またも独走でロックハンドスター阿久利黒賞制覇!
5月2日、水沢競馬のメインレース、奥州愛馬の会会長杯、第10回阿久利黒賞は、7316人の大観衆、大歓声の前をロックハンドスターが快走。若駒賞、南部駒賞に続いて3つ目の重賞タイトルを手にしました。


この日のロックハンドスターは460キロの馬体重、幾分テンションが高めで返し馬では少しうるさい面も見せていましたが、その分レースへ行っての反応も良かったようです。菅原勲騎手も容赦なく早目の仕掛けで前を追いつめ、3コーナーでは先頭に並びかける勢いでした。

直線半ばでロックハンドスター(桃帽、菅原勲騎手)が楽々と先頭。内で粘るイシノウォーニング(黒帽、南郷騎手)、その外へダークライ(緑帽、山本政聡騎手)、大外からトーホクキング(橙帽、高松騎手)、その内へモエレフットライト(赤帽、山本聡哉騎手)。


着差はスプリングカップ同様6馬身。

2着にはイシノウォーニング。パドックからうるさくゲートが心配されましたが、スタートをキッチリ決めて先行。一旦はダークライにも交わされそうになりましたが、差し返す形になりました。

3着は2番人気のダークライ。「先頭に立つとフワフワするので、逃げる馬がいたのは良かったが」という山本政聡騎手でしたが、ロックハンドスターに早めに来られて3頭の真ん中になる苦しい展開となりました。

4着は外から追い込んだトーホクキング。4コーナーでは2着もあろうかという勢いでした。すっかり3歳路線上位常連になりつつあります。ダークライ(父マイネルラヴ)、トーホクキング(父キングリファール)の青森産馬2頭が入着していることも見逃せません。どちらも岩手ゆかりの血統です。

5着は大きなシャドーロールをつけてきたモエレフットライト。このくらい走って不思議ない馬ですが、前走があまりにも悪すぎだったので、良く巻き返してきたと思えます。

ロックハンドスターはレース後も余裕の表情。
さて、ロックハンドスターの次走は5月31日のダービーウィーク、岩手ダービー・第30回ダイヤモンドカップ(盛岡2000m)へ直行。今季初輸送、400mの距離延長ですが、同様の相手であれば大丈夫でしょう。むしろ問題はそのあとで、7月14日のジャパンダートダービー(JpnI、大井2000m)でいよいよ全国区への挑戦が有力です。あとは8月17日の黒潮盃(地方全国交流、大井1800m)と8月22日のレパードS(新潟1800m)がほぼ同時期ですが、一番暑い時期。千葉浩オーナーからは、ならば輸送距離の短い福島や「(ボスアミーゴで3年連続2着の)OROカップ(9月26日)を2頭でどうしても獲りたいという気持ちもあるんだよね」という意外なプランも飛び出しておりました。
筆者も、この勝ち方なら権利のかかる岩手ダービー・ダイヤモンドカップはともかく、そのあとはより強い相手と戦って、高い壁にブチあたりながら夢を追いかけても良いのではと思います。今後のローテーションは、情報をつかみ次第ここやケイシュウ紙面でご紹介したいと思います。
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この日のロックハンドスターは460キロの馬体重、幾分テンションが高めで返し馬では少しうるさい面も見せていましたが、その分レースへ行っての反応も良かったようです。菅原勲騎手も容赦なく早目の仕掛けで前を追いつめ、3コーナーでは先頭に並びかける勢いでした。

直線半ばでロックハンドスター(桃帽、菅原勲騎手)が楽々と先頭。内で粘るイシノウォーニング(黒帽、南郷騎手)、その外へダークライ(緑帽、山本政聡騎手)、大外からトーホクキング(橙帽、高松騎手)、その内へモエレフットライト(赤帽、山本聡哉騎手)。


着差はスプリングカップ同様6馬身。

2着にはイシノウォーニング。パドックからうるさくゲートが心配されましたが、スタートをキッチリ決めて先行。一旦はダークライにも交わされそうになりましたが、差し返す形になりました。

3着は2番人気のダークライ。「先頭に立つとフワフワするので、逃げる馬がいたのは良かったが」という山本政聡騎手でしたが、ロックハンドスターに早めに来られて3頭の真ん中になる苦しい展開となりました。

4着は外から追い込んだトーホクキング。4コーナーでは2着もあろうかという勢いでした。すっかり3歳路線上位常連になりつつあります。ダークライ(父マイネルラヴ)、トーホクキング(父キングリファール)の青森産馬2頭が入着していることも見逃せません。どちらも岩手ゆかりの血統です。

5着は大きなシャドーロールをつけてきたモエレフットライト。このくらい走って不思議ない馬ですが、前走があまりにも悪すぎだったので、良く巻き返してきたと思えます。

ロックハンドスターはレース後も余裕の表情。
さて、ロックハンドスターの次走は5月31日のダービーウィーク、岩手ダービー・第30回ダイヤモンドカップ(盛岡2000m)へ直行。今季初輸送、400mの距離延長ですが、同様の相手であれば大丈夫でしょう。むしろ問題はそのあとで、7月14日のジャパンダートダービー(JpnI、大井2000m)でいよいよ全国区への挑戦が有力です。あとは8月17日の黒潮盃(地方全国交流、大井1800m)と8月22日のレパードS(新潟1800m)がほぼ同時期ですが、一番暑い時期。千葉浩オーナーからは、ならば輸送距離の短い福島や「(ボスアミーゴで3年連続2着の)OROカップ(9月26日)を2頭でどうしても獲りたいという気持ちもあるんだよね」という意外なプランも飛び出しておりました。
筆者も、この勝ち方なら権利のかかる岩手ダービー・ダイヤモンドカップはともかく、そのあとはより強い相手と戦って、高い壁にブチあたりながら夢を追いかけても良いのではと思います。今後のローテーションは、情報をつかみ次第ここやケイシュウ紙面でご紹介したいと思います。
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