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大混戦のサファイア賞を分析する

 今週の盛岡競馬はお盆の連続開催を控え、日、月の2日間開催。8月9日のメインレースはサファイア賞。年に一度しか行われない、芝2400mの3歳級特別です。

 今年度の岩手競馬では、3歳芝の重賞・特別(フレンドリーT除く)が大きく減らされ3レースだけになりました。サファイア賞はその3つ目です。
 これまでの2レースは以下のような結果です。

5月31日 はまなす賞、盛岡芝1600m
1着 アンダージョイナー 1.38.6
4着 ダンストンジール  1.39.3
5着 ハイメリー     1.39.4

7月12日 第10回オパールカップ、盛岡芝1700m
1着 エイブルインレース 1.46.2
3着 センリグランピー  1.46.5
6着 トキワノマツカゼ  1.46.8
7着 リュウノリバティー 1.47.4
8着 ダンストンジール  1.47.5

 はまなす賞優勝のアンダージョイナーは距離延長を嫌ってか回避。2着マーチボーイも登録せず自己条件(3歳B1級)回り。またマヨノエンゼルは、本年度の収得賞金が500万円に達したため、3歳級を卒業して古馬A級入りしており、3歳条件のここには出走権がありません。
 毎度おなじみのメンバーから何頭かが入れ替わりましたが、芝2400mという条件もあり、大混戦であることは間違いありません。

 各陣営から話を聞いても「強気にはなれないが、逆に上位とはそう差はないはずだ」というニュアンスのものが多く、それなりに色気を持ってここへ臨んでいることがうかがえました。

 中でも、ここで大きなチャンスを迎えたのはセンリグランピーです。3月戦から常にトップクラスで戦って、善戦を続けるものの3着止まり。かといって一枚落ちの特別や一般戦でも勝ちきれず。後方からジワジワと脚を伸ばすタイプだけに、上位入線を果たしても勝ち負けを争えそうなシーンはありませんでした。
 ところが今季初の芝となったオパールカップでは、いつもの待機策から馬群の外へ出して3コーナーから追い込みを開始。ぐんぐん差を詰めて直線入り口では先頭に並びかけるところまで進出しました。エイブルインレースから0.3秒差は今季最小の着差。3着でも地元勢としては最先着を果たしました。他が苦にしそうな分、距離延長も味方につけて抜け出しを狙います。

 トキワノマツカゼは鳴り物入りでの転入でしたが、阿久利黒賞、岩手ダービー・ダイヤモンドカップの二冠ともに2着など、岩手では未勝利。それでもオパールカップを除けば、一連の路線では常にセンリグランピーの前にいました。そのオパールカップはセンリグランピーから0.3秒差。今度は遠征馬はいませんし、常に前々で競馬をできる強みもありますから、この着差は十分逆転可能です。

 リュウノリバティーは格下からの挑戦ですが、「オパールカップの走りは悪くなかった」と新田守調教師。7着でも遠征馬3頭を除けば、岩手では4番目。加えて、中間の動きに復調気配が窺えたので、思い切って評価を上げてみました。

 ダンストンジールは2歳時、芝で3戦2勝でしたが、今季ははまなす賞、オパールカップともに見せ場がありませんでした。それだけに狙いづらくなりましたが、敗因は芝の適性というより、レースに集中しない気性的な問題と映ります。「気を抜いて走る分、ダートでも芝でも距離延長はこなせるんじゃないか」と村上実調教師。今回は距離への可能性を評価して印を押さえました。

 重賞・特別の常連が決め手を欠くだけに、7月27日のフレンドリートロフィー、オニキス賞でワン・ツーを決める快挙を成し遂げた、マルブツコンバットリュウノシンゲンも怖くなってきます。リュウノシンゲンが岩手ダービー・ダイヤモンドカップで4着しており、今なら別路線からの参入でも格下感はありません。


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  1. 2009/08/08(土) 15:44:47|
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