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荒尾遠征も終盤戦、3日は豪華番組

 水沢所属馬の荒尾遠征は、皆勤の馬で4出走目に入っています。次週にも出走する可能性はありますが、岩手での場外発売は3月3日が最後となる予定です。

 3月3日の荒尾競馬は特別4レース。通常編成のA級特別「阿蘇根子岳カップ」、3歳の「北海道産馬特別」に加え、騎手交流の「ウインタージョッキーズ」競走2鞍が組まれました。ここには、荒尾滞在中の村松学菅原俊吏両騎手と地元荒尾の尾林幸彦、杉村一樹、吉田隆二、吉留孝司騎手(リーディング4名)に加え、北海道代表として宮崎光行騎手と山口竜一騎手(佐賀に短期所属中)、佐賀からも鮫島克也、山口勲騎手が参戦し、ちょっと見ることのできない豪華メンバーになりました。

 さらに掘り下げれば尾林、杉村両騎手は中津競馬出身、山口竜一騎手は宇都宮競馬出身、そして菅原俊吏騎手はオーストラリアデビュー。それぞれが所属地を変えながら頑張っており、現在の地方競馬を象徴するような顔ぶれでもあります。

 昨年は急に決まったスケジュールということもあり、岩手での場外発売が少なかった冬の荒尾競馬でしたが、今年は水沢所属馬の遠征に合わせて発売日数が増加。もちろんその効果は絶大で、遠征一開催目の1月20、21日などはM&Kジョッキーズカップも行われて、場外発売が行われた水沢競馬場では競馬新聞が全紙早々に完売するという盛況になりました。馬券売上の方も見込みをかなり上回る数字だったとのこと。厳しい経済状況とはいえ、興味を引くレースであればファンの皆様に足を運んでいただけるということを証明しました。今後もファンの期待に応えられる番組や、場外発売のスケジュール作りに期待したいところです。

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 その荒尾へ遠征していた皆川麻由美騎手が、一足先に水沢へ帰ってきました。

皆川
 「いろいろおいしいものを食べてきましたよー、クツゾコ(舌平目の一種)だとかね・・・(後略)」、有明海の海の幸をふんだんに食べてきたようです。岩手沿岸部の魚とはまた趣が違うはずで、想像するだけで腹が空いてきました。

 他の若手ジョッキーが冬場に遠征するのを横目に、「自分も行きたい」と何年も前から思い続けていた皆川騎手が念願叶っての荒尾遠征。水沢所属馬だけでなく、「手伝った分だけ乗せていただけたので・・・」と荒尾所属馬にも騎乗して勝ち星を上げていましたが、「他にも勝てるチャンスはあったんですが・・・」と慣れない荒尾競馬の流れにも戸惑っていた様子。それでも相当数の騎乗機会があったことを今後に大きく生かして欲しいと思います。

 そうこうしているうちにまた声が掛かり、次の馬の調教に飛び出していきました。

み2



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  1. 2009/03/03(火) 00:00:00|
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