GRANDAME・JAPAN昇格のプリンセスカップは激戦期待!
12月1日水沢競馬のメインレースは、GRANDAME・JAPAN2012、JRA認定、第29回プリンセスカップです。今年からGRANDAME・JAPAN2歳シーズンのレースに組み込まれ、特別から地方全国交流の重賞競走に昇格して行われます。北海道から4頭、笠松から2頭が遠征。地元水沢の6頭と合わせフルゲート12頭で行われます。
2歳牝馬の重賞競走は2006年までは白菊賞が行われていましたが、それ以降実施されておらず6年振りの復活。加えて交流という条件がついただけに、力量比較は困難。実質的に初めて行われるレースと考えて良いでしょう。

地元勢の実績最上位はビギナーズカップの勝ち馬ワタリルーブル(寺地騎手、実戦は高松騎手)。ビギナーズカップを見事に逃げ切ったあとは若駒賞6着、知床賞2着といずれもハイペースの逃げで持ち味は出しています。今度はビギナーズカップと同じ水沢1400mに舞台が戻ります。「抑えて貯めてレースをしていくような馬ではないし、今度もとにかく行くしかないでしょう」と板垣調教師。攻め馬もガンガンと飛ばしていって好タイムをマークします。遠征馬が加われば厳しい流れになることも予想されますが、先の知床賞ではついてきたのは勝ち馬ミネサランサジャだけ。コース替わりなら再度逃げ切りのシーンを期待したくなります。

同じように「メンバーが変わって楽な流れにはならない」と菅原右吉調教師が心配するコウギョウデジタル(阿部騎手、実戦は菅原俊吏騎手)ですが、ここにきてようやく連勝でJRA認定を獲得。後続を1秒離してのもので、いよいよ本格化を思わせます。今季岩手デビューの牝馬ではちょっと目につく好馬体のアグネスデジタル産駒で、大駆けの可能性を感じさせます。
注目された北海道からの転入初戦を楽勝したのはブリリアントロビン(小林騎手)。佐藤祐司調教師は「心配していたことが2つあった。スタートは出遅れなく出たが、まだ走りながら物見をするところがある。北海道の馬とはそう差があるとは思えないし、自身が集中して走ってくれればチャンスがあると思う」と。前走楽勝しての同コース1分27秒6はなかなか優秀で、相手強化にも対応できそうな余力を残しています。

北海道所属のトチノスカーレットは11月20日に笠松のプリンセス特別を走り(5着)、そこから直接水沢競馬場へ入厩して調整しています。勝ち星は2つですが、エーデルワイス賞JpnIII5着という数字は光ります。活気ある走りで、疲れなどは感じられません。プリンセス特別は超スローペースに泣いた印象であり、今回巻き返してくる可能性は高いでしょう。
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地元勢の実績最上位はビギナーズカップの勝ち馬ワタリルーブル(寺地騎手、実戦は高松騎手)。ビギナーズカップを見事に逃げ切ったあとは若駒賞6着、知床賞2着といずれもハイペースの逃げで持ち味は出しています。今度はビギナーズカップと同じ水沢1400mに舞台が戻ります。「抑えて貯めてレースをしていくような馬ではないし、今度もとにかく行くしかないでしょう」と板垣調教師。攻め馬もガンガンと飛ばしていって好タイムをマークします。遠征馬が加われば厳しい流れになることも予想されますが、先の知床賞ではついてきたのは勝ち馬ミネサランサジャだけ。コース替わりなら再度逃げ切りのシーンを期待したくなります。

同じように「メンバーが変わって楽な流れにはならない」と菅原右吉調教師が心配するコウギョウデジタル(阿部騎手、実戦は菅原俊吏騎手)ですが、ここにきてようやく連勝でJRA認定を獲得。後続を1秒離してのもので、いよいよ本格化を思わせます。今季岩手デビューの牝馬ではちょっと目につく好馬体のアグネスデジタル産駒で、大駆けの可能性を感じさせます。
注目された北海道からの転入初戦を楽勝したのはブリリアントロビン(小林騎手)。佐藤祐司調教師は「心配していたことが2つあった。スタートは出遅れなく出たが、まだ走りながら物見をするところがある。北海道の馬とはそう差があるとは思えないし、自身が集中して走ってくれればチャンスがあると思う」と。前走楽勝しての同コース1分27秒6はなかなか優秀で、相手強化にも対応できそうな余力を残しています。

北海道所属のトチノスカーレットは11月20日に笠松のプリンセス特別を走り(5着)、そこから直接水沢競馬場へ入厩して調整しています。勝ち星は2つですが、エーデルワイス賞JpnIII5着という数字は光ります。活気ある走りで、疲れなどは感じられません。プリンセス特別は超スローペースに泣いた印象であり、今回巻き返してくる可能性は高いでしょう。
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