桐花賞はロックハンドスターが文句なしの完勝劇!
12月31日に水沢競馬場で行われた、農林水産大臣賞典、社台スタリオンステーション協賛、第36回桐花賞(ハーツクライ賞)は、前日からの雪で極悪馬場となる中行われ、ファン投票1位、当日も1番人気となったロックハンドスターが3馬身差の圧勝。岩手3歳三冠に続き、古馬を含めた岩手競馬の頂点に立ちました。


4コーナーで早くも先頭に立ったロックハンドスター、残り100mでは完全に抜け出し、後ろは内マヨノエンゼル(緑帽、山本聡哉騎手)、外サクラマジェスティ(桃帽、坂口騎手)の熾烈な2着争い。このあとカメラのファインダーにはロックハンドスターと菅原勲騎手の姿しか入らなくなります。


陣営も「こんな強い勝ち方ができるとは」というほどの圧勝。激戦続きで正直疲れも心配されましたが、走るごとにレース内容が良くなっていくのには本当に驚かされます。2分11秒8の時計は平凡ですが、大雪となり当日朝の調教は6時で打ち切りになって馬場整備。1日のレースタイムを計算すると1400m換算で、前年度平均より2秒程度かかる状態でした。
ジャパンダートダービーや黒潮盃、ダービーグランプリを戦ったことから、やはり気になるのは全国3歳世代のレベル。瀬戸幸一調教師とも、阿部哲也厩務員ともマグニフィカだツルオカオウジだと、よくそういった話をしましたが、バーディバーディが東京大賞典で善戦、大井2000mのレースタイムが日本レコードとなり、「一体どんな馬場状態になっているんだ?」とも。ひとまずこの冬は遠征などもせず休養に入りますが、来年どんなレースを使おうとしているのかが、なにかうかがえたような気がします(あくまで勝手な想像です)が、地元岩手のグレードレースを目指して頑張ってほしいと期待します。

2着争いは村上昌幸厩舎2頭の争いになり、内をすくったマヨノエンゼルが首差先着。初騎乗でしたが山本聡哉騎手らしいロスのない見事な手綱捌きでした。それにしても完全に見限ったあとの連続2着、勝った馬よりもこの馬の分析に今後も悩むことになりそうです。

2番人気サクラマジェスティが3着。レース前半からロックハンドスターをぴたりマークしましたが「手応えが違ったし、前半少し行きたがった。これなら(マーク策でなく)前々の位置取りの方が良かったかも」と坂口騎手。筆者の予想的にはなんとか2着を確保してほしかったところです。
1年間、本blogをご愛読頂きありがとうございました。どうぞ皆様良いお年をお迎えください。
新年は元旦より更新をスタートする予定です。水沢競馬は1月2、3、8、9、10日の開催です。
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4コーナーで早くも先頭に立ったロックハンドスター、残り100mでは完全に抜け出し、後ろは内マヨノエンゼル(緑帽、山本聡哉騎手)、外サクラマジェスティ(桃帽、坂口騎手)の熾烈な2着争い。このあとカメラのファインダーにはロックハンドスターと菅原勲騎手の姿しか入らなくなります。


陣営も「こんな強い勝ち方ができるとは」というほどの圧勝。激戦続きで正直疲れも心配されましたが、走るごとにレース内容が良くなっていくのには本当に驚かされます。2分11秒8の時計は平凡ですが、大雪となり当日朝の調教は6時で打ち切りになって馬場整備。1日のレースタイムを計算すると1400m換算で、前年度平均より2秒程度かかる状態でした。
ジャパンダートダービーや黒潮盃、ダービーグランプリを戦ったことから、やはり気になるのは全国3歳世代のレベル。瀬戸幸一調教師とも、阿部哲也厩務員ともマグニフィカだツルオカオウジだと、よくそういった話をしましたが、バーディバーディが東京大賞典で善戦、大井2000mのレースタイムが日本レコードとなり、「一体どんな馬場状態になっているんだ?」とも。ひとまずこの冬は遠征などもせず休養に入りますが、来年どんなレースを使おうとしているのかが、なにかうかがえたような気がします(あくまで勝手な想像です)が、地元岩手のグレードレースを目指して頑張ってほしいと期待します。

2着争いは村上昌幸厩舎2頭の争いになり、内をすくったマヨノエンゼルが首差先着。初騎乗でしたが山本聡哉騎手らしいロスのない見事な手綱捌きでした。それにしても完全に見限ったあとの連続2着、勝った馬よりもこの馬の分析に今後も悩むことになりそうです。

2番人気サクラマジェスティが3着。レース前半からロックハンドスターをぴたりマークしましたが「手応えが違ったし、前半少し行きたがった。これなら(マーク策でなく)前々の位置取りの方が良かったかも」と坂口騎手。筆者の予想的にはなんとか2着を確保してほしかったところです。
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