混戦模様のすずらん賞展望
7月31日盛岡競馬のメインレースは、オープン特別のすずらん賞。ダート1600m戦で、青藍賞のトライアルとなっています。そのあとの南部杯がどうなっているのか不透明ですが、ここはここでむしろ好メンバーが揃いました。半数以上が今季になってからの転入馬であり、なんとも力関係の把握が難しくなっています。
注目を集めるのはJRA1600万級から転入し、初戦を快勝したギシアラバストロです。

ギシアラバストロ(下川厩務員)
転入当初から話題の存在であったギシアラバストロ。転入初戦はA級平場戦でしたが、サクラマジェスティを振り切って逃げ切り。後続が大差に離れたことでその強さを強調しました。村上騎手は「終いが一息だったし、距離は短い方が良いのかも」というような感想でしたが、それでも1分53秒8は不良馬場のあすなろ賞でマイネルプロートスが走った1分54秒6を上回りました。JRA所属時は1200から1400mで4勝、1800mでは入着が精一杯という実績からも、距離短縮は素直にプラス材料と考えて良いでしょう。展開的な面は変わってくるでしょうが、これには「どこからでもいけるだろう」と。

ギシアラバストロが逃げ切ったレースで2着まで脚を伸ばし、久々に存在感を示したサクラマジェステイ(坂口騎手)。春先のようなうるささがなくなったのはプラスに働いたかもしれません。ほんの2ヶ月前までは古馬路線の中心的存在になるかとも書いていた存在であり、前半2戦分の借りを返したいところです。

あすなろ賞2着、みちのく大賞典3着、岩鷲賞3着と惜しいところで勝ちきれないワイルドキャット(板垣調教師)。「岩鷲賞は1800、2000と長い距離を続けて使ったあとだったので、行きっ振りが今一つだった。今度は南関東時代から一番走ってきた1600mだから、いい条件だと思う」と板垣調教師。たしかに船橋、川崎、浦和の1600mで豊富な実績を残しています。

マヨノエンゼル(熊谷厩務員)がようやく戦線復帰します。条件不利は仕方のないところですが、ここ数週間は本来のうるささを見せてきました。1月のトウケイニセイ記念以来ですが、春先は元気な姿を見せていたところへ、震災による開催延期でリズムを崩した感もあります。全くの6ヶ月休養でない点は記憶しておく必要があるかもしれません。
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注目を集めるのはJRA1600万級から転入し、初戦を快勝したギシアラバストロです。

ギシアラバストロ(下川厩務員)
転入当初から話題の存在であったギシアラバストロ。転入初戦はA級平場戦でしたが、サクラマジェスティを振り切って逃げ切り。後続が大差に離れたことでその強さを強調しました。村上騎手は「終いが一息だったし、距離は短い方が良いのかも」というような感想でしたが、それでも1分53秒8は不良馬場のあすなろ賞でマイネルプロートスが走った1分54秒6を上回りました。JRA所属時は1200から1400mで4勝、1800mでは入着が精一杯という実績からも、距離短縮は素直にプラス材料と考えて良いでしょう。展開的な面は変わってくるでしょうが、これには「どこからでもいけるだろう」と。

ギシアラバストロが逃げ切ったレースで2着まで脚を伸ばし、久々に存在感を示したサクラマジェステイ(坂口騎手)。春先のようなうるささがなくなったのはプラスに働いたかもしれません。ほんの2ヶ月前までは古馬路線の中心的存在になるかとも書いていた存在であり、前半2戦分の借りを返したいところです。

あすなろ賞2着、みちのく大賞典3着、岩鷲賞3着と惜しいところで勝ちきれないワイルドキャット(板垣調教師)。「岩鷲賞は1800、2000と長い距離を続けて使ったあとだったので、行きっ振りが今一つだった。今度は南関東時代から一番走ってきた1600mだから、いい条件だと思う」と板垣調教師。たしかに船橋、川崎、浦和の1600mで豊富な実績を残しています。

マヨノエンゼル(熊谷厩務員)がようやく戦線復帰します。条件不利は仕方のないところですが、ここ数週間は本来のうるささを見せてきました。1月のトウケイニセイ記念以来ですが、春先は元気な姿を見せていたところへ、震災による開催延期でリズムを崩した感もあります。全くの6ヶ月休養でない点は記憶しておく必要があるかもしれません。
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