1クリックお願いします↓
6月3日に行われる岩手ダービー・ダイヤモンドカップのトライアルとなり、距離は岩手の3歳世代では初めての1800m戦ですが、出走12頭中8頭までがスプリングカップ出走馬で、負担重量も変化なし。再戦といって差し支えありません。
そのスプリングカップを快勝したロックハンドパワーが当然のように中心となります。

ロックハンドパワー(菅原勲調教師、実戦は村上騎手)のスプリングカップ時は、当ブログで「波乱含み」と記したように、必ずしも満足な調整過程とはいえなかったのですが、結果は3コーナー先頭から1馬身半差の完勝。ただ、やはりレース後の動きが今一つで千葉厩務員とも「よく勝ったな」と顔を見合わせていました。

ところが数日開けて馬場入りを再開したロックハンドパワーは順調にメニューを消化。菅原勲調教師も「前回より動きが良くなった」と苦笑い。「2歳時にも不安な時はあったが、それでも今よりしっかりと追い切っていた」とまだ満足いかない状態であることは事実ですが、前走時と比べれば状態アップは明らかです。初距離の1800mも「むしろレースがしやすくなるんじゃないか」と問題にはしていないことからも、重賞連覇の可能性は高いと見ました。
スプリングカップとほぼ同様のメンバーだけに、他陣営からあまり強気なコメントは聞かれませんでしたが、やはり逆転候補筆頭はハカタドンタク

ハカタドンタク(小野寺厩務員、実戦は山本政聡騎手)のスプリングカップは11頭立て10番枠からの発走。ほぼ横一線のスタートで一周目の直線入り口まで4、5頭が併走、その大外となったため結局控えざるを得ず、前半は後ろから4頭目のポジション。向正面からスパートしましたが、ロックハンドパワーの村上騎手にそれを待つ余裕があり、最後の直線ではロックハンドパワーに突き放されました。レースビデオを見ていただければ明確ですが、スタートから一周目スタンド前まで400mでの位置取りの差が結果につながったといえ、水沢1600mでの「外枠不利」がはっきりと分かるレースになりました。それでも板垣調教師は「スタートは上手くなっているし、先行勢を見る位置につけられれば」と。ロックに近い位置でレースが進められれば、面白い競馬になる可能性があります。門別と中山で1800mを経験している強味もあります。
それ以下となると逆転候補とまではいえなくなりますが、2、3着候補としてスプリングカップ3着のブラックタイガー、スプリングカップは5着も、次走3歳A級戦をスプリングカップを上回る時計で圧勝したハワイアンリゾート、「とにかく集中して走ってくれれば」と畠山調教師がいうテンショウリバイヴが順当なところ。穴としては「調子だけならすごくいいよ」と佐藤厩務員が太鼓判のフジノチーター。留守杯日高賞時の追い切りで1番時計を出しながらもフルゲート除外、今週も一番時計を叩き出しました。元々時計の出るタイプで、いかにもスピードタイプ、昨年12月の寒菊賞ではロックハンドパワーから1.0秒差の4着。一票を投じる価値はあるかなと思っています。
ケイシュウNEWSオンライン版 重賞レースの紙面を無料提供
ケイシュウNEWS オンラインショップ
「水沢深田のとってなんぼ」も読んでください

拍手も1クリックお願いします↓