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2歳の頂点、南部駒賞。強力北海道勢をワタリシンセイキが迎え撃つ

 11月16日は岩手競馬2歳ダートの最高峰レース、南部駒賞です。ワタリシンセイキが重賞連覇を狙って登場します。


ワタリシンセイキ

 若駒賞のレース終了後、三野宮調教師はホッと胸をなで下ろすポーズで筆者に心境を示してくれました。それもそのはずで、ワタリシンセイキはスタート直後に他馬と接触、落鉄のアクシデントも重なり道中は後方で反応も今一つ。直線はキッチリと抜け出してきたものの、安心してみていられるものではありませんでした。それでいて4馬身差ですから、現時点での能力、完成度の違いは明らかです。

 今年春の岩手競馬開幕前、阿部厩務員に「今年の期待馬だから写真撮っていってよ」と言われていた馬が、ついに2歳の頂点に立つチャンスを迎えました。今回は地元の代表として北海道からの遠征馬を迎え撃つ立場となります。結果を出せばその先には川崎の全日本2歳優駿など遠征のプランも見えてくることでしょう。


ダンストンジール
 ダンストンジールは若駒賞2着。直線一度は先頭に立ってワタリシンセイキを脅かすシーンがありました。成績にはムラがありますが、大きなブリンカーを見ても分かるように、まだまだ成長途上。2着は好走というよりは、素質馬が本来の力を見せはじめたという印象です。水沢コースは2戦して共に5着ですが、あまり気にはなりません。


 今年の南部駒賞は36回目ですが、重賞体系の流れからは、かつての「東北サラブレッド3歳チャンピオン」の流れをくむもの。東北サラブレッド3歳チャンピオンは1987年から1999年まで13回実施。2000年から南部駒賞(2001、2年は東北ジュベナイルチャンピオン南部駒賞)にその役割が移り、2004年からは地方全国交流競走となりました。地元岩手勢には決して分の良いレースではなく、この間通算21回実施のうち岩手所属馬は11勝となんとか過半数。新潟4勝、上山4勝、北海道2勝と遠征馬の強さの方が目につきます。今年は北海道からアラベスクシーズ、モエレオフィシャルの2頭が出走、十分通用すると考えた方がよいでしょう。


馬運車
 北海道からの馬運車は金曜日午前7時前に到着


 今回の成績を調べるにあたり、新潟や上山所属馬の強さを振り返るのは正直なところ辛いものを感じましたが、後ろ向きにばかりもなってはいられません。そういえば、2001年の南部駒賞で強い勝ち方を演じた上山のツルマルダンサーに騎乗していたのが関本淳騎手。レース後、ニヤリとした関本淳騎手に「印が少なすぎますよ…」と言われてしまったことを思い出しました。7年が経ち、関本淳騎手は地元岩手の代表としての登場。もちろんワタリシンセイキにはグリグリと印が付いています。再度インタビューすることになるかどうか、注目のスタートは15時15分です。



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