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水沢マイル決戦、青藍賞の展望

 9月13日水沢競馬のメインレースは、IBC杯第17回青藍賞(社台SS協賛、アドマイヤドン賞)です。南部杯のトライアル競走であり、1着馬には優先出走権が与えられます。またJBC指定競走にもなっており、JBCクラシック、スプリントいずれにも選定にあたって成績が重要視される競走となっています(昨年は勝ち馬トーホウライデンがJBCスプリントに出走)。

 いろいろなサブタイトルはついていますが、今年の古馬戦線は多くのレースで遠征馬にタイトルを持って行かれており、正直なところ低迷。遠征馬がいなかった7月5日の岩鷲賞が今年のベストレースと思えるほどの好レースになったのと同様、遠征馬が1頭のこのレースはトップクラスが揃って、むしろ激しい戦いになることが期待されます。

 その証拠に、ここはチャンス有りと見た陣営が多く、先週登録段階では岩鷲賞1、2着のダンストンリアル、リュウノツバサがなんとフルゲートの除外候補でした。最終的にクインオブクイン、トーセンザオー、アンダーボナンザ、ヤマトスピリットが回避し、投票を行った11頭は無事出走の運びとなりました。


ダンストンリアル
 なんとか繰り上がりで出走可能となったダンストンリアルが中心です。水沢1400mの岩鷲賞で4頭同タイムの大接戦を制して重賞初制覇となりましたが、実はその時の反動が大きかったのか「クラスターカップは直前まで出否を迷っていた」と村上実調教師。しかし、「それでもクラスターカップは(地元最先着の6着に)離れず走ってきたし、それより今度の方が良いようだぞ」とも。村上実厩舎はトニージェントなどに代表されるように、調教タイムの良さが成績に直結してきますし、1600mは全12勝中7勝(うち水沢5勝)とベストの距離。加えて1番枠を得るという幸運にも恵まれました。混戦メンバーだけに、このようなプラス要素の積み重ねは大きなものになりそうです。


 もちろんマヨノエンゼルにも高い評価を与えなければなりません。阿久利黒賞、岩手ダービー・ダイヤモンドカップを勝った3歳二冠馬ですが、古馬A級編入初戦と特別のすずらん賞を連勝してきました。特にすずらん賞は水の浮く不良馬場で断然の先行有利でしたが、それを中団やや後方の位置取りからアッサリと差し切り。時計以上にその内容が光りました。400キロソコソコの馬体ですが、小林俊彦騎手は「この馬なりに成長しているのではないかな。馬体がないから負担重量が増えると心配だが、55キロくらいなら古馬と同斤でも大丈夫だろう」と評価していました。今回の3歳馬はまだ2キロ重量差をもらっています。3歳馬の古馬重賞制覇は桐花賞でカウンテスアップからオウシュウクラウンまで7頭が勝っていますが、以前はこの時期ダービーグランプリを目指しており、秋の古馬重賞にはほとんど出走実績すらないはず。勝てばこれまで例のない快挙となります。


フリーモア
 フリーモアが一変の要素を秘める不気味な存在となりました。JRA1000万級から転入2戦目で早池峰賞を勝ちましたが、転入当初から調教の動きは硬く地味でした。それが涼しくなって「食うようになったし、身体に張りが出た。動きも良くなったし、クラスターカップの時とは違う」と阿部厩務員。「内田利雄騎手からは『一瞬の脚はあるから、差す競馬でも良いのではないか』と意見ももらった」とも。陣営は東京盃JpnIIへの出走も希望している模様で、その地方枠に入るためにもぜひ結果が欲しいところです。


 この他ではビューチフル・ドリーマーカップで大きく出遅れてしまった、一昨年の勝ち馬サイレントエクセルがまだまだ諦められません。こちらも涼しくなった前回あたりから攻め馬は快調そのものです。また、船橋から遠征のリュウノケンシロウは現在南関東B2級。一見格下感も受けますが、成績を見ても勢いがあり、今年の遠征馬の成績からは十分通用の可能性があります。


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「水沢深田のとってなんぼ」も読んでください


  1. 2009/09/12(土) 20:00:53|
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