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日高賞トライアル、あやめ賞の展望

 4月9日のメインレースはあやめ賞。3歳牝馬の特別戦で、4月30日に行われるグランダムジャパン、留守杯日高賞のトライアルレースとなっています。

 昨年の2歳牝馬は、唯一の特別戦プリンセスカップでワタリサンキストが勝ちましたが、それだけではなんとも力関係がつかめませんでした。それを見越してか、同じような条件のあたりに大挙転入馬が入り、今日のメンバーは12頭中再転入も含めて7頭が転入馬。各馬の出走履歴を遡れば、ホッカイドウ門別から南関東、東海、北陸、兵庫、九州は佐賀、荒尾まで多岐にわたっています。グランダムジャパンのレースでも遠征馬で馬柱は多彩ですが、それに匹敵するほど力関係の把握は困難です。


サブリナラッシュ
 その転入馬の中でも、一番の注目といえるのが北海道-兵庫を経由してきたサブリナラッシュ(佐藤厩務員/実戦は菅原俊吏騎手)です。門別で新馬勝ち、エーデルワイス賞JpnIIIをシェアースマイルの0.6秒差6着。兵庫移籍後も園田クイーンセレクション、園田ユースカップと重賞路線を走ってきました。戦ってきた相手は一枚上と見て良いでしょう。「牝馬らしい気性で、ちょっと馬体重は気にはなるね。それでもこれまで走ってきた経験を生かしてほしい」と板垣調教師。初物づくしの条件だけに、当日のパドックには注意したいところです。母母が中山記念など重賞3勝のユキノサンライズです。


ワタリサンキスト
 同厩ワタリサンキスト(板垣調教師)はプリンセスカップを勝っており、ひとまずこの世代での中心的存在。冬の大井移籍は2戦ともしんがり負けで評価ができませんが、これは現時点でのレベル差と考えることもできるでしょう。ただ、その分で冬休み明けの馬よりは仕上がりが早そうです。「プリンセスカップを勝った頃と比べるとちょっと物足らない面もあるのだが、この馬は1600mでは気持ち長いと思えるタイプなので、1400mで戦えるのは好都合」と板垣調教師。例年この特別は日高賞と同じ1600mだったのですが、今年から200mの距離短縮。これはレース結果に微妙な影響を与えそうです。板垣厩舎からはもう一頭、ミサトザールは佐賀からの転入ですが、これにも「格下だけれども、いいものは感じるんだよね」と魅力を感じているようです。


ウインハーモニー
 ウインハーモニー(外、阿部騎手/内はモエレアツヒメ、菅原辰徳騎手)は新馬戦の1戦1勝。ただ、それは昨年7月31日の話で、ここは8ヶ月の休養明けとなります。馬房内で外傷を負ったりして順調さを欠き、昨年終盤は馬場入りも再開していましたが実戦を使うには至りませんでした。例年瀬戸厩舎の春の動き出しは早い方ですが、その中でも「この春は(牝馬路線のために)他馬よりも早くから動かしてきた」と瀬戸調教師。昨年新馬戦を勝った時点では、「冬期休暇を返上して、浦和の桜花賞を目指そうか?」ともいわれていた期待馬であり、キャリア不足でも動向に注意したい一頭です。

 同厩で岩手復帰のモエレアツヒメの方も元々岩手でホープフル競走を勝っており「ここ2戦の時計が悪くなく、笠松の着順よりもっと戦えても良いのではないか?」と瀬戸調教師。金沢からのミント、笠松からのマツノサクラも追い切りを見ると、今季初戦の馬と比べて使われてきた強味を感じさせる動きでした。馬柱の多彩さ通り各馬にセールスポイントがあり、全く無視ができるような馬は一頭もいないことが分かりました。



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  1. 2012/04/08(日) 20:15:12|
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