いよいよグランプリ桐花賞!
12月31日の水沢競馬は、いよいよグランプリデー。農林水産大臣賞典、社台スタリオンステーション協賛、第38回桐花賞(ハーツクライ賞)です。ファン投票と専門紙記者推薦による11頭で争われます。ファン投票1位はみちのく大賞典を勝ったトーホクキング、ご投票いただいたファンの皆様ありがとうございました。
今年の重賞路線を賑わせた馬から、シーズン後半になって転入してきた馬まで多彩なメンバーですが、中心になりそうなのはロッソコルサ(田嶋厩務員、実戦は村上騎手)。

ファンの大声援を受けて先頭でゴールへ飛び込んだダービーグランプリから1ヶ月、目標を桐花賞一本に絞って調整。10日あたりからは早くも攻め馬のピッチが上がり、十分すぎるほど乗り込んできました。最終追い切りは最後の直線で強い向かい風になって時計を要しましたが、特に心配になる材料にはなりません。田嶋厩務員は「(負けていた頃は)少し夏負けもあった。青藍賞のあたりからは良くなったね」と。ダービーグランプリの勝ちっ振りと中間の攻め内容からは、「これで負ければ仕方なし」の仕上げと映ります。それでもライバルの多くが盛岡におり、気になることは確か。「いつもいいところでトーホクキングにやられているし、今度こそスッキリと・・・」と言うのは千葉幸喜調教師。勝てば年度代表馬のタイトルは確実なものになるでしょう。


転入初戦が思わぬ敗退となったジョーモルデュー(菅原勲調教師、実戦は斎藤騎手)。道営記念後、まさに桐花賞を狙っての転入で、12月24日のA級戦からの連闘はスケジュールの関係上予定通り。北海道でのレースが極端な追い込みで、今の水沢不良馬場がどうかということはレース前から懸念がありましたが、レースでは道中に不利もあり、最後まで逃げ馬を捕まえられませんでした。「調子は良いと思うんだけれどね。ただ今度はメンバーも変わって、もっと後ろからになりそうなのがどうか」と菅原勲調教師。今回は連闘で追い切りは控えましたが、それでも時計になりそうな勢いで馬場を周回していましたし、状態は良いように思います。今年5月に門別で勝ったコスモバルク記念は4コーナー12頭立て11番手からの直線一気。その破壊力はやはり脅威です。

菅原勲厩舎からは2頭出し。マイネヴィント(菅原勲調教師、実戦は阿部騎手)は牝馬で史上初の北上川大賞典制覇を果たしての桐花賞参戦。夏の頃と比較すれば調子落ちと感じていただけに正直驚かされました。こちらは「上手くいった」を連発する菅原勲調教師ですが、上手くいこうがなんだろうが、力がなければ勝てないこともまた事実。北上川大賞典の折りは内で砂を被せて折り合いを付け、2500mの距離を乗り切りましたが、今度は絶好の1番枠でどういう出方になるか。「アスペクトがいるからどうなのだろう。前へいっても良い」とのことであり、展開のカギを握りそうです。勝てばこれまた桐花賞史上初の牝馬優勝になります。

イーグルビスティー(関本調教師、実戦は北海道の沼沢英知騎手)はB2級からファン投票選出での出場。前走も格上挑戦で北上川大賞典を5着に食い込んでいます。高知の福永洋一記念を優勝したほか、帝王賞や東京で行われた南部杯、全国の交流レースに参戦しており経験は豊富。そういった意味で上位に割り込んでくる可能性を秘めています。
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今年の重賞路線を賑わせた馬から、シーズン後半になって転入してきた馬まで多彩なメンバーですが、中心になりそうなのはロッソコルサ(田嶋厩務員、実戦は村上騎手)。

ファンの大声援を受けて先頭でゴールへ飛び込んだダービーグランプリから1ヶ月、目標を桐花賞一本に絞って調整。10日あたりからは早くも攻め馬のピッチが上がり、十分すぎるほど乗り込んできました。最終追い切りは最後の直線で強い向かい風になって時計を要しましたが、特に心配になる材料にはなりません。田嶋厩務員は「(負けていた頃は)少し夏負けもあった。青藍賞のあたりからは良くなったね」と。ダービーグランプリの勝ちっ振りと中間の攻め内容からは、「これで負ければ仕方なし」の仕上げと映ります。それでもライバルの多くが盛岡におり、気になることは確か。「いつもいいところでトーホクキングにやられているし、今度こそスッキリと・・・」と言うのは千葉幸喜調教師。勝てば年度代表馬のタイトルは確実なものになるでしょう。


転入初戦が思わぬ敗退となったジョーモルデュー(菅原勲調教師、実戦は斎藤騎手)。道営記念後、まさに桐花賞を狙っての転入で、12月24日のA級戦からの連闘はスケジュールの関係上予定通り。北海道でのレースが極端な追い込みで、今の水沢不良馬場がどうかということはレース前から懸念がありましたが、レースでは道中に不利もあり、最後まで逃げ馬を捕まえられませんでした。「調子は良いと思うんだけれどね。ただ今度はメンバーも変わって、もっと後ろからになりそうなのがどうか」と菅原勲調教師。今回は連闘で追い切りは控えましたが、それでも時計になりそうな勢いで馬場を周回していましたし、状態は良いように思います。今年5月に門別で勝ったコスモバルク記念は4コーナー12頭立て11番手からの直線一気。その破壊力はやはり脅威です。

菅原勲厩舎からは2頭出し。マイネヴィント(菅原勲調教師、実戦は阿部騎手)は牝馬で史上初の北上川大賞典制覇を果たしての桐花賞参戦。夏の頃と比較すれば調子落ちと感じていただけに正直驚かされました。こちらは「上手くいった」を連発する菅原勲調教師ですが、上手くいこうがなんだろうが、力がなければ勝てないこともまた事実。北上川大賞典の折りは内で砂を被せて折り合いを付け、2500mの距離を乗り切りましたが、今度は絶好の1番枠でどういう出方になるか。「アスペクトがいるからどうなのだろう。前へいっても良い」とのことであり、展開のカギを握りそうです。勝てばこれまた桐花賞史上初の牝馬優勝になります。

イーグルビスティー(関本調教師、実戦は北海道の沼沢英知騎手)はB2級からファン投票選出での出場。前走も格上挑戦で北上川大賞典を5着に食い込んでいます。高知の福永洋一記念を優勝したほか、帝王賞や東京で行われた南部杯、全国の交流レースに参戦しており経験は豊富。そういった意味で上位に割り込んでくる可能性を秘めています。
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