桐花賞はゴールドマインが優勝
12月31日に水沢競馬場で行われた、岩手競馬のグランプリレース、第35回桐花賞(ハーツクライ賞)はゴールドマインが優勝しました。


「レース前は緊張していた」という斉藤騎手でしたが、それは「大一番で勝てる馬が回ってきた」という意味だったのでしょう。エイシンイッパツやトキワノマツカゼが作る縦長の流れに、1番枠からでも向正面では外へ出し進撃を開始。直線では先頭に立つダンストンリアルを楽に抜き去り、迫るマヨノエンゼルを振り切りました。

2着は外から追い込んだマヨノエンゼル。「(前が競って)良い流れだとは思ったけれど、動き出す時に前(ゴールドマイン)との手応えが違った。どうもこのところ勝負処での手応えが良くない」と小林騎手。それでも最後まで脚は伸ばしており、並びかけて競り合うところまで行けば面白かったかもしれません。

3着は岩鷲賞馬ダンストンリアル。夏以降パッとしませんでしたが、2000mでここまで巻き返してくるとは思いませんでした。先行勢総崩れの中での0.3秒差3着は評価できるでしょう。得意距離に戻るトウケイニセイ記念が楽しみになりました。

8レースあたりから雪が本格的になり、ようやく桐花賞らしいムードでの記念撮影、表彰式となりました。
冷静に振り返れば、やはり天候の悪化が遅れ、馬場表面に水の浮かない状態であったことが大きく結果を左右したように思われます。この日は全10レースで逃げ切りなし。しかもエイシンイッパツへのマークは厳しく、スタートから一周目の直線に入るまでは比較的速めの流れになりました。レースタイム2分08秒7に対し、前半600mは37秒0。昨年、水の浮く馬場で行われたカネショウエリートの勝ち時計は2分07秒4ながら、前半600mは37秒4でした。前日のレース展望時に指摘した、「もし良馬場2000mで考えるなら、ゴールドマイン、マヨノエンゼルの2頭が上位」という予想がそのまま結果につながりました。
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3着は岩鷲賞馬ダンストンリアル。夏以降パッとしませんでしたが、2000mでここまで巻き返してくるとは思いませんでした。先行勢総崩れの中での0.3秒差3着は評価できるでしょう。得意距離に戻るトウケイニセイ記念が楽しみになりました。

8レースあたりから雪が本格的になり、ようやく桐花賞らしいムードでの記念撮影、表彰式となりました。
冷静に振り返れば、やはり天候の悪化が遅れ、馬場表面に水の浮かない状態であったことが大きく結果を左右したように思われます。この日は全10レースで逃げ切りなし。しかもエイシンイッパツへのマークは厳しく、スタートから一周目の直線に入るまでは比較的速めの流れになりました。レースタイム2分08秒7に対し、前半600mは37秒0。昨年、水の浮く馬場で行われたカネショウエリートの勝ち時計は2分07秒4ながら、前半600mは37秒4でした。前日のレース展望時に指摘した、「もし良馬場2000mで考えるなら、ゴールドマイン、マヨノエンゼルの2頭が上位」という予想がそのまま結果につながりました。
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