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いよいよ今週はA級馬が登場、2鞍の展望

 開幕2週目を迎える水沢競馬は、いよいよA級馬が登場します。開幕に間に合わない馬が多かったここ数年と違い、今年はほとんどが春先順調。今回回避した馬も、次回の平成21年度岩手競馬開幕には顔を見ることができそうな雰囲気です。

 3月28日土曜日のメインは「5きげんテレビ3千回放送記念」(A級二組・1600m)。昨年好調の昇級馬も加わっていますが、ゴールデンクリークを中心に期待します。
 3月25日の本欄で「1に調教、2に調教・・・」としましたが、実は一番下の画像がゴールデンクリークで、これが今回の調教特注馬です。ひと冬を越してのリフレッシュ効果が感じられ、春先からまさに「走る気」を見せています。馬場適性も冬の馬場より乾いた力の要る馬場が合うということで、昨年春の初戦は同コースでテンショウベスト以下を6馬身ぶっちぎり。古馬A級格付後は3着が最高と壁に当たった印象も受けましたが、この春はあらゆる条件が好転しています。なによりも、岩手ダービーを勝った生え抜きの明け4歳馬だけに、これから古馬トップクラスでの活躍も望みたいところです。





 翌29日日曜日のメインは「社団法人水沢青年会議所杯」(A級一組・1800m)。回避馬もあって8頭立てになりましたが、メンバーは重賞の常連組が揃いました。春初戦ながら各馬の臨戦過程がなかなか良好と映るだけに、予想は実に難しくなりました。


カネショウエリート
 考えに考えての本命はカネショウエリート。重賞2勝は芝のきんもくせい賞と、不良ダートの桐花賞。まだトップクラスでは条件付きというところがあり、畠山信一調教師は常々「ダートでの瞬発力勝負では分の悪いところも・・・」と言い続けてきましたが、今回はそれを補える仕上がりにあると見ました。


サイレントエクセル
 今年は順調なシーズンインとなったサイレントエクセル。佐藤祐司調教師は「まだ少し重いかも・・・」とのことですが、3月2日の本欄で紹介したサイレント軍団はいずれも好仕上がりを見せているように思います。


ヤマニンエグザルト
 春、といえばその名前が出てくるほどに例年春先好調なのがヤマニンエグザルト。2005年4月のC3級戦は当然として、2006年(A1)、2007(A1)、2008年(A)も3月戦を勝って春の開幕戦を4連勝中。伊藤和調教師は昨年など「順調といっても一つ年を取ったからな」といっていたのですが、9歳となる今年の方が良いような手応えです。


 伊藤厩舎といえば、JRA4勝馬オメガエンドレスがここで転厩初戦を迎えます。昨年の秋に水沢へ来て、12月に発走調教試験は合格。馬場悪化もあって春まで待機していました。1600万クラスで好走していた馬ですが長期休養も挟んでおり、今回ソコソコやれるようであれば・・・という様子見のムードです。

オメガエンドレス


 カネショウエリート、ヤマニンエグザルト、サイレントエクセル、これに盛岡のオウシュウクラウンを含め4頭が本命候補でした。水沢1800mは枠順だけで予想印を変えなければならないほど外枠不利。この4頭の順序は枠順次第でガラリと変わるほどの力接近戦だと思います。


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「水沢深田のとってなんぼ」も読んでください


  1. 2009/03/28(土) 00:00:00|
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