ローテーションの谷間にあらず、あすなろ賞
5月23日盛岡競馬のメインレースは古馬オープンのあすなろ賞。距離1800mで、6月20日の水沢、みちのく大賞典へのトライアルレースとなっています。登録のあったマヨノエンゼル、ゴールドマインなどが回避したため8頭立てとなりましたが、今季好調の2頭がエントリーして見逃せない一戦となりました。
その1頭目はコアレスレーサー、JRA1勝から岩手へ転入し10戦9勝。唯一の敗戦は昨年B2級の身で競馬専門紙記者推薦により出走した桐花賞。0.8秒差の6着に敗れましたが、冬の水沢特有の不良馬場に加え、直線では大外に持ち出さざるを得ないような展開となったもので、ゴールドマイン以下の一線級と力差はさほど感じられませんでした。それまでゴールドマインにも騎乗していた関本淳騎手の「こちら(コアレスレーサー)を選んだのだから仕方がない」という言葉が今も印象に残っています。今春は大型馬にも関わらず3月開催から登場、B1級を2走で卒業して前走A級昇級戦もマイネベリンダ、アドマイヤサムライ(22日A級二組の1、2着)らに楽勝、満を持しての特別登場となりました。

ソニックルーラーはJRA3勝からこの春水沢へ転入。2戦とも楽勝でここへ挑みます。じっくりと間隔を取ってここへの挑戦は以前に紹介した通り。小林義明調教師はコアレスレーサーの存在を認め「挑戦者の立場で挑みます」と比較的控えめなコメント。JRA所属時に左回りで勝ち星があり、長い距離も経験豊富です。あすなろ賞のサブタイトル通り、ともにここで好結果を出せば、みちのく大賞典で遠征馬や岩手の一線級と戦うことになるでしょう。
2頭を迎え撃つ、この条件の常連組では前走シアンモア記念4着と復調の兆しを見せたダンストンリアル。比較的楽な相手でも取りこぼしのある反面、南部杯6着や桐花賞3着など前走のように強い相手でも善戦する力があります。昨年このレースの勝ち馬アンダーボナンザや、2戦連続ソニックルーラーの2着サンシャインヘイロ、転入2戦目アポロノサトリまで首位争いに加わる可能性十分であり、目が離せません。
今開催出走のないベルモントギルダーやシルクドラグーンは次回6月5日の早池峰賞(1200m)へ、コンバットキックは6月6日のかきつばた賞(芝2400m)を目標に。テンショウボスはどのレースを目標にというより状態優先で調整される模様です。(先週取材時点)
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その1頭目はコアレスレーサー、JRA1勝から岩手へ転入し10戦9勝。唯一の敗戦は昨年B2級の身で競馬専門紙記者推薦により出走した桐花賞。0.8秒差の6着に敗れましたが、冬の水沢特有の不良馬場に加え、直線では大外に持ち出さざるを得ないような展開となったもので、ゴールドマイン以下の一線級と力差はさほど感じられませんでした。それまでゴールドマインにも騎乗していた関本淳騎手の「こちら(コアレスレーサー)を選んだのだから仕方がない」という言葉が今も印象に残っています。今春は大型馬にも関わらず3月開催から登場、B1級を2走で卒業して前走A級昇級戦もマイネベリンダ、アドマイヤサムライ(22日A級二組の1、2着)らに楽勝、満を持しての特別登場となりました。

ソニックルーラーはJRA3勝からこの春水沢へ転入。2戦とも楽勝でここへ挑みます。じっくりと間隔を取ってここへの挑戦は以前に紹介した通り。小林義明調教師はコアレスレーサーの存在を認め「挑戦者の立場で挑みます」と比較的控えめなコメント。JRA所属時に左回りで勝ち星があり、長い距離も経験豊富です。あすなろ賞のサブタイトル通り、ともにここで好結果を出せば、みちのく大賞典で遠征馬や岩手の一線級と戦うことになるでしょう。
2頭を迎え撃つ、この条件の常連組では前走シアンモア記念4着と復調の兆しを見せたダンストンリアル。比較的楽な相手でも取りこぼしのある反面、南部杯6着や桐花賞3着など前走のように強い相手でも善戦する力があります。昨年このレースの勝ち馬アンダーボナンザや、2戦連続ソニックルーラーの2着サンシャインヘイロ、転入2戦目アポロノサトリまで首位争いに加わる可能性十分であり、目が離せません。
今開催出走のないベルモントギルダーやシルクドラグーンは次回6月5日の早池峰賞(1200m)へ、コンバットキックは6月6日のかきつばた賞(芝2400m)を目標に。テンショウボスはどのレースを目標にというより状態優先で調整される模様です。(先週取材時点)
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