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8月30日はビューチフル・ドリーマーカップ!

 8月30日、水沢競馬のメインレースは、スポーツニッポン杯、第35回ビューチフル・ドリーマーカップ(社台SS協賛 ローエングリン賞)。3歳以上、牝馬限定の地方全国交流競走ですが、遠征馬はなく岩手所属馬9頭での争いになりました。
 中心となるのは、もちろんクインオブクイン。岩手転入4走目で9つ目の重賞タイトル奪取を狙います。


クインオブクイン
 クインオブクインといえば、パッとアタマに思い浮かぶのは「笠松の女傑」という肩書き。デビューからここまで笠松所属で3歳時のゴールドジュニア、若草賞、スプリングカップの重賞3連覇に始まり、東海菊花賞、マーチカップ、兵庫クイーンカップ、スプリング争覇、オグリキャップ記念と8つの重賞を制覇。グレードレースでも関東オークス5着、クイーン賞2着、TCK女王盃4着、名古屋グランプリ5着、エンプレス杯3着、名古屋大賞典4着など豊富な実績があります。
 今年の6月からは水沢競馬場の櫻田康二厩舎へ籍を移して3戦2勝。負けた1戦はマーキュリーカップの5着ですから、岩手所属馬には先着を許していません。


装鞍
 元々「夏場に弱いから…」ということも水沢へ来た理由の一つだったようですが、最近は岩手県も朝晩は肌寒くなるほどに涼しくなってきました。千田厩務員は前走フェアリーカップまでは「転入初戦が一番調子が良かった。暑さもあるのかな?」と言っていたのですが、今回は「涼しいのが良いんでしょうね。身体に負担もかからないし、毛づやも良くなってきました」と一転。前走フェアリーカップでライバルたちを完封しているだけに、さらに調子が上がったとなれば、信頼度はさらに高くなるのではないでしょうか。このあとは順調に行けば、9月23日船橋の日本テレビ盃(JpnII)への出走が検討されているようです。


 となると馬券的には「相手捜し」ということになりますが、もし逆転の可能性も含めれば、それはサイレントエクセル以外にはいません。2006、2007年の覇者であり、ダービーグランプリの3着やテンショウボスを下した青藍賞など、こちらも「女傑」と呼ぶにふさわしい実績があります。最高調時の姿にはまだ及ばないかもしれませんが、それでも前走フェアリーカップで2着を死守。涼しくなって、攻め馬のピッチが上がる様子はやはりこのレースへの意欲を感じさせます。

 2頭に続くのは各世代の牝馬トップ。5歳マツリダワルツ、4歳ピンクゴールドに先のひまわり賞を7馬身差で逃げ切った3歳馬アンダーゴールドが加わります。また今季不振ですが、昨年の覇者ジュリアもいます。岩手の牝馬トップクラスの戦いにご注目ください。


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  1. 2009/08/29(土) 21:09:36|
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