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がんばるサンデーサイレンス産駒、ビュレットライナー

 6月1日、盛岡競馬のメインレースは盛岡神子田(みこだ)朝市レース。B1級下の芝1000mレースで格上挑戦馬も含め10頭がエントリー、3連勝中ビュレットライナーもB2級から挑戦します。

ビュレットライナー
 ビュレットライナー(高松騎手)


 ビュレットライナーは父サンデーサイレンス、母カウンテスステフィ(母父ガイガーカウンター)の11歳牡馬。国内では残り3頭となった現役のサンデーサイレンス産駒です。2002年生まれというとディープインパクト世代になります。

 ビュレットライナーのデビューは2004年のJRAで、3戦目の2歳未勝利戦で初勝利。キャリアのほとんどは芝で、500万級では2、3着がありながら勝ちきれずに2008年に北海道へ移籍。2009年(7歳時)の北海道競馬シーズン閉幕後に水沢の佐藤雅彦厩舎に転入、ほとんどの期間でB1、B2級を上下しながら現在に至ります。

 今季はB2級スタートで3月戦こそ3着でしたが、次走から3連勝。格上挑戦も含め、短距離戦に目標を絞ったローテーションで強さを見せています。岩手では水沢6勝、盛岡ダート4勝、盛岡芝2勝の計12勝、JRAからの通算は(13−8−14−62)で、ここが98戦目になります。

 ビュレットライナーの岩手在籍も3年以上を経過し、佐藤雅彦調教師にコメントを求めた回数も数えきれないほどになりましたが、「昨年より良い状態で使えているね。鞍上(高松騎手)も自信を持って乗っている。芝1000mでは差して勝ったこともあるからね」と好感触。盛岡芝1000mは(2−2−1−2)で姫神賞(B2)、FM岩手杯(B1)を勝っていますが、姫神賞は逃げ切り、FM岩手杯では直線ごぼう抜き。58秒台での走破4回と抜群の適性を示しています。ウメノレイメイやディーエスファジー、ラブミープラチナといった歴代屈指のスプリンターたちとの激闘を思い返せば、盛岡芝1000mの歴史を作ってきたといっても過言ではありません。

 先週の石桜杯(C1)をライフハッカーが58秒6で勝ったように盛岡の芝コースは好状態。今回のメンバーはビュレットライナーの他に、これまた新しいライバルとなりつつあるトートアフィシオン、新規参入は新潟芝1200m(3歳未勝利)を勝っているコパノツイテルや、福島芝1200m(500万級)3着があるサクラテリオスなど激戦必至の好メンバー。その中でビュレットライナーがどのような走りを見せるかにもご注目ください。



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  1. 2013/05/31(金) 21:04:26|
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