地元勢の踏ん張りに期待!ビューチフル・ドリーマーカップ
8月30日水沢競馬のメインレースは、スポーツニッポン杯、社台スタリオンステーション協賛第36回ビューチフル・ドリーマーカップ(ファルブラヴ賞)。今年からスタートしたGRANDAME・JAPAN古馬シーズンの第3戦にあたります。

留守杯日高賞のエレーヌ
遠征馬は北海道から1頭、笠松から3頭、兵庫西脇から1頭。岩手所属馬6頭が迎え撃ち、計11頭で争われます。このシリーズも注目を集めるのはまたも笠松勢で、3歳チャンピオン、エレーヌは読売レディス杯(金沢)3着、兵庫サマークイーン賞(園田)1着から中4日でここに挑みます。この2走の間にも東海クイーンカップ(名古屋)1着を挟んでおり、春同様のタフなローテーションを消化しています。状態面がどうかという心配は常につきまといますが、園田のパドックを見ていても元気一杯、レースもキーポケットと凄まじい捲り合戦を競り勝っており、心配するだけ無駄なのかもしれません。おそらくは堂々とした姿をパドックで披露することでしょう。同厩トウホクビジンも参戦、こちらは昨年ほどの勢いはないようにも見えますが、クラスターカップ8着、兵庫サマークイーン賞4着の数字はこのメンバーなら十分に胸を張れるものです。

とはいえ、留守杯日高賞のような笠松勢の上位独占は何としてでも阻止してもらいたいものです。
北海道からこのシリーズ初参戦となるのはライネスゴルト。デビューが遅れて昨年4歳の6月18日。岩手での遅咲きの代表であるトーホウエンペラーでさえ3歳の12月31日ですから、いかにデビューまで時間を要したかということになりますが、逆にそれだけの素質馬であったことも容易にうかがい知れ、13戦10勝、2着1回、3着2回の全成績はそれを証明しています。前走がB1特別勝ちですが北海道古馬のレベルや格付け方法を考慮すると、心配する必要はないでしょう。元水沢の鞍上小嶋久輝騎手の里帰りも楽しみです。2005年ドリームチャッターの優勝以来、このレース北海道勢5年振りの優勝を狙います。

地元岩手勢の期待はコンゴウプリンセスになります。転入後2戦2勝、初戦の3歳B1級は大差、ひまわり賞は10馬身差で圧勝していますが、攻め馬などはすぐに動きが悪くなり、筆者には正直なところ2走とも強く推す勇気がありませんでした。しかし「削蹄していると血斑が出てきた。これがその原因だったのだろう。だから今は心配はないよ」と村上昌幸調教師。実際この中間は攻め馬のピッチが上がり、最終追い切りも2Fのスピード感は凄いものがありました。これまでの2戦とは明らかに態勢が違い、本領発揮はまだまだこれからなのでしょう。初めての古馬との対戦が遠征馬を加えた大舞台となりますが、ぜひとも突破してほしいものです。

サクラアーバンはこの春C2級スタートから7連勝、B2級からステップのフェアリーカップ2着でここの出走権を獲得しました。元々JRA1勝、昨年の読売レディス杯で5着しており、岩手の牝馬路線なら十分に通用の実績を持っていました。水沢コースの方がスムーズな印象もあり、上位争いに割り込んでくるチャンスをうかがっているでしょう。ちなみにこのあとGRANDAME-JAPANシリーズのノースクイーンカップ(9月21日、門別1800m)へ参戦の意思があるようです。

ラビットサプライズは期待されたフェアリーカップが3着止まりでしたが、1枠から揉まれたのか道中の手応えが今一つ。大敗も心配されましたがそこから渋太く盛りかえして3着を死守したあたりに復調の手応えはあったように思います。フェアリーカップを勝った同厩のハッピートークに不安が出て回避しただけに、その分も頑張りたいところです。
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留守杯日高賞のエレーヌ
遠征馬は北海道から1頭、笠松から3頭、兵庫西脇から1頭。岩手所属馬6頭が迎え撃ち、計11頭で争われます。このシリーズも注目を集めるのはまたも笠松勢で、3歳チャンピオン、エレーヌは読売レディス杯(金沢)3着、兵庫サマークイーン賞(園田)1着から中4日でここに挑みます。この2走の間にも東海クイーンカップ(名古屋)1着を挟んでおり、春同様のタフなローテーションを消化しています。状態面がどうかという心配は常につきまといますが、園田のパドックを見ていても元気一杯、レースもキーポケットと凄まじい捲り合戦を競り勝っており、心配するだけ無駄なのかもしれません。おそらくは堂々とした姿をパドックで披露することでしょう。同厩トウホクビジンも参戦、こちらは昨年ほどの勢いはないようにも見えますが、クラスターカップ8着、兵庫サマークイーン賞4着の数字はこのメンバーなら十分に胸を張れるものです。

とはいえ、留守杯日高賞のような笠松勢の上位独占は何としてでも阻止してもらいたいものです。
北海道からこのシリーズ初参戦となるのはライネスゴルト。デビューが遅れて昨年4歳の6月18日。岩手での遅咲きの代表であるトーホウエンペラーでさえ3歳の12月31日ですから、いかにデビューまで時間を要したかということになりますが、逆にそれだけの素質馬であったことも容易にうかがい知れ、13戦10勝、2着1回、3着2回の全成績はそれを証明しています。前走がB1特別勝ちですが北海道古馬のレベルや格付け方法を考慮すると、心配する必要はないでしょう。元水沢の鞍上小嶋久輝騎手の里帰りも楽しみです。2005年ドリームチャッターの優勝以来、このレース北海道勢5年振りの優勝を狙います。

地元岩手勢の期待はコンゴウプリンセスになります。転入後2戦2勝、初戦の3歳B1級は大差、ひまわり賞は10馬身差で圧勝していますが、攻め馬などはすぐに動きが悪くなり、筆者には正直なところ2走とも強く推す勇気がありませんでした。しかし「削蹄していると血斑が出てきた。これがその原因だったのだろう。だから今は心配はないよ」と村上昌幸調教師。実際この中間は攻め馬のピッチが上がり、最終追い切りも2Fのスピード感は凄いものがありました。これまでの2戦とは明らかに態勢が違い、本領発揮はまだまだこれからなのでしょう。初めての古馬との対戦が遠征馬を加えた大舞台となりますが、ぜひとも突破してほしいものです。

サクラアーバンはこの春C2級スタートから7連勝、B2級からステップのフェアリーカップ2着でここの出走権を獲得しました。元々JRA1勝、昨年の読売レディス杯で5着しており、岩手の牝馬路線なら十分に通用の実績を持っていました。水沢コースの方がスムーズな印象もあり、上位争いに割り込んでくるチャンスをうかがっているでしょう。ちなみにこのあとGRANDAME-JAPANシリーズのノースクイーンカップ(9月21日、門別1800m)へ参戦の意思があるようです。

ラビットサプライズは期待されたフェアリーカップが3着止まりでしたが、1枠から揉まれたのか道中の手応えが今一つ。大敗も心配されましたがそこから渋太く盛りかえして3着を死守したあたりに復調の手応えはあったように思います。フェアリーカップを勝った同厩のハッピートークに不安が出て回避しただけに、その分も頑張りたいところです。
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