あづい夏の戦い、ウイナーカップ
梅雨入り後も、依然として雨の少ない東北地方。水沢も例外でなく、いよいよ30度をオーバーして真夏日に。朝も気温の上がるのが早く、調教時間帯から暑くなっています。

さて、6月28日の水沢競馬メインレースは、3歳馬による短距離特別ウイナーカップ。近年は秋の芝特別にこの名称が使われていましたが、大幅な条件変更となりました。この時期の3歳1400m戦となると、2000年から2006年までの岩鷲賞が、この条件で行われていました。
6月1日の岩手ダービー・ダイヤモンドカップで3歳のクラシック路線は一息入り、三冠目の不来方賞は11月22日に行われます。この間の3歳重賞・特別は
6月28日 ウイナーカップ 水沢1400m
7月12日 (重)オパールカップ 盛岡1700m(芝)
7月26日 (重)ひまわり賞(牝) 盛岡2000m
8月 9日 サファイヤ賞 盛岡2400m(芝)
10月18日 クリスタル賞 盛岡1800m
と路線的なつながりはあまりなく、各部門スペシャリストのタイトル戦となります。
二冠馬マヨノエンゼルは3歳級を卒業し、次週7月6日(月)の古馬A級戦に編成。また二冠ともに2着のトキワノマツカゼは、芝のオパールカップを目標としているため、今開催は当初より登録なし。したがって、この2頭に次ぐメンバーの争いとなりました。
中心はダンストンジールになります。前走は岩手ダービー・ダイヤモンドカップを見送り、芝のはまなす賞へ向かいましたが、勝負処での反応が悪く4着止まり。七時雨賞を勝って充実一途の状況であっただけに、ダイヤモンドカップでその走りを見たかったように思います。これは路線選択を言うのではなく、そもそもダイヤモンドカップ前日にはまなす賞を配置する競走計画自体が問題だと思います。もともと「まじめに走っていない」(村上実調教師)ことで成績が不安定でしたが、今季はそれが解消に向かいつつあると見ますので、ダートのここで巻き返しの可能性は高いでしょう。
日高賞馬シルバーカテリーナは、牡馬に挑戦のダイヤモンドカップが6着に失速。相手関係の厳しさより、距離に苦しんだと見るべきでしょう。1400mに短縮となって、改めて牡馬に挑戦ということになります。
1400mになって大きく可能性が広がるのは、フジフーフーとトーホクプリンス。いずれも1600m以上の戦いでは、終い勝負で弱さがありました。逆にダイヤモンドカップで3着に追い込んだセンリグランピーは短距離や水沢コースでは器用に動けない弱みがあるので評価を割り引きました。一発があるならテンショウスズラン、馬体重に悩んでいた馬がここにきて攻め強化。当日大きく身体を減らさないようであれば変身の可能性があります。
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「水沢深田のとってなんぼ」も読んでください

さて、6月28日の水沢競馬メインレースは、3歳馬による短距離特別ウイナーカップ。近年は秋の芝特別にこの名称が使われていましたが、大幅な条件変更となりました。この時期の3歳1400m戦となると、2000年から2006年までの岩鷲賞が、この条件で行われていました。
6月1日の岩手ダービー・ダイヤモンドカップで3歳のクラシック路線は一息入り、三冠目の不来方賞は11月22日に行われます。この間の3歳重賞・特別は
6月28日 ウイナーカップ 水沢1400m
7月12日 (重)オパールカップ 盛岡1700m(芝)
7月26日 (重)ひまわり賞(牝) 盛岡2000m
8月 9日 サファイヤ賞 盛岡2400m(芝)
10月18日 クリスタル賞 盛岡1800m
と路線的なつながりはあまりなく、各部門スペシャリストのタイトル戦となります。
二冠馬マヨノエンゼルは3歳級を卒業し、次週7月6日(月)の古馬A級戦に編成。また二冠ともに2着のトキワノマツカゼは、芝のオパールカップを目標としているため、今開催は当初より登録なし。したがって、この2頭に次ぐメンバーの争いとなりました。
中心はダンストンジールになります。前走は岩手ダービー・ダイヤモンドカップを見送り、芝のはまなす賞へ向かいましたが、勝負処での反応が悪く4着止まり。七時雨賞を勝って充実一途の状況であっただけに、ダイヤモンドカップでその走りを見たかったように思います。これは路線選択を言うのではなく、そもそもダイヤモンドカップ前日にはまなす賞を配置する競走計画自体が問題だと思います。もともと「まじめに走っていない」(村上実調教師)ことで成績が不安定でしたが、今季はそれが解消に向かいつつあると見ますので、ダートのここで巻き返しの可能性は高いでしょう。
日高賞馬シルバーカテリーナは、牡馬に挑戦のダイヤモンドカップが6着に失速。相手関係の厳しさより、距離に苦しんだと見るべきでしょう。1400mに短縮となって、改めて牡馬に挑戦ということになります。
1400mになって大きく可能性が広がるのは、フジフーフーとトーホクプリンス。いずれも1600m以上の戦いでは、終い勝負で弱さがありました。逆にダイヤモンドカップで3着に追い込んだセンリグランピーは短距離や水沢コースでは器用に動けない弱みがあるので評価を割り引きました。一発があるならテンショウスズラン、馬体重に悩んでいた馬がここにきて攻め強化。当日大きく身体を減らさないようであれば変身の可能性があります。

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