北海道交流、知床賞の展望
10月29日盛岡競馬のメインレースは、HBA馬産地協賛、知床賞です。北海道・岩手交流の2歳特別競走で、北海道から4頭の遠征があります。
この交流戦は2008年度からスタートしており、北海道では「岩手山特別」、岩手では「知床賞」の名称で1年ごとに交互開催されています。過去3回は
2008年、岩手山特別(門別1200m)
1着:クラフィンライデン(北海道)
2着:センリグランピー(水沢)
7着:ワイエスラム(水沢)
2009年、知床賞(水沢1600m)
1着:ダンストンルティー(水沢)
5着:リュウノアイドル(北海道)
6着:リュウノスター(北海道)
2010年、岩手山特別(門別1200m)
1着:ドラゴンウィスカー(北海道)
3着:リュウノキャンドル(北海道)
8着:スニーク(盛岡)
9着:ライザー(盛岡)
という結果が出ており、いずれも地元勢の優勝。遠征勢ではセンリグランピーが直線一気の追い込みで2着した他は掲示板にも入っていません。デビュー間もない2歳のこの時期に海をわたっての遠征ですので、地元勢有利は否定できないところです。本題から外れますが、同じ交流戦を行うなら3歳前半の時期に(かつての東北優駿のように)トップクラスが激突するように組めば、さらに面白いレースになるような気がします。

イルドフランス(村上騎手)は3戦目のホープフル競走で初勝利をあげましたが、そのときの時計(不良馬場、1分44秒2)は前日のジュニアグランプリのワタリドラゴン(不良馬場、1分44秒4)を上回りました。元々攻め馬の動くタイプで、併せ馬ではワタリドラゴンを圧倒していたのですが、そのあとの反動でレースに使えないなどして出世が遅れただけと思えます。「今回はしっかり乗り込めたし、いい状態で臨める。ダートもいいと思うが」とは千葉健次厩務員。今年はワタリドラゴンも担当しており2歳馬の当たり年になっています。

セイントムーン(内田騎手、実戦は木村騎手)はそのイルドフランスと併せ、さすがに手応えは見劣りましたがゴールまで食い下がりました。デビューから4戦とも芝で、前走ホープフル競走を勝ち上がりましたが「まだこれからの馬だと思うが、ダートも悪くないのでは」と神崎厩務員。今年は牝馬でまだ抜けた存在がいないだけに、ここでソコソコ戦えればプリンセスカップや来年の牝馬路線で楽しみな存在になりそうです。

ファイトホーマー(外、菅原勲騎手)はハクギンザオウ(内、菅原辰徳騎手)と併せ馬。ベストマイヒーローの弟ということで話題先行の面もありましたが、新馬から1、2着という滑り出し。まだキャリアが浅く「距離は大丈夫だが、ここは先につながれば」と瀬戸幸喜調教師補佐。前走でアスペクトから2.4秒離されており、どこまで差が詰まるかといったところです。

芝ダート問わず2歳路線をフル出場。ジュニアグランプリ3着、若駒賞4着と迫ってきたマーライオンパーク(高松騎手、実戦は山本聡哉騎手)。ジュニアグランプリは0.3秒差、若駒賞も2着エスプレッソには0.3秒差です。「(使い詰めだが)今のところ不安点はなにもないね」と佐藤雅彦調教師。
時期が前後しましたが、若駒賞の画像をアップしました。
若駒賞はアスペクトが母仔、兄弟制覇を達成!
観戦記はこちらをご覧下さい。
web Furlong 2011
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この交流戦は2008年度からスタートしており、北海道では「岩手山特別」、岩手では「知床賞」の名称で1年ごとに交互開催されています。過去3回は
2008年、岩手山特別(門別1200m)
1着:クラフィンライデン(北海道)
2着:センリグランピー(水沢)
7着:ワイエスラム(水沢)
2009年、知床賞(水沢1600m)
1着:ダンストンルティー(水沢)
5着:リュウノアイドル(北海道)
6着:リュウノスター(北海道)
2010年、岩手山特別(門別1200m)
1着:ドラゴンウィスカー(北海道)
3着:リュウノキャンドル(北海道)
8着:スニーク(盛岡)
9着:ライザー(盛岡)
という結果が出ており、いずれも地元勢の優勝。遠征勢ではセンリグランピーが直線一気の追い込みで2着した他は掲示板にも入っていません。デビュー間もない2歳のこの時期に海をわたっての遠征ですので、地元勢有利は否定できないところです。本題から外れますが、同じ交流戦を行うなら3歳前半の時期に(かつての東北優駿のように)トップクラスが激突するように組めば、さらに面白いレースになるような気がします。

イルドフランス(村上騎手)は3戦目のホープフル競走で初勝利をあげましたが、そのときの時計(不良馬場、1分44秒2)は前日のジュニアグランプリのワタリドラゴン(不良馬場、1分44秒4)を上回りました。元々攻め馬の動くタイプで、併せ馬ではワタリドラゴンを圧倒していたのですが、そのあとの反動でレースに使えないなどして出世が遅れただけと思えます。「今回はしっかり乗り込めたし、いい状態で臨める。ダートもいいと思うが」とは千葉健次厩務員。今年はワタリドラゴンも担当しており2歳馬の当たり年になっています。

セイントムーン(内田騎手、実戦は木村騎手)はそのイルドフランスと併せ、さすがに手応えは見劣りましたがゴールまで食い下がりました。デビューから4戦とも芝で、前走ホープフル競走を勝ち上がりましたが「まだこれからの馬だと思うが、ダートも悪くないのでは」と神崎厩務員。今年は牝馬でまだ抜けた存在がいないだけに、ここでソコソコ戦えればプリンセスカップや来年の牝馬路線で楽しみな存在になりそうです。

ファイトホーマー(外、菅原勲騎手)はハクギンザオウ(内、菅原辰徳騎手)と併せ馬。ベストマイヒーローの弟ということで話題先行の面もありましたが、新馬から1、2着という滑り出し。まだキャリアが浅く「距離は大丈夫だが、ここは先につながれば」と瀬戸幸喜調教師補佐。前走でアスペクトから2.4秒離されており、どこまで差が詰まるかといったところです。

芝ダート問わず2歳路線をフル出場。ジュニアグランプリ3着、若駒賞4着と迫ってきたマーライオンパーク(高松騎手、実戦は山本聡哉騎手)。ジュニアグランプリは0.3秒差、若駒賞も2着エスプレッソには0.3秒差です。「(使い詰めだが)今のところ不安点はなにもないね」と佐藤雅彦調教師。
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