いよいよ大一番、南部駒賞!
11月15日、水沢競馬のメインレースは河北新報杯、社台SS協賛、第37回南部駒賞(クロフネ賞)。岩手競馬の2歳路線最高峰の競走で、皐月賞ステップ競走代表馬選定競走でもあります。地方全国交流という条件で、今年は北海道から2頭の遠征馬を迎え12頭立てで行われます。
昨年も本ブログで紹介しましたが、このレースはかつての東北サラブレッド3歳チャンピオンの流れを受け継ぎ、東北交流競走となったのは2000年から。2004年からは地方全国交流となっています。地方全国交流となってからは北海道勢の強さが目立ち、過去5年のうちスマートシェーブ、モエレスターダムの2頭が優勝。他の年も必ず3着以内に北海道の馬が入っています。この2年はトーホウノゾミ、ワタリシンセイキと水沢所属馬が連覇しています。
今年の主役はロックハンドスター、若駒賞に続いての重賞2連覇を狙います。

完璧な内容で若駒賞を制したロックハンドスター、一時期攻め馬で動かないような時期もありましたが、最近は「先週の単走などはかなり動いているので、直前は併せ馬で53秒くらいに抑えるつもり」(瀬戸幸一調教師)というほど。雨で時計の出やすい軽い馬場になりましたが、キッチリ予定通りのタイムで併せ馬を消化し態勢は万全と思えます。北海道からの遠征馬は例年以上の実績馬で、決して楽ではありませんが、岩手の2歳馬も近年以上の粒ぞろいと思えるだけに、なんとか地元のタイトルを守って欲しいところです。

内ドリームスナイパー、中リュウノボーイ、外リュウノスター
若駒賞2着のリュウノボーイはJRA福島のきんもくせい賞で、4コーナー窮屈になるところもありましたが、0.5秒差6着と善戦。能力の一端は示しました。中一週のローテーションは気になりますが、特に動きに落ち込みは見られません。船橋の平和賞にも登録はありますが、今後も遠征のプランが練られているようです。

リュウノムサシはジュニアグランプリの時に一発候補として紹介しましたが、さすがにちょっと先物すぎました。それでも続く2歳一般戦2着、若駒賞3着とトップクラス相手に差を詰めてきました。直前の追い切りは文句なしの一番時計、さらに本格化といっても良いでしょう。今回も一発候補としてお薦めします。

天皇賞馬ヒシミラクルの妹としてデビュー時から話題を集めたリュウノオパールも、いよいよ重賞路線に乗ってきました。なんとか芝1000mのホープフル競走でJRA認定を取りましたが、当然距離は延びた方が良いでしょう。
北海道勢2頭はともに重賞でも勝ち負けの実績があり、例年よりもむしろレベルが高そうな気がします。距離実績を考慮してモエレクリューガーを上位としましたが、ショウリダバンザイも当然優勝争いの一角でしょう。それは十分承知ではありますが、水沢勢に頑張ってもらいたいところです。もしここで好成績が得られれば、ロックハンドスターをはじめとして、あちこちへ遠征が可能なのではないかと思います。

11月13日のテンショウボスです。
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昨年も本ブログで紹介しましたが、このレースはかつての東北サラブレッド3歳チャンピオンの流れを受け継ぎ、東北交流競走となったのは2000年から。2004年からは地方全国交流となっています。地方全国交流となってからは北海道勢の強さが目立ち、過去5年のうちスマートシェーブ、モエレスターダムの2頭が優勝。他の年も必ず3着以内に北海道の馬が入っています。この2年はトーホウノゾミ、ワタリシンセイキと水沢所属馬が連覇しています。
今年の主役はロックハンドスター、若駒賞に続いての重賞2連覇を狙います。

完璧な内容で若駒賞を制したロックハンドスター、一時期攻め馬で動かないような時期もありましたが、最近は「先週の単走などはかなり動いているので、直前は併せ馬で53秒くらいに抑えるつもり」(瀬戸幸一調教師)というほど。雨で時計の出やすい軽い馬場になりましたが、キッチリ予定通りのタイムで併せ馬を消化し態勢は万全と思えます。北海道からの遠征馬は例年以上の実績馬で、決して楽ではありませんが、岩手の2歳馬も近年以上の粒ぞろいと思えるだけに、なんとか地元のタイトルを守って欲しいところです。

内ドリームスナイパー、中リュウノボーイ、外リュウノスター
若駒賞2着のリュウノボーイはJRA福島のきんもくせい賞で、4コーナー窮屈になるところもありましたが、0.5秒差6着と善戦。能力の一端は示しました。中一週のローテーションは気になりますが、特に動きに落ち込みは見られません。船橋の平和賞にも登録はありますが、今後も遠征のプランが練られているようです。

リュウノムサシはジュニアグランプリの時に一発候補として紹介しましたが、さすがにちょっと先物すぎました。それでも続く2歳一般戦2着、若駒賞3着とトップクラス相手に差を詰めてきました。直前の追い切りは文句なしの一番時計、さらに本格化といっても良いでしょう。今回も一発候補としてお薦めします。

天皇賞馬ヒシミラクルの妹としてデビュー時から話題を集めたリュウノオパールも、いよいよ重賞路線に乗ってきました。なんとか芝1000mのホープフル競走でJRA認定を取りましたが、当然距離は延びた方が良いでしょう。
北海道勢2頭はともに重賞でも勝ち負けの実績があり、例年よりもむしろレベルが高そうな気がします。距離実績を考慮してモエレクリューガーを上位としましたが、ショウリダバンザイも当然優勝争いの一角でしょう。それは十分承知ではありますが、水沢勢に頑張ってもらいたいところです。もしここで好成績が得られれば、ロックハンドスターをはじめとして、あちこちへ遠征が可能なのではないかと思います。

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